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トイレつまりは時間を問わず、急に発生します。しかし、トイレつまりは滅多に起こらないため、専用道具がなく、困ってしまう方も少なくありません。

 

そんなときに役立つのが、お湯です。特別な道具は不要で、お湯とバケツがあればトイレつまりが直る可能性があります。

 

そこで今回は、お湯を使ってトイレつまりを直す方法をご紹介します。すぐに試せる簡単な方法なので、トイレつまりを直す専用道具がない方はぜひお試しください。

お湯を使って直せるトイレつまりとは?

お湯でトイレつまりが直る可能性があるのは、以下のような水に本来溶ける物が原因のケースです。

  • トイレットペーパー
  • 排泄物
  • 嘔吐物
  • 「水に流せる」と書かれたシート類

こういった物なら、お湯でほぐれてスムーズに流れ、トイレつまりが直る可能性があります。

 

軽度なトイレつまりであれば、お湯ですぐに直ることもあるでしょう。

 

ただし、便器には水が溜まっているので、お湯を入れるとどうしても温度が下がります。便器内の水量や形状などでもお湯の効果は変わるため、必ずしもトイレつまりが直るとは限りません。

 

「自分でトイレつまりを直したい」という方は、以下の記事もご参考ください。

 

⇒【完全版】自分でできるトイレつまりの直し方を見てみる

お湯を使っても直らないトイレつまり

以下を便器に落としてトイレつまりが起こった場合は、お湯を流しても直りません。

  • お湯に溶けにくい物(おむつや生理用品など)
  • 固形物(スマホやおもちゃ、文房具など)
  • ペットのトイレ砂

お湯を流しても、トイレつまりの原因になっている物が便器や排水管の奥に移動するだけです。トイレつまりが余計に悪化してしまうため、お湯で直そうとするのは避けましょう。

 

なお、おむつや生理用品、ペットのトイレ砂は水を含んで膨張しやすいので、水もお湯も入れないでください。

 

お湯に溶けにくい物や固形物でトイレつまりが起こったら、自分で無理に取ろうとせず、業者に相談しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

お湯でトイレつまりを直すときの注意点は?

お湯を注いでトイレつまりを直す方法は簡単ですが、注意点もあります。

思わぬトラブルを起こさないために、次の2点に注意しましょう。

熱湯は使わない

便器は陶器製が多く、熱湯を入れるとヒビ割れする恐れがあります。熱湯は絶対に便器へ流さないでください。便器にヒビが入ると交換が必要になり、高い修理料金がかかるかもしれません。

 

便器に流すお湯は40~60℃、理想は45℃前後です。お風呂で熱めに感じるお湯が45℃前後です。

 

お湯を沸かす際は沸騰しないように注意しましょう。湯気が立ち始めた頃が40~60℃です。もし完全に沸騰した場合は、同量の水道水を混ぜれば50~60℃のお湯になります。

 

お湯を使うのが不安で、お湯以外でトイレつまりを直したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

 

⇒道具なしで自分でできるトイレつまりの解消法を見てみる

便器の水を通常の水位まで減らす

便器の水が多く溜まっている状態では、当然ながらお湯を入れると溢れる可能性があります。

 

また、水が多い分お湯がすぐにぬるくなってしまい、トイレつまりを直す効果が下がります。

 

便器内の水はバケツや灯油ポンプなどを使い、なるべく抜きましょう。目安としては通常時のトイレの水位辺りまで減らせると安心です。

もしバケツも灯油ポンプもなければ、紙コップやペットボトル、牛乳パックなどを代用できます。

 

ぞうきんや新聞紙があれば、水を吸わせて抜く方法もおすすめです。

お湯とバケツを使ってトイレつまりを直す手順


お湯とバケツを使い、次の手順でトイレつまりを直しましょう。

  1. 便器内の水をできるだけ抜く。
  2. 高い位置から排水口に向かって水を流す。
  3. 2で直らなければ、水を再び抜く。
  4. 水を流したときと同じように、お湯を流す。
  5. 1時間ほど放置する。
  6. 1時間後、バケツで水を流し、排水されるか確認する。

排水口に水やお湯を流すときは細い滝のように、細い幅で少し高い位置から流しましょう。トイレつまりが軽度なら水の勢いで直り、お湯を使わずに直る場合もあります。

 

また、トイレつまりの原因を溶けやすくするには、時間を置くこともポイントです。紙類や排泄物が柔らかくなるように、お湯を入れたら1時間ほど放置しましょう。

 

1時間ほど放置した後にバケツで水を流して排水されるようなら、トイレつまりが解消したといえます。

レバーでいきなり水を流すと溢れる可能性があるため、まずはバケツで少しずつ流れるか確認しましょう。

お湯でトイレつまりを直すのが不安なときの対処法

お湯でトイレつまりを直すときは40〜60℃のぬるま湯を使いますが、中には「お湯で便器が割れないか不安」という方もいるでしょう。

 

そんな方はお湯を使わない、以下の方法もおすすめです。お湯を流してトイレつまりが直らない方もぜひお試しください。

バケツで水を流してトイレつまりを直す

バケツで水を流すときの水圧でトイレつまりを直す方法です。

 

お湯を準備する手間もなく、すぐに試せます。バケツがなければ、鍋やヤカンなどを代用しましょう。

 

【バケツを使ったトイレつまりの直し方】

  1. バケツに水を入れ、トイレの高い位置から排水口に向けて勢いよく水を流す。
  2. 排水され、便器の水位が通常の位置に戻るまで水を数回流す。

水を流すときは細い滝のように、1~2cmほどの細い線を描くように流しましょう。

ビニール袋を使ってトイレつまりを直す

トイレつまりを直す道具として有名な「ラバーカップ(すっぽん)」のように、拳を動かす方法です。

 

拳が排水口に密着しない方はトイレつまりを直す効果が期待できないため、他の方法で直してみましょう。

 

【用意するもの】

【ビニール袋を使ったトイレつまりの直し方】

  1. ゴム手袋をはめた手に、ビニール袋を2枚かぶせる。
  2. 拳を排水口に当て、密着させる。
  3. 拳を押したり引いたりする。
  4. 押し引きを繰り返し、排水されたらバケツなどで水を流し、トイレつまりが解消したか確かめる。

ビニール袋が便器につまらないように、片方の手でビニール袋をつかみながら拳を動かしましょう。

ペットボトルを使ってトイレつまりを直す

ペットボトルもビニール袋を使う方法と同様、ラバーカップのように利用できます。手が小さいまたは大きい方は拳が排水口に密着しにくいため、こちらの方法を試すとよいでしょう。

 

【用意するもの】

  • 500mlペットボトル
  • ゴム手袋
  • ハサミやカッター

ペットボトルの底をハサミやカッターで3~4cm程度切ります。便器を傷つけないために、ペットボトルの切り口はなるべくきれいに整えましょう。

 

なお、切り取った底とフタは使用しません。

 

【ペットボトルを使ったトイレつまりの直し方】

  1. ゴム手袋をはめてペットボトルの口を指で塞ぎ、下側を排水口に差し込む。
  2. ペットボトルを押したり引いたりする。
  3. 排水されたらバケツなどで水を流し、トイレつまりが解消したか確かめる。

ペットボトルを押し引きすると水がはねる可能性があるため、床に新聞紙やビニールシートなどを敷くと安心です。

お湯を使ってもトイレつまりが直らないときは

お湯を流しても対処法を試してもトイレつまりが直らない場合は、つまりが重症化している可能性があります。また、トイレつまりの原因が水に本来溶ける物ではなく、他にあるとも考えられます。

 

お湯を流してもトイレつまりが直る気配がないときは、早めに業者へ相談しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレつまりのご相談を24時間365日承っております。

 

最短30分で駆けつけ、経験豊富なスタッフがすぐさまトイレつまりを解決いたします。ご相談やお見積もり、出張費はかからないため、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.09.03

トイレの水漏れ・つまり修理を業者に依頼した時の料金相場と安くする方法、注意点をご紹介します。

 

トイレ修理の料金は症状や原因によって変わります。安く済ませたくても、広告やホームページに「格安」と書いている業者がボッタクリ請求をする悪徳業者の可能性もあり、注意が必要です。

 

そこでこの記事では、トイレ修理を業者に依頼する際の料金相場と安くする方法をまとめました。トイレ修理を安い料金で行う業者をお探しの方は、ぜひご覧ください。

トイレ修理を業者に依頼する症状・原因

トイレ修理を業者に依頼するケースは、次のような症状・原因です。

トイレ修理業者を選ぶ前に、当てはまるかどうかチェックしてみてください。

原因が分からない

トイレはたくさんの部品で作られています。トイレつまりや水漏れが起こっても、どこに原因があるのか分からないこともあるでしょう。

 

中でも、タンクは

  • オーバーフロー管
  • フロートバルブ
  • 浮き玉

など複数の部品があり、原因が分かりにくい場所です。

 

また、排水管や便器の奥は業者でなければ確認が難しく、もしトラブルの原因になっていても分かりにくいでしょう。

 

トイレ修理を業者に依頼すれば、現場を確認し、原因を特定します。トイレは日常的に使う場所です。原因をしっかりと把握するためにも、業者に相談しましょう。

自分で修理したが解決できない

「たぶんこう修理すれば直るだろう」と適当にトイレ修理をしてしまうと、部品の接続不良などでトラブルが大きくなるケースがあり、注意が必要です。

 

間違った方法でトイレ修理を行うと、安いどころか高くつくこともあります。マンションやアパートでトイレの水漏れが重症化すれば、下の階にも悪影響を与える可能性があるでしょう。

 

自分でトイレ修理をしても解決できなかった場合は、業者に相談してください。

 

トイレの床や壁にも被害が及ぶと、修理料金は余計に高くなります。早めに業者へ連絡することをおすすめします。

便器の水が溢れそう

便器の水位が上がり、元の水位に戻るまで時間がかかる場合は、トイレつまりが発生していると考えられます。

 

水が溢れそうなら、便器または排水管の奥で何かがつまってしまい、トイレつまりが重症化している可能性があります。なるべく早めに、業者にトイレ修理を頼みましょう。

 

便器の水が溢れそうな場合は止水栓を閉め、バケツや灯油ポンプなどを使って水をくみ出しましょう。なお、止水栓はトイレの壁や床にあり、時計回りで閉まります。

 

くれぐれも、水位が上がっているときに水を流さないでください。水が溢れる他、トイレつまりが悪化する可能性もあるでしょう。

便器や排水管の奥に物が落ちた

便器や排水管の奥に次のような物を落とし、トイレつまりが発生することもあるでしょう。

  • スマホ
  • おもちゃ
  • ハンカチ
  • タオル
  • メモ帳やボールペンなどの文房具
  • おむつ
  • 生理用品

もしトイレに物を落として取れないときは業者に連絡し、取り出してもらいましょう。

 

便器や排水管の奥で何かがつまったままでは、トイレットペーパーや排泄物がつまり、状況が悪化する恐れがあります。

 

落とした物を無理やり取るのは控え、業者に相談してください。無理に取ろうとすると便器や排水管に傷がつく可能性があり、場合によっては破損するかもしれません。

ウォシュレットの不具合

ウォシュレットは電化製品で、経年劣化による不具合が生じることがあります。製品によりますが寿命は7~10年程度で、10年をこえると故障に注意しなければなりません。

 

ウォシュレットは自分では修理できず、メーカーまたは業者しか修理できないものが大半です。市販されていない部品も多くあります。

 

ウォシュレットの電気回路に水がかかれば、感電や火災が起きる可能性があり、大変危険です。ウォシュレットの不具合が見つかったら、電源プラグを抜いて、メーカーや業者に相談しましょう。

 

機種によっては、自分で部品を交換できるウォシュレットもあります。しかし、「自分で交換するのは難しい」と思ったら業者に修理を任せましょう。

便器のヒビ割れや破損

便器のヒビ割れや破損は、便器の交換で修理するケースがほとんどです。業者に相談しましょう。

 

小さなヒビ割れなら、補修テープやパテで解決できることもあります。しかし、ヒビ割れを完全に修理したわけではないため、あくまでも応急処置として利用しましょう。

 

なお、便器と床の間から水漏れが発生している場合は、以下の可能性も考えられます。

  • 便器の設置不良
  • 排水管の不具合

どちらのケースも自力で修理するのは難しいため、業者に依頼しましょう。

 

トイレの床の水漏れについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご参考ください。

 

⇒トイレの床の水漏れの原因・対処法を見てみる

トイレ修理を業者に頼んだ際の料金相場

トイレ修理の料金は、業者や作業内容などによって異なります。

安いのか高いのか判断できるように、トイレ修理の料金相場をご紹介します。

基本的な料金の相場

トイレ修理を行う業者によっては、広告やホームページに「トイレのトラブル1,000円」と記載している業者もいます。

 

「安い」と思うかもしれませんが、実際は1,000円程度では修理できません。一部の料金を記載し、安く見せているだけです。

 

業者にトイレ修理を任せる場合、料金は以下を合計した金額が一般的です。

  • 基本料金
  • 作業料金
  • 部品代

基本料金はどのトイレ修理でも発生し、作業料金と部品代は修理する内容や部品などによって変動します。

つまり・水漏れのトイレ修理の料金相場

トイレ修理の依頼で大変多い、トイレのつまりと水漏れの料金相場を以下にまとめました。

軽度なトイレつまりや水漏れであれば、トイレ修理は4,000円程度で済みます。

 

しかし、高圧洗浄や便器交換といった作業は大きな手間がかかるため、数万円と高額になります。

 

また、業者によっては出張費が上乗せされます。営業所が遠くにある業者にトイレ修理を依頼するときは注意しましょう。

 

夜間・深夜にトイレ修理を頼んだ場合、別途料金がかかる業者もあります。3,000〜10,000円の夜間・深夜料金がかかれば高くつくため、注意しましょう。

 

トイレつまり修理の料金相場は、以下で詳しく取り上げています。ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒トイレつまり修理の料金相場を見てみる

トイレ修理の料金事例

実際のトイレ修理の料金を知りたい方のために、『クリーンライフのトイレ修理の料金事例』をご紹介します。

トイレつまり修理の料金事例

軽度なトイレつまり 5,500円
高圧ポンプ使用 5,500円
ドレンクリーナー使用 16,500円〜
高圧洗浄機使用 27,500円~

トイレ水漏れ修理の料金事例

トイレの水漏れ 3,300円
ボールタップ交換 8,800円
フロートバルブ交換 8,800円
上水栓交換 13,200円
タンクレバー交換 8,800円
給水管交換 13,200円
トイレの蛇口交換 13,200円
フレキ管交換 8,800円
薬品洗浄 8,800円
タンクの交換 16,500円

その他の交換を伴うトイレ修理の料金事例

洋式トイレ脱着工事費 33,000円
ウォシュレットの取替・取り付け・脱着 16,500円
便器の交換 33,000円

※上記の料金は目安で、トイレの状況や部品の種類などによって料金は変動します。作業スタッフが現場で状況を確認し、最終お見積もりを提示いたします。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレ修理を業者に安く頼むコツ3つ

トイレ修理を業者に頼むと、安くても4,000円程度、高い場合は10万円近くかかります。

「修理料金を少しでも安くしたい」という方は、ぜひ次のコツを意識してみてください。

割増料金や出張費を避ける

業者を呼ぶと夜間や祝日の割増料金、出張費が別途必要になることがあります。

 

割増料金も出張費も、トイレ修理には直接関係のない料金です。日中に修理を依頼したり、自宅近くの業者を呼んだりし、余分な料金が発生しないようにしましょう。

 

業者や依頼する時間によっては、夜間の割増料金や出張費だけで3,000~10,000円かかってしまいます。

キャンペーンの割引で安くする

トイレ修理を受け付けている業者の中には、キャンペーンを実施している業者もいます。

  • 初回限定割引
  • 「ホームページを見た」と伝えれば割引
  • 7日前に予約すれば10%OFF

このようにさまざまなキャンペーンがあるので、条件に合うものがあれば積極的に利用し、トイレ修理の料金を抑えましょう

 

簡単な条件で2,000〜3,000円ほど安くなる、お得な割引を用意している業者もあります。ホームページにキャンペーン情報が書かれているケースが多いため、業者選びの際はぜひチェックしてみてください。

早めにトイレ修理を依頼する

トイレのトラブルが悪化してしまうと、修理の手間が増える分、料金は高額になります。

 

料金を安くするには、早めに業者へトイレ修理を依頼することもポイントです。

 

軽度のつまりや水漏れも、油断してそのまま放置すれば悪化する可能性があります。早いうちにトイレ修理を依頼し、安い料金で済ませましょう。

トイレ修理料金が安すぎる業者の注意点

トイレ修理を行う業者の中には「安い」と宣伝していても、実際は相場と大きくかけ離れた、ボッタクリ請求をする悪徳業者も紛れ込んでいます。

トイレ修理を業者に安く依頼したいときは、以下の点に注意しましょう。

記載された言葉を信じ込まない

トイレ修理業者の広告やホームページに、

  • 地域最安値
  • 格安

と記載されているのを見たことがある方もいるでしょう。

 

しかし、トイレ修理の依頼を増やすために目立つような記載をし、地域最安値や格安の証拠を提示していない業者が大半です。

 

「安い」と思ってもすぐにはトイレ修理を依頼せず、まずは見積もりで料金をきちんと確認しましょう。

 

また、「〇〇無料」と大きく書いていても、小さな文字で料金がかかるケースを書いている業者もいます。記載された言葉を安易に信じないよう、くれぐれも注意してください。

急かす業者は選ばない

業者にトイレ修理を依頼する場合、相談しなければなりません。

 

相談した際に、

  • 今修理しないともっと悪化する
  • 今なら半額
  • 今すぐ修理すれば安い

と急かす業者がいます。

 

トイレの止水栓を閉めれば、すぐにトラブルが悪化することは滅多にありません。トイレ修理を急かす業者を選ぶのは避けましょう。

 

また、料金の安さだけを理由にトイレ修理を急かす業者もおすすめしません。焦らせて強引に契約を取ろうとしている可能性があります。正式にトイレ修理を依頼するかどうかは、見積もりの金額を見てから判断しましょう。

トイレ修理を任せる業者を探すときのポイント

トイレ修理を安い料金で業者に依頼したいときは、優良な業者を探すことも大切です。

悪徳業者を選ばないように、以下のポイントに気をつけましょう。

水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店の正式名称は「指定給水装置工事事業者」といいます。

 

適正に給水装置工事を行えると、水道局から認められた業者です。以下のような複数の条件を満たすと、指定を受けられます。

  • 工事に必要な機器を所有する
  • 給水装置工事主任技術者がいる

違反行為をすれば水道局から指定を取り消される場合があるため、悪徳業者の可能性は低いでしょう。

 

ただし、水道局指定工事店なら料金が適切とは限りません。どの業者であっても、トイレ修理を依頼するときは見積もりを必ず確認しましょう。

複数の業者に見積もりを依頼

1社の業者の見積もりだけでは、トイレ修理の料金が安いのかどうか判断するのは困難です。複数の業者に見積もりを依頼し、料金を比較しましょう。

 

複数の見積もりを確認すれば、以下のメリットがあります。

  • 1番安い業者を自分で確かめられる
  • 値下げ交渉しやすい
  • 悪徳業者に気づきやすい

他社が提示した金額をもとに「〇〇(業者名)の見積もりでは△△円なので、もっと安くなりませんか?」と交渉しやすくなります。少なくとも3社に見積もりを依頼するのがおすすめです。

見積もりは作業項目も確認

業者にトイレ修理の見積もりを依頼した際、料金に注目しやすいですが、作業項目もしっかり確認しましょう。

 

トイレ修理の料金は、実際に行う作業で決まります。見積もりには作業項目も書かれているか確認してください。

 

見積もりに料金だけを記載し、作業項目を一切書いていない業者は避けましょう。

 

見積もりでは以下も確認してください。

  • 料金は相場と大きな差がないか
  • 作業内容を丁寧に説明するか
  • 質問にきちんと回答するか

作業内容の説明が曖昧など、もし不審に感じることがあれば、他の業者に相談しましょう。

トイレ修理を業者に依頼したいときは

トイレ修理の料金は業者、トラブルの原因などで変わります。

 

「地域最安値」「無料」といった言葉にだまされず、安いかどうかは見積もりを見てから判断しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレ修理のご相談を承っております。

 

24時間365日対応し、お見積もりは電話やメール、LINEにて無料で受け付けています。明朗会計で料金をご提示しているため、初めての方もお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.08.24
2022.01.14

トイレは使う頻度が高いため、つまりや水漏れなどのトラブルが発生しやすい場所です。

 

トラブルが発生してトイレ修理を業者に頼む際、やはり気になるのは料金でしょう。トイレ修理の料金は業者、トラブルの原因や度合いなどによって異なります。

 

そこで今回は、トイレ修理の料金相場をご紹介します。料金相場を知ると、見積もりの金額が安いのか高いのかすぐに判断できるようになります。

 

実際の料金事例、料金を安くする方法や自分でトイレ修理する際の料金相場もお伝えするので、ぜひご覧ください。

トイレ修理を業者に依頼するケース

トイレのトラブルといっても、さまざまなケースが考えられます。

以下に該当する場合は、トイレ修理を業者に依頼しましょう。

原因が分からない

トイレには多くの部品があるため、トイレつまりや水漏れが発生しても、どこが原因なのか分からないケースもあります。

 

特にタンクの中にはフロートバルブやボールタップ、オーバーフロー管などいろんな部品で構成されているので、原因が分かりにくいでしょう。

 

また、以下は自分で確認するのが困難な場所です。

  • 排水管
  • 便器の奥

業者にトイレ修理を頼めば点検を行い、どこがトラブルの原因なのか突き止めて修理します。トイレは日常生活で頻繁に使うので、はっきりとした原因が分かれば安心です。

自分で修理しても直らない

自分でトイレ修理をして解決できないときは、すぐさま業者へ相談しましょう。

 

間違った方法で修理したまま放置すると、トラブルが悪化してしまいます。マンションやアパートのトイレで水漏れが悪化すれば、下の階にも水漏れが拡大する恐れもあります。

 

トイレのトラブルが軽度なうちに、業者へ相談してください。

 

また、トラブルが悪化するとトイレ修理の作業が増え、修理料金が高くなる可能性があり、注意が必要です。

便器の水が溢れそう

便器の水位が下がらず、なかなか元の水位に戻らないときは、排水管や便器の奥で何かがつまっている可能性があります。

 

水が溢れそうであれば、つまりの原因が流れず、重度なトイレつまりが発生しているかもしれません。なるべく早く業者に相談し、トイレ修理を依頼しましょう。

 

水が溢れそうなときはトイレの止水栓を閉め、バケツや灯油ポンプなどで便器内の水をくみ出してください。止水栓はトイレの床や壁にあり、右回り(時計回り)で閉まります。

 

なお、水位が上がった状態で水を流さないでください。水が溢れるだけではなく、トイレの状況が悪化する恐れもあります。

便器の奥に物を落とした

便器の奥にスマホやおもちゃなどを落とし、トイレつまりが発生したときは、業者に落とした物を取ってもらいましょう。

 

便器や排水管の奥に固形物が引っかかった状態では、トイレットペーパーや排泄物がつまってしまい、トイレつまりがもっと悪化する可能性があります。

 

なお、便器の奥に落とした物を強引に取ろうとするのは控えてください。便器や排水管が破損したり、傷がついたりする恐れがあります。

ウォシュレットが故障している

ウォシュレットは電化製品で、寿命はおよそ7~10年です。10年ほど経つと故障する可能性が高くなります。

 

ウォシュレットは一般的なトイレとは異なり、自分では修理できないケースが多くあります。量販店で取り扱っていない部品が必要な場合は、メーカーや業者に修理を頼むしかありません。

 

また、ウォシュレットは電気回路があり、水がかかると感電や火災を招く恐れがあります。もしウォシュレットの故障に気づいたら、電源プラグを抜き、メーカーや業者に相談してください。

 

なお、機種によっては、自分でパッキンやノズルを交換できるウォシュレットもあります。ただし交換が難しいと感じたら無理はせず、修理業者に相談しましょう。

便器が破損している

便器のヒビ割れや破損で水漏れしているときは、便器を交換して修理することが多いため、業者に相談しましょう。

 

「補修テープで修理できる」と思う人もいるかもしれませんが、根本的な解決とはいえません。補修テープを使う場合はあくまでも応急処置に留め、便器の修理は業者に頼みましょう。

 

また、便器と床の間から水漏れしているケースでは、以下の原因も考えられます。

  • 便器の設置不備
  • 排水管のトラブル

どちらも自分で修理するのは非常に難しいので、業者に相談してください。

 

なお、トイレの床の水漏れについては、以下の記事で詳しくまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒トイレの床の水漏れの原因・対処法を見てみる

症状別のトイレ修理の料金相場まとめ

トイレ修理の料金体系は業者によって異なりますが、一般的には以下の合計が修理料金です。

  • 基本料金
  • 作業料金
  • 部品代

基本料金はどのトイレ修理でもかかる料金です。作業料金と部品代は、トラブルの度合いや原因、交換する部品などで変わります。

 

トイレトラブルの中でも非常に多い、トイレつまりと水漏れの料金相場をまとめました。見積もりを確認する際、ぜひお役立てください。

つまりによるトイレ修理の料金相場

トイレつまりの修理は複雑な作業や大がかりな工事がなければ、約8,000~20,000円が相場です。

 

軽度なトイレつまりなら、相場よりも安い料金で済むケースもあります。

 

ただし、便器の奥や排水管の奥に何かつまり、便器の取り外しが必要な場合は約3~5万円かかるため、注意してください。便器の取り外しは技術が必要で、大きな手間がかかり、料金相場は高くなっています。

 

トイレつまり修理の料金相場については、以下の記事をご参考ください。

 

⇒トイレつまり修理の料金相場を見てみる

水漏れによるトイレ修理の料金相場

水漏れの発生した場所、原因などにより、トイレ修理の料金相は違います。

 

たとえば、以下のように修理料金の相場が違うため、1万円ほど差が生じる場合もあるのです。

  • パッキン交換の料金相場:4,000~5,000円前後
  • ウォシュレットの水漏れ修理の料金相場:15,000~20,000円前後

水漏れによるトイレ修理の料金を総合すると、約25,000円~が相場です。トイレつまりと同様に、症状が軽ければ安くなります。

 

ただし、水漏れが悪化して床が傷んでしまうと、床の補修や張り替えまで必要になり、さらに高額な修理料金がかかります。

 

トイレの床の張り替えは、2〜4万円ほどが相場です。選ぶ床材によって相場は大きく異なります。

  • クッションフロア:2〜4万円ほど
  • フローリング:3〜6万円ほど
  • フロアタイル:3〜5万円ほど
  • タイル:4.5〜12万円ほど

修理料金を抑えるためにも、トイレの水漏れに気づいたら早めに業者へ相談しましょう。

 

⇒トイレ水漏れ修理の料金相場を見てみる

トイレ修理を業者に依頼した際の料金事例

トイレ修理にかかる料金をイメージしやすいように、『クリーンライフ』の修理料金をご紹介します。

トイレつまり修理の料金事例

軽度なトイレつまり 5,500円
高圧ポンプ使用 5,500円
ドレンクリーナー使用 16,500円〜
高圧洗浄機使用 27,500円~

トイレ水漏れ修理の料金事例

トイレの水漏れ 3,300円
ボールタップ交換 8,800円
フロートバルブ交換 8,800円
上水栓交換 13,200円
タンクレバー交換 8,800円
給水管交換 13,200円
トイレの蛇口交換 13,200円
フレキ管交換 8,800円
薬品洗浄 8,800円
タンクの交換 16,500円

その他の交換を伴うトイレ修理の料金事例

洋式トイレ脱着工事費 33,000円
ウォシュレットの取替・取り付け・脱着 16,500円
便器の交換 33,000円

※上記の料金は目安で、トイレの状況や部品の種類などによって料金は変動します。作業スタッフが現場で状況を確認し、最終お見積もりを提示いたします。

トイレ修理の事例

トイレ修理の実際の事例も、あわせてご紹介しましょう。

  • ウォシュレットノズルの修理:8,640円
  • フロートバルブの交換:11,000円
  • ローポンプ作業で異物取り出し:15,120円
  • ボールタップや金具の交換:27,500円
  • 便器脱着で異物取り出し:74,800円

トイレ修理で交換する部品、トイレつまりや水漏れの度合い、便器の取り外しなどで料金は大きく違います。実際の料金事例ではありますが、あくまで参考程度にご覧ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレ修理の料金を安くするコツ3つ

トイレ修理の料金相場は安くても4,000〜5,000円、便器の取り外しや床の張り替えも必要になればさらに高額な料金がかかります。

 

トイレを使うために必要な修理とはいえ、「予定外の出費にあまりお金をかけたくない」という人が大半でしょう。

 

そこでここでは、トイレ修理の料金を安くするコツを3つご紹介します。

トラブルの悪化を避ける

トイレのトラブルが悪化すると修理の作業が増えたり、特殊な作業が必要になったりし、料金は高くなってしまいます。

 

症状が軽いうちに業者へ連絡し、早めにトイレ修理を済ませましょう。

 

少しの水漏れ、軽度なつまりでも、放置してしまうと悪化する可能性があります。早く業者に相談すれば安い料金で済みますし、きちんと修理が終わって安心してトイレを使えます。

修理に直接関係ない料金を減らす

近くに業者の営業所がなければ、出張料金がかかることもあります。トイレ修理を行う現場へ向かうために有料道路を利用した場合、出張料金は割高になるでしょう。

 

また、早朝や夜間、土日祝日にトイレ修理を頼む場合は、割増料金に注意が必要です。高いときは5,000円以上の割増料金がかかります。

 

出張料金や割増料金といった、トイレ修理に直接関係のない料金はなるべく減らしましょう。

 

緊急時でどうしても早朝や祝日などにトイレ修理を依頼しなければならないときは、出張料金や割増料金が0円の業者を選ぶことをおすすめします。

キャンペーンを活用する

業者によっては、お得なキャンペーンを開催しています。キャンペーンの適用条件、割引される料金は業者によってさまざまです。

  • 「ホームページを見た」と伝えるだけで割引
  • 初回限定割引
  • 早めの予約で○%割引

キャンペーンを利用すれば、「トイレ修理は思っていたよりも安かった」という場合もあります。

中には2,000〜3,000円割引されるキャンペーンもあるので、条件に当てはまる人はぜひ利用しましょう。

トイレ修理を業者に依頼するときのポイント

残念ながら、トイレ修理を行う業者がすべて親切で、料金が適切とは限りません。ボッタクリ料金を請求する悪徳業者も潜んでいます。

 

悪徳業者を選ばないために、トイレ修理を業者に依頼するときのポイントをご紹介するので、業者選びの前にぜひ確認してみてください。

水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店とは「指定給水装置工事事業者」のことです。

 

水道局から、給水装置工事を適切にできると認められた業者を指します。水道工事に関する知識や技術を持ち、信頼性の高い業者です。

 

違反行為をすると指定を取り消しまたは停止される場合があるので、悪徳業者の可能性は低いといえるでしょう。

 

しかし、水道局指定工事店の修理料金が一概に適切とはいえません。相場より高い可能性もあるため、どの業者でも見積もりは確認しましょう。

複数の業者に見積もりを頼む

トイレのトラブルの原因によっては、やむを得ず相場よりも修理料金が高くなることもあります。

 

しかし、1社だけの見積もりでは、トイレ修理の料金が適正かどうか分かりません。

 

トイレ修理を頼む前に、まずは複数の業者に見積もりを依頼しましょう。見積もり金額に他社と大きな差がある場合、ボッタクリ業者と判断しやすいはずです。

 

また、見積もりを依頼したときに

  • 今すぐ修理しなければ大変なことになる
  • すぐに便器を交換する必要がある

などと言って焦らせる業者は選ばないでください。

 

今すぐトイレ修理が必要なケースは稀です。止水栓を閉めればトイレの水が止まり、被害を最小限に抑えられます。

 

不審に感じたら他の業者に相談してください。複数の業者に相談して見積もりを頼めば、本当に今すぐ必要な修理なのかどうかも分かるでしょう。

見積もりをこまかく確認

トイレ修理の見積もりは料金だけに注目せず、作業項目を確認することも重要です。

 

作業する内容でトイレ修理の料金が決まるため、見積もりには作業項目を記載します。見積もりに作業項目がなく、合計金額だけを記載する業者は、悪徳業者の可能性があります。

 

また、見積もりを確認する際は次の点にも注意しましょう。

  • 料金が相場と大きく変わらないか
  • 見積もりの内容をきちんと説明するか
  • 質問に丁寧に答えてくれるか

曖昧な説明や回答でトイレ修理をしようとする業者は、後で高額請求したり、手抜き工事をしたりする可能性もあり、注意が必要です。

トイレ修理を自分でできるケース

以下でお伝えするケースなら、自分でトイレ修理をできるかもしれません。

 

ただし、無理にトイレ修理するのはくれぐれも避けてください。修理できないときは速やかに業者へ相談しましょう。

トイレの部品の交換で直る

トイレの部品に不具合が生じた場合、部品によっては自分で交換できます。

 

次の部品はホームセンターやメーカーの通販サイトなどで購入し、交換できる可能性があるでしょう。

  • 各種パッキン
  • ボールタップ
  • フロートバルブ
  • 浮き玉
  • ウォシュレットのノズルや給水フィルター

ボールタップやフロートバルブ、浮き玉はタンクの部品です。タンクの中は複雑で、修理が難しいと思う人もいるかもしれません。

 

タンクに限らず、部品交換ができそうにないときは作業を中止し、業者に相談しましょう。

ナットの緩みを締める

トイレで水漏れしている際、ナットを締めるとすぐに解決することがあります。

 

ナットはトイレのさまざまな場所に付いているため、水漏れに気づいたらナットを確認してみましょう。

 

ナットは以下のような場所に付いています。

  • 給水管
  • 止水栓
  • 便器
  • タンク
  • ウォシュレット

もし手でナットが回るのであれば、緩んでいる状態です。モンキーレンチで締めて、水漏れが止まるか様子を見てみましょう。

軽度のトイレつまり

以下が原因で軽度のトイレつまりが起こったケースも、自分で修理できる場合があります。

  • 排泄物
  • トイレットペーパー
  • トイレに流せるシート

どれも本来は水に流れるため、まずは自分で修理してみるのもよいでしょう。

 

ただし、強引に水を流してしまうと状況が悪化し、水が溢れる恐れがあります。ラバーカップ(すっぽん)や真空式パイプクリーナーなどを使い、適切に修理しましょう。

 

自分でできるトイレつまりの直し方は以下で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒【完全版】自分でできるトイレつまりの直し方を見てみる

自分でトイレ修理をする際の料金相場

自分でできるトイレ修理の料金相場は、使う道具によって異なります。

 

トイレ修理でよく使われる道具、その料金相場を以下にまとめました。

  • モンキーレンチ:100〜1,000円前後
  • 部品代:100〜5,000円前後
  • ラバーカップ(すっぽん):100~1,000円前後
  • 真空式パイプクリーナー:1,000~2,000円前後
  • 重曹:100~400円前後

もっと安くトイレ修理を済ませたいときは、バケツで水やぬるま湯を流したり、ビニール袋で直したりする方法もあります。

 

お使いのトイレによっては、5,000円以上の部品が必要なケースもあり、注意が必要です。

 

しかし、トイレ修理を自分で行う機会は滅多にないため、時間がかかり、結局直せないケースも少なくありません。

トイレ修理の方法をよく分からないまま作業してしまい、トラブルが悪化し、始めから業者にトイレ修理を任せた方が安いこともあります。

トイレ修理を業者に依頼したいときは

トイレのトラブルはいろいろな原因が考えられるため、修理したいときは業者に相談すると的確です。

 

トイレ修理の料金は相場だと少なくとも約4,000円以上かかりますが、早めに業者へ相談すれば、安くなる可能性があります。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレ修理を24時間365日受け付けています。

 

お見積もりは無料で、出張料金もかかりません。明朗会計をモットーに対応し、了承を得てから作業を開始いたします。トイレで何かお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.08.24
2021.09.03

水漏れはトイレでよく起こるトラブルです。しかし、トイレの水漏れ修理にどれぐらいの料金がかかるのか分からない方も多いでしょう。

 

トイレの水漏れ修理の料金は原因や修理の作業内容、業者などによって異なります。

 

中には悪徳業者もいるため、単に「安いから」という理由だけで水漏れ修理を頼んでしまうと、後で高額請求されるかもしれません。

 

そこで今回は、トイレの水漏れ修理の料金相場をご紹介します。どれぐらいの相場か知っておくと、悪徳業者かどうか判断しやすいので、ぜひ参考にご覧ください。

トイレの水漏れ修理を業者に依頼するケース3つ

まず、業者にトイレの水漏れ修理を頼むのはどんなケースなのか、お伝えします。

以下3つのいずれかに当てはまった場合は、早めに業者へ修理を依頼しましょう。

1.水漏れの原因が分からない

トイレの水漏れに気づいても、何が原因でどこから水漏れしているのか分からないこともあります。

 

水漏れの原因が分からないときは、

  • トイレの床下の排水管
  • 壁の内側の配管

で水漏れが発生しているとも考えられます。自力での確認が難しいため、便器やトイレタンクを見ても原因を見つけられません。

 

トイレの水漏れを放置すると、床の修理も必要になる可能性があります。被害が大きくなる前に、早めに業者へ相談しましょう。

2.自分で修理できない

トイレの水漏れを自分で修理できないときも、早めに業者へ相談してください。

 

マンションやアパートといった集合住宅でトイレの水漏れを放置すると、下の階にも被害が及ぶ恐れもあります。

 

被害を最小限に抑えるためにも、自分で修理できないと判断したらなるべく早く業者に修理を依頼しましょう。

 

なお、自分で修理したとしても、以下の場合はトイレの水漏れを解決できていません。

  • 取り付ける部品を間違った
  • 水漏れ補修テープで修理した

 

こういった修理では、水漏れが悪化したり、再発したりする可能性があります。悪化すると修理料金がかさむため、早めに対処しましょう。

3.ウォシュレットから水漏れしている

ウォシュレットの水漏れは自分では修理できないケースが大半です。

 

ウォシュレットの修理は専門的な技術や知識が必要で、自分で修理することを推奨していないメーカーもあります。水漏れが起こった場所によっては、市販されていない部品が必要になります。

 

また、ウォシュレットの電気系統に水がかかると、感電や火災が発生する可能性もあり、大変危険です。自分で修理しようとすると壊れたり、悪化したりする可能性もあります。

 

安易に修理しようとせず、ウォシュレットの水漏れに気づいたら止水栓を閉め、電源を抜きましょう。止水栓を閉める方法は、後ほどご紹介します。

トイレ水漏れ修理でかかる基本的な料金相場

「トイレのトラブル1,000円」と書かれている広告を見たことがある方もいるでしょう。しかし、1,000円でトイレの修理が終わるのは稀で、安く見せるために一部の料金を書いているケースがほとんどです。

 

正確な料金を知りたいときは業者に見積もりを頼み、合計金額を確認しましょう。

 

トイレの水漏れ修理の料金は基本的に、以下の3つで構成されています。

  • 基本料金
  • 作業料金
  • 部品代

基本料金はほとんどの業者が設定し、どの修理でもかかる料金です。

 

作業料金は作業する内容によって違います。簡単な作業は安く、大がかりで難しい作業は高い傾向が見られます。

 

トイレの水漏れ修理はパッキンなど、部品を交換することもあります。部品ごとに料金が異なり、安いものであれば1つ数千円程度です。

 

また、早朝や深夜、休日に修理を頼むと、割増料金が発生する業者もあります。出張料金がかかることもあるので、注意しましょう。

原因・症状別のトイレ水漏れ修理の料金相場

トイレの水漏れ修理の料金相場は25,000円~ほどです。

 

しかし、水漏れの原因や症状によって料金が異なり、相場よりも安いケースもあります。

 

トイレの水漏れの原因や症状別に料金の相場をご紹介するので、原因が判明している場合はぜひ参考にしてみてください。

トイレつまりによる水漏れの修理の料金相場

トイレの水漏れの多くは、つまりが原因によるものです。

  • 大量にトイレットペーパーや排泄物を流した
  • スマホやおもちゃなどの固形物を落とした

こういった原因でトイレつまりが発生し、水漏れを招くケースは多々あります。
トイレつまりによる水漏れの修理を頼む場合、料金相場は8,000~20,000円程度です。

 

トイレつまりが重度であれば、便器を取り外して修理することもあります。便器を取り外す場合の料金相場は3~5万円、安くても1~2万円前後かかります。

給水管が原因による水漏れの修理の料金相場

トイレの水を流して給水管から水が出るようなら、給水管が原因で水漏れしていると考えられます。

 

築年数が古い、または居住年数が長い住宅やビルのトイレは、給水管が劣化し、水漏れが発生することがあります。

 

給水管から水漏れする場合、原因として多いのがパッキンの劣化です。

 

パッキンの交換だけなら4,000円~、給水管の交換は5,000円~が料金相場となっています。

タンク部品の不具合による水漏れの修理の料金相場

トイレタンクには

  • フロートバルブ
  • 浮き玉
  • ボールタップ
  • レバー

など、さまざまな部品があります。

 

タンクの部品が劣化したり、破損したりし、水漏れすることがあります。タンクを開けて部品に不具合が生じていないか、確認してみましょう、

 

業者に修理を頼むと、タンクを脱着するかしないかで料金が大きく変わります。

  • タンクを脱着せずに修理:6,000~15,000円程度
  • タンクを脱着して修理:11,000~30,000円程度

パッキンの交換だけなら、5,000円ほどで修理が終わるケースもあります。

便器の水漏れ修理の料金相場

便器のヒビ割れや破損で水漏れしている場合、補修ではなく、便器を交換するのが一般的です。

 

また、便器の配管の接続部分が劣化している場合も、便器を交換する可能性があるでしょう。

 

便器の交換にかかる料金は、およそ3~5万円が相場です。便器の種類で料金が変わり、高性能の便器に交換すると料金は高くなります。

 

便器の交換で注意したいのは、便器本体の料金です。便器本体の料金は約10~30万円かかるので、安く済ませたい方は古いモデルを選ぶとよいでしょう。

トイレの床から水漏れする際の修理の料金相場

トイレの床から水漏れしている原因は、以下が考えられます。

  • 便器と床をつなぐパッキンの劣化
  • 排水管の劣化

トイレの床から水漏れする場合、パッキンの交換といった簡単な修理なら5,000円前後が相場です。

 

排水管の劣化などで大がかりな作業が必要になると、5万円以上かかることもあります。

 

水漏れでトイレの床が傷むと床の張り替えも必要で、修理料金がより高くなってしまいます。

 

床の張り替えの料金は、以下が相場です。

  • クッションフロア:2~4万円程度
  • フローリング:3~6万円程度
  • フロアタイル:3~5万円程度
  • タイル:約4.5~12万円程度

トイレの床から水漏れしていると分かったら、床への被害が大きくならないうちに、なるべく早く業者へ連絡しましょう。

 

なお、トイレの床の水漏れについては、以下でより詳しくまとめています。トイレの床の水漏れにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒トイレの床の水漏れの対処法・修理の料金相場を見てみる

ウォシュレットの水漏れ修理の料金相場

ウォシュレットの寿命は7~10年ともいわれ、古くなると水漏れする場合があります。

 

ウォシュレットにはさまざまな部品があり、水漏れしやすいのは次の2ヶ所です。

  • 接続部分
  • ノズル

接続部分はパッキンの劣化、ナルトの緩みで水漏れすることがあります。ノズルの水漏れは故障や劣化が原因のケースが多く見られます。

 

ウォシュレットの水漏れ修理はノズル修理を含めて15,000~25,000円程度が相場、接続部分の修理は6,000~15,000円程度です。

 

ただし、ウォシュレットの多くは10年を過ぎると生産が終了し、メーカーに部品の在庫がない可能性もあります。部品がなく、ウォシュレットの交換が必要な場合は、2~5万円ほどかかります。

 

なお、ウォシュレットは電化製品で、電気系統が原因で水漏れしている場合は感電や火災の恐れがあり危険です。自分で修理するは避けて、業者に連絡してください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレ水漏れの修理料金を相場より安くする方法

トイレの水漏れ修理を業者に依頼すると、約25,000円〜が相場です。料金は安くても数千円、高ければ5万円以上かかるケースもあります。

 

相場よりトイレの水漏れ修理の料金を安くしたい方は、以下の方法を試してみてください。

延長料金や割増料金を避ける

トイレの水漏れ修理に時間がかかると、延長料金を請求する業者もいます。あらかじめ延長料金がない業者を選べば、修理の時間や追加請求を心配する必要がありません。

 

また、夜間や早朝、土日祝日に水漏れ修理を頼むときは、割増料金に注意しましょう。依頼する時間によっては以下のような割増料金がかかり、余分に高くなってしまいます。

  • 早朝・深夜は別途5,000円かかる
  • 祝日は料金が30%アップ

安くするには、出張料金がない業者を選ぶこともポイントです。出張料金は業者によって異なり、0円の業者もあれば、4,000円ほど請求する業者もいます。

割引が可能な業者を選ぶ

キャンペーンやクーポンなどで割引し、料金を安くしてくれる業者もいます。

  • WEB割引
  • 手数料無料
  • 初回限定割引

など、さまざまなキャンペーンがあるので積極的に利用しましょう。

 

中には、連絡時に「ホームページを見た」と伝えるだけで数千円安くなることもあります。後で割引できると知って後悔しないためにも、事前に業者のホームページをチェックし、利用できるキャンペーンがないか確かめましょう。

自分で修理する

トイレの水漏れを自分で修理すると、料金を大幅に抑えられます。

  • ナットを締める
  • 簡単な部品交換

こういった作業なら、自分で道具や部品をそろえ、修理できるかもしれません。

 

ただし、修理に失敗すると水漏れが悪化し、かえって高い修理料金を支払う可能性もあります。くれぐれも無理はせず、修理できないときは業者に相談しましょう。

 

自分でできるトイレ水漏れの修理方法は、以下でまとめています。「まずは自分で修理してみたい」という方はぜひ参考にご覧ください。

 

⇒【原因別】自分でできるトイレ水漏れの修理方法を見てみる

トイレの水漏れ修理で悪徳業者に騙されないコツ3つ

トイレの水漏れの状況によっては「急いで修理したい」という気持ちから、あまり時間をかけずに業者を選ぶ人もいるかもしれません。

 

しかし、修理業者の中にはボッタクリ料金を請求する悪徳業者も紛れ込んでいるため、注意が必要です。

 

悪徳業者に騙されないように、以下の3つのコツを念頭に置いてトイレの修理業者を選びましょう。

見積もりの作業項目を確認する

見積もりの料金は、トイレの水漏れ修理の作業内容によって決まります。

 

見積もりでは料金が安いか高いかだけではなく、作業項目もしっかり確認しましょう。

 

不要な作業を追加したと気づかれないように、請求書に合計金額だけを書く悪徳業者がいます。作業項目を記載していない業者を選ぶのは避けてください。

修理内容をきちんと説明するか

トイレの水漏れは、部品交換だけで修理が終わるケースも多々あります。

 

しかし、悪徳業者は軽度な水漏れでも

  • 便器を交換しないと直らない
  • 今すぐ工事が必要

などと言い、不要な作業を行おうとします。

 

優良な業者は原因の箇所や壊れた部品を実際に見せながら、「この部品が壊れて水漏れしているので、交換が必要」というふうに、きちんと説明します。

 

説明が適当な業者、はっきりと説明しようとしない業者は選ばないようにしましょう。

水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店とは「指定給水装置工事事業者」のことです。

 

給水装置工事を適切にできると水道局から認められた業者で、水道法にしたがって工事をします。

 

違反行為をした場合は指定を取り消されるケースがあるため、悪徳業者の可能性は低いといえるでしょう。

 

ただし、水道局指定工事店なら料金が安いとは限らないので、どの業者を利用するときも見積もりを確認しましょう。

トイレで水漏れが発生したときの応急処置

トイレの水漏れに気づいたら、状況を悪化させないことが大切です。

応急処置をご紹介するので、早めに対処し、水漏れの悪化を防ぎましょう。

止水栓を閉める

トイレで水漏れが発生したら、止水栓を閉めましょう。

 

トイレの水漏れのほとんどは、止水栓を閉めれば止まります。止水栓を閉めている間は給水されないため、落ち着いて業者を探せるでしょう。

 

止水栓はトイレの床や壁にあり、手で回せるタイプやドライバーで回すタイプなどがあります。どのタイプであっても、時計回りで閉まるものが大半です。

 

なお、トイレの止水栓を閉めれば、トイレだけ給水が止まり、洗面所やキッチン、お風呂などは普段どおり使えます。

補修テープを使う

給水管や排水管、便器からわずかに水漏れしている場合は、補修テープで一時的に水漏れを止められます。

 

補修テープはポタポタと水がたれている、軽度な水漏れのみ効果的です。勢いよく水が出ているときは補修テープで対処できません。

 

ただし、補修テープはあくまでも応急処置として使用し、水漏れを放置するのは避けましょう。

トイレ水漏れ修理を業者に相談したいときは

トイレにはタンクや便器、排水管など、いろいろな部品が付いています。トイレの水漏れ修理の料金相場はおよそ25,000円~ですが、水漏れしている部品や原因により、料金はこまかく異なります。

 

トイレの水漏れ修理の料金を相場よりも安くしたいときは、割増料金などの余計な料金を避け、お得な割引を用意している業者を選びましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレの水漏れ修理を受け付けています。

 

出張費やお見積もりの他、夜間・早朝割増、休日料金もすべて無料です。3,000円OFFのWEBキャンペーンも行っておりますので、ぜひご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.08.24

トイレつまりが重症であれば、便器を取り外して修理する可能性があります。

 

便器の取り外しは非常に大きな手間がかかるため、料金は高額になるケースがほとんどです。

 

初めて業者を利用する人は、便器取り外しにどれくらいの料金がかかるのか気になるでしょう。

 

そこで今回は、トイレつまり修理で便器取り外しをする際の料金相場をご紹介します。

 

どんなトイレつまりが起こると便器取り外しをするのかもお伝えするので、便器取り外しがそもそも必要かどうかも含め、確認してみてください。

トイレつまり修理で便器取り外しが必要なケース


業者にトイレつまりの修理を任せた際、必ず便器取り外しを行うわけではありません。

 

便器取り外しを行うケースを以下でお伝えしましょう。

トイレットペーパーや排泄物を大量に流した

トイレットペーパーや排泄物はトイレに流せるため、本来ならスムーズに流れます。

 

しかし、次のような行動でトイレットペーパーや排泄物、流せるシートなどを大量に流してしまうと、便器を取り外して修理する可能性があります。

  • 子供がトイレットペーパーで遊び、大量に流した
  • 溜まっていた便を一気に流した
  • 流せるシートを大量に使って流した

水に溶けるものであっても、便器へ大量に流せば、重度なトイレつまりを招いてしまいます。便器から修理を試みても直らない場合は、便器を取り外して修理します。

 

放置してトイレつまりが解消する場合もありますが、放置している間はトイレを使えません。近くにトイレを借りられるコンビニや公衆トイレがないときは、業者に相談し、修理を依頼しましょう。

 

なお、水位が上がったままで一切水が流れない場合、水に溶けない異物が落ちたとも考えられます。

水に溶けない異物を便器に落とした

不注意や子供のいたずらで水に溶けない異物を便器に落とし、トイレつまりが発生することもあります。

 

便器に落としやすい異物として、以下が挙げられます。

  • スマホ
  • メガネ
  • ハンカチ
  • タオル
  • おもちゃ
  • 生理用品
  • 紙おむつ
  • ボールペンやメモ帳などの文房具

便器から取り出せない位置に異物を落とした場合、便器取り外しを行い、トイレつまりを修理します。

 

水に溶けない異物は確実に取り出さないと異物周辺で他のものが引っかかり、トイレつまりが悪化する可能性があるため、注意が必要です。便器を取り外した後に排水口や排水管などをチェックし、原因となった異物を回収します。

 

また、ペット用のトイレ砂が堆積してトイレつまりが発生し、便器取り外しを行うケースもあるため、流さないことをおすめします。

便器取り外しが必要なトイレつまり修理の料金相場


業者によって料金に差がありますが、便器取り外しだけの料金は3~5万円ほどが相場です。安い業者だと1~2万円のところもあります。

 

便器取り外しでは

  • 便器内の水を抜く
  • 給水管やタンクのナットを外す
  • 床と便器の間のフランジパテをはがす
  • 便器を持ち上げる

などの作業を行います。

 

便器を持ち上げて取り外すのは簡単ではなく、大がかりな作業です。陶器製の便器が大半で、落とすと割れる恐れがあり、慎重に作業しなければなりません。高度な技術が必要なため、便器取り外しの料金はどうしても高額になります。

 

特に難しいのが、便器の取り付け作業です。もし取り付けに失敗して便器と床に隙間ができてしまうと、悪臭や水漏れにつながる恐れがあります。

延長料金や追加作業に要注意

便器取り外しの作業に時間がかかった場合、延長料金を取られることがあります。

 

お使いのトイレによっては便器取り外しに大変な手間がかかってしまうため、延長料金が発生するか事前に確認しておきましょう。

 

中には

  • 高額な延長料金を請求する
  • 勝手に追加作業をする

こういった悪質業者もいるため、注意しなければなりません。

 

「もし追加作業が必要なときは、作業前に伝えてほしい」とあらかじめ業者のスタッフに伝えましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまり修理で便器取り外しの他にかかる費用


トイレつまり修理では便器取り外しの他に、さまざまな費用がかかります。

 

一般的にかかるのは以下の費用です。

  • 基本料金
  • 作業料金
  • 部品代

便器取り外しの料金にこれらの費用を合わせた金額が、最終的な修理料金です。業者によっては、出張料金や割増料金なども別途かかります。

 

便器取り外しを除いた料金の相場は、8,000~20,000円ほどです。

 

便器取り外しが2万円と安くても、基本料金や作業料金が高く、合計すると4万円近くかかるケースもあります。「便器取り外しの料金が安い=修理料金が安い」とは一概に言えないため注意しましょう。

 

具体的な料金を知りたい方のために、『クリーンライフ』の便器取り外しやトイレつまり修理の料金をご紹介します。

軽度なトイレつまり 5,500円
高圧ポンプ使用 5,500円
薬品洗浄 8,800円
ドレンクリーナー使用 16,500円~
高圧洗浄機使用 27,500円~
洋式トイレ脱着工事費 33,000円
ウォシュレットの取替・取り付け・脱着 16,500円

※上記の料金は目安です。トイレつまりの状況や部品などにより、料金は変動します。

スタッフが現場の状況を確認した上で、最終お見積もりをご提示いたします。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまり修理の費用を安くする方法


トイレつまり修理で便器取り外しが必要だと、3〜5万円ほどかかります。基本料金や作業料金といった他の料金もあわせると、高いケースでは7万円ほどかかってしまいます。

 

修理料金は思わぬ出費のため、「できる限り安くしたい」と思うのが正直なところでしょう。

 

そこでここからは、便器取り外しの料金を安くする方法をご紹介します。

軽度なうちに修理を頼む

トイレつまりが軽度なうちに業者へ修理を頼めば、便器取り外しが不要になるケースもあります。

 

軽度のトイレつまりは便器を取り外すことなく、道具や機械を使って修理を行うため、料金は比較的安いです。

 

たとえば、トイレつまりが起きた状態で水を流してしまうと、水が溢れ、余計にトラブルが悪化する恐れがあります。トイレつまりを悪化させないように、強引に水を流すのはやめましょう。

余分な料金を増やさない

トイレつまり修理に時間がかかったり、追加作業が必要になったりすると、延長料金を求められる場合があります。

 

修理料金を抑えたい方は、延長料金や追加料金がない業者を選びましょう。

 

また、出張料金、夜間や早朝の割増料金を設定している業者もいます。出張料金や割増料金も0円の業者を選べば、余分な料金がかかりません。

 

ただし、便器を取り外した後に別の原因が判明し、やむを得ず追加作業が必要になるケースもあります。その場合は作業が必要な理由をたずねましょう。

キャンペーンや割引を利用する

便器取り外しは大がかりな作業でかなりの手間を要するため、料金を高く設定している業者がほとんどです。少なくとも1万円程度はかかるでしょう。

 

キャンペーンや割引を用意している業者を選ぶと、簡単に料金が安くなるので、おすすめです。

  • 「ホームページを見た」と伝えるだけで3,000円割引
  • 初回限定で料金20%OFF

こういった簡単な方法で料金が下がるキャンペーンもあります。初めて業者を呼ぶ方も、積極的に活用しましょう。

トイレつまりの修理業者を選ぶポイント3つ


トイレつまりの修理業者の中には、ボッタクリ料金を請求する悪徳業者も紛れ込んでいます。トイレつまり修理で便器取り外しを行う際、必要以上に料金を請求される可能性は否定できません。

 

悪徳業者を選ばないために、ここではトイレつまりの修理業者を選ぶポイントをお伝えしましょう。

複数の水道修理業者に見積もりを依頼

便器取り外しの料金は業者によって異なります。正確な料金は業者に見積もりを依頼し、確認しましょう。

 

複数の業者に見積もりを依頼すれば、料金を比較でき、どの業者が1番安いのか分かります。

 

他の業者の見積もりや料金相場よりも異常に見積もり金額が高い、または安いのであれば、悪徳業者と疑ってよいでしょう。

 

また、複数の業者の見積もりを取ると、「この業者の見積もりでは○円だった」と具体的な金額を伝えて値引き交渉しやすく、料金が安くなる確率がアップします。

 

見積もりで不明点があるときは、遠慮なく質問しましょう。質問しても回答が曖昧な場合は、他の業者に相談してください。

ホームページに記載された料金を確認

トイレつまり修理は便器取り外しを含め、ほとんどの作業料金が業者ごとに決まっています。ホームページに料金を記載している業者は明朗会計で、信頼性が高いといえるでしょう。

 

場合によっては、実際の料金とホームページに記載された料金に、大きな差が見られることもあります。「業者にトイレつまり修理を頼めば安心」とは思わずに、ホームページに載っている料金表をしっかり確認しましょう。

 

便器取り外しに高額な料金がかかることを悪用し、何十万円もボッタクリする業者もいます。トイレつまり修理に何十万円もかかることは滅多にありません。料金に納得できなければ、別の業者に相談しましょう。

説明不足の業者は避ける

トイレットペーパーを大量に流したり、異物を落としたりしたわけでもないのに、便器取り外しの作業をしようとする業者もいます。

 

優良な業者なら、

  • なぜ便器取り外しを行うのか
  • なぜこの作業が必要なのか

こういったことをきちんと説明します。

 

ろくに説明もせずに「便器を取り外すしかない」と一点張りの業者は悪徳業者の可能性が高いので、注意しましょう。

 

便器取り外しの料金は高額なため、悪徳業者は便器を取り外さずにトイレつまりを修理できるケースでも、便器を取り外そうとするのです。

 

なぜ便器取り外しが必要なのか説明を求め、はっきりとした説明がなければ他の業者に依頼しましょう。

トイレつまり修理の便器取り外し料金が高く感じたら

トイレットペーパーや排泄物を大量に流したり、スマホやハンカチなどの異物を便器に落としたりすると、便器取り外しを行う可能性があります。

 

便器を取り外し、排水口や排水管を確認してトイレつまりを修理します。

 

便器取り外しは料金相場が3~5万円と高く、強引に便器を取り外そうとする悪徳業者に注意が必要です。見積もりを依頼し、説明が曖昧な業者は避けましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレつまり修理を24時間365日受け付けております。

 

お見積もりや出張料金、夜間・早朝割増、休日料金は一切かかりません。明朗会計で修理を承っているので、ぜひ安心してご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.09.03

トイレつまり修理の料金相場と安くする方法をご紹介します。業者に依頼した時の相場と自分でトイレつまりを直す時の相場、直し方をまとめました。

 

トイレのつまりを修理するのにどのぐらい料金がかかるのか分からず、業者に依頼するのもためらう人もいるでしょう。トイレつまりの修理料金は、原因や業者などによって異なります。中には高い料金を請求する悪徳業者もいるため、業者選びは注意が必要です。

 

そこで今回は、トイレつまり修理の料金相場や安くする方法、悪徳業者を呼ばないポイントをお伝えします。

 

また、自分でトイレつまり修理をするときの料金相場もご紹介するので、安く済ませたい方はぜひご覧ください。

業者に修理を依頼した方がよいトイレつまりとは?


トイレつまりの原因や症状はさまざまで、大きく以下に分けられます。

  • 修理業者に修理を任せた方がよいケース
  • 自分で修理できるケース

まずは業者に依頼した方がよいトイレつまりをご紹介します。当てはまる場合は無理に自分で修理しようとせず、業者に相談しましょう。

固形物を便器に落とした

固形物を便器に落としてトイレつまりが起こると、自分で取り出せないことがあります。手の届かないところに固形物を落としてしまったら、業者に取り出してもらいましょう。

 

なお、便器に落としやすい固形物は以下のようなものが挙げられます。

  • おもちゃ
  • ボールペンなどの文房具
  • ハンカチ
  • タオル
  • おむつ
  • 生理用品
  • スマホ

固形物が排水管で引っかかると、便器を取り外さなければなりません。便器が破損したり、排水管に傷をつけたりする恐れがあり、自力での修理は困難です。

 

固形物が排水管や便器の奥につまったままでは、水や排泄物、トイレットペーパーがスムーズに流れません。トイレつまりがさらに悪化する可能性があるので、早めに業者へ相談しましょう。

便器内の水が溢れそう

トイレつまりが発生して便器内の水が流れず、溢れそうなときも業者に修理を依頼しましょう。

 

排水管に何かがつまってトラブルが生じると、水位が元の位置に戻るまで時間がかかります。いつまで待っても水位が戻らなければ、重度なトイレつまりが起こっている可能性が高いでしょう。

 

水が溢れそうなときは業者を探す前に、トイレの床や壁付近にある止水栓を閉じ、水をくみ出すことをおすすめします。水が溢れるのを防げるため、落ち着いて業者を探せます。

 

くれぐれも、水位が高い状態で水を流さないでください。水が溢れ、床が水浸しになるかもしれません。

トイレつまりの原因が不明

トイレつまりがなぜ起こったのか、原因が分からないケースもあります。

 

原因が分からないまま自分で修理しようとしても、効果的とはいえません。中には、思わぬ原因でトイレつまりが起こっているケースもあります。

 

自分では直せない以下の可能性もあるため、業者に相談しましょう。

  • 排水管の劣化
  • 排水管の奥で何かがつまっている

業者に修理を依頼すれば、何が原因でトイレつまりが発生したのか、入念に調べてくれます。問題を根本的に解決できるので、業者に依頼してみましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまり修理を業者に依頼した際の料金相場は?


業者によって料金体系は異なりますが、トイレつまりの修理料金の多くは「基本料金+作業料金+部品代」の合計で構成されています。

 

大がかりな作業がなければ、料金相場はおよそ8,000~20,000円です。

 

トイレットペーパーなどの本来流せるものがトイレつまりの原因なら、料金は比較的安いでしょう。

 

排水管の奥で何かつまっている場合は、便器を取り外して修理する可能性があります。便器の着脱は技術も時間も要するため、料金相場は30,000~50,000円程度と高めです。

 

トイレつまりの作業でも料金は異なるため、参考として『クリーンライフ』の料金をご紹介します。

軽度なトイレつまり 5,500円
高圧ポンプ使用 5,500円
ドレンクリーナー使用 16,500円~
高圧洗浄機使用 27,500円~
薬品洗浄 8,800円
洋式トイレ脱着工事費 33,000円

※上記の料金はあくまでも目安です。具体的な料金は作業スタッフが現地で状況を確認し、お見積もりを提示いたします。

 

⇒クリーンライフにトイレつまりの相談をしてみる

トイレつまりの修理料金を安くするポイント3つ


トイレつまりの修理料金を「高い」と感じ、なるべく安くしたいと思う人もいるでしょう。

 

修理料金は相場よりも安くできる場合があります。少しでも料金を安くしたいときは、以下の3つをポイントにして業者を選びましょう。

トイレつまりの悪化を防ぐ

トイレつまりが重症になると大がかりな修理が必要になるため、料金は相場よりも高くなります。軽度なうちに業者へ修理を依頼しましょう。

 

トイレつまりが悪化すると、

  • 便器の取り外し
  • 排水管の調査

が必要になるかもしれません。どちらの作業も非常に手間がかかるため、料金は高額です。

 

トイレつまりが起きているときに水を流してしまうと、水が溢れ、床や壁の修理代がかかる可能性もあります。くれぐれも流さないでください。

 

トイレつまりを長時間放置すると、悪化して修理料金が高くなりやすい点も注意しましょう。早めに業者へ相談すれば、悪化も防げます。

余分な料金を増やさない

早朝や深夜、休日にトイレつまりの修理業者を呼ぶと、次のように割増料金が加算される場合があります。

  • 例:20~翌6時は5,000円割増
  • 例:土日祝日は料金が30%アップ

割増料金がない業者を選べば、余分な料金がかからないため、修理料金を抑えられます。

 

中には公式サイトや広告に小さい文字で「割増料金がかかります」と記載しているケースもあるので、注意してください。

 

多くの業者が見積もりを無料で行っていますが、料金が発生する業者もいます。見積もりで一切料金がかからないか、事前に確認しましょう。

 

また、出張料金も注意が必要です。料金を安くしたい方は、出張料金がない業者を選びましょう。

 

出張料金がかかる場合、訪問するまでの距離に応じて料金が変動するケースが多いようです。やむを得ず出張料金がある業者を選ぶ際は、なるべくトイレつまりが発生した場所に近い業者を検討しましょう。

 

近くの業者を呼ぶと余分な出張料金をおさえられる上、早く駆けつけてくれます。

キャンペーンや割引を利用する

キャンペーンや割引を行っている業者を利用すると、簡単に修理料金が安くなります。

 

数千円安くなる割引もあるので、利用できるキャンペーンがあれば積極的に活用しましょう。

 

キャンペーンや割引の情報は、業者の公式サイトに書かれているケースが多々あります。修理後に「安くなるなんて知らなかった」と後悔しないように、事前にきちんと確認しましょう。

トイレつまり修理で悪徳業者を選ばない3つのポイント


修理業者の中には、ボッタクリ料金を請求する悪徳業者もいます。トイレつまりが急に発生して「早く修理したい」と思い焦ってしまうと、悪徳業者を選ぶ可能性があり、注意が必要です。

 

悪徳業者を選ばないように、トイレつまり修理を頼む業者を選ぶときは以下に注目しましょう。

見積もりを確認する

修理料金はトイレつまりの原因や度合い、業者などによってこまかく違います。正確な料金は見積もりを依頼し、確認しましょう。

 

見積もりでは

  • なぜその修理や部品が必要なのか
  • なぜその金額なのか

確かめてください。分からないことがあれば質問し、説明を求めましょう。

 

相場よりも料金が大幅に高く、内容や説明に納得できなければ、他の業者に相談してください。複数の業者の見積もりを確認すると、悪徳業者かどうか気づきやすいはずです。

 

なお、修理中に追加の作業が必要と判明し、料金が変更になる場合もあります。その場合は追加の作業が必要な理由を聞き、再度見積もりを出してもらいましょう。

 

不要な作業を追加し、ボッタクリ料金を請求する悪徳業者もいるため、注意してください。

水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店は正式には「指定給水装置工事事業者」といいます。

 

必要な条件を満たし、水道局から水道工事を許可された業者です。水道法に基づき、工事を行います。

 

もし違反行為をすると指定を取り消される場合があるため、悪徳業者の可能性は低いでしょう。

 

ただし、水道局指定工事店の料金が安いとは限りません。業者問わず、見積もりはしっかりと確認してください。

修理実績が多い業者を選ぶ

大半の業者は公式サイトを設け、これまでの修理実績や施工事例を掲載しています。

 

信頼性が高い業者の目安の1つが、修理実績が多いことです。経験が豊富で、多くの利用者がいるために信頼性は高く、安心してトイレつまりの修理を依頼できます。

 

なお、施工事例でかかった料金を記載している場合もあるので、業者選びの参考にチェックしてみましょう。

⇒失敗しないトイレつまり修理業者を選ぶコツを見てみる

自分で修理できるトイレつまりとは?

トイレつまり修理を業者に依頼した場合の料金相場を見て「高い」と感じた方は、自分で修理を試してみるのもおすすめです。トイレつまりが軽度なら、自分で修理できる可能性があります。

 

具体的にどのようなトイレつまりなら自分で修理できるのか、以下でご紹介しましょう。

水に流せるものがつまった

以下は、本来トイレで流せるものです。

  • 排泄物
  • トイレットペーパー
  • 流せるシート

これらは水に溶けやすいですが、量が多すぎると便器や排水管につまることがあります。本来ならトイレで流せるため、自分でトイレつまりを解決できる可能性は高いでしょう。

 

しかし、本来水に流せるとはいえ、つまったものを無理に流したり、押し込んだりすると、余計にトイレつまりが悪化する恐れがあります。自分で修理できないそうにないときは、業者に相談するのが賢明です。

 

なお、大便やトイレットペーパーをレバーの「小」で流すと、トイレつまりを招きやすく、注意が必要です。節水するために毎回小で流している方は今後控えてください。

便器内の水が少しずつ引いている

便器内の水が少しずつ引く場合、トイレつまりはまだ重症化していません。

 

水が引いているため完全につまったわけではなく、自力で修理できるでしょう。

 

ただし、固形物を落とした場合は、水が引いても解決したとはいえません。時間が経つと固形物付近で何かがつまる可能性が高いため、取れないときは業者に相談しましょう。

トイレの水の流れが悪い

水の流れが悪いためにトイレつまりが発生しているときは、タンクの不具合が考えられます。

 

節水対策としてトイレタンクにペットボトルなどを入れているのであれば、一旦外に出して様子を見ましょう。

 

また、トイレタンク内の水位線より水が少ない場合は、水量が足りません。トイレの説明書を確認し、適切な水量に調節しましょう。

 

水位線まで水が入った状態でトイレつまりが起きている場合は、便器や排水管が原因かもしれません。業者に調査や点検を依頼することをおすすめします。

自分でトイレつまりを修理するときの料金相場は?


自分でトイレつまりを修理する場合、どのような方法で修理するかによって料金は変わります。

 

代表的なトイレつまりの直し方と、その料金相場をご紹介します。

 

ただし、いくら料金を安くしたくても、無理な修理はしないでください。便器が壊れるなどトラブルが大きくなれば、かえって高額な料金がかかってしまいます。

ぬるま湯を流して直す

トイレつまり修理の手軽で安上がりな方法は、ぬるま湯を流す方法です。排泄物やトイレットペーパー、流せるシートがつまったときに効果的で、ぬるま湯を流すと溶けやすくなります。

 

お湯を沸かして便器に流すだけなので特別な費用はなく、かかるのは水道代や電気代ぐらいです。

【ぬるま湯でトイレつまりを直す方法】

  1. バケツでぬるま湯を数回流す。
  2. 1時間ほどそのまま放置する。
  3. 放置後はバケツで水を流し、水位が戻るか確かめる。

お湯を沸かして泡が少し立ち、湯気が出始めた40~60℃程度のぬるま湯を流しましょう。便器は陶器でできているものが多く、高温のお湯を流すと割れる恐れがあります。

ラバーカップ(すっぽん)を使う

ラバーカップは「すっぽん」とも呼ばれ、トイレつまり修理の代表的な道具です。最近は100円ショップでも販売されています。料金相場は100~1,000円ほどです。

 

ラバーカップは和式トイレ用や洋式トイレ用といった種類があるため、お使いのトイレに適したものを選びましょう。

【ラバーカップを使ってトイレつまりを直す方法】

  1. カップ部分が水に浸かるように、便器の水位を調整する。
  2. カップ部分を排水口にしっかりと密着させる。
  3. ラバーカップをゆっくりと押し込んだら、勢いよく引く。排水されるまで押し引きを繰り返す。
  4. バケツで水を流し、スムーズに排水されるか確かめる。

ラバーカップを使うポイントは、勢いよく引っ張ることです。圧力を利用し、トイレつまりの原因になっている物を取り除きます。

 

ラバーカップの選び方や使い方を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

 

⇒ラバーカップ(すっぽん)を使ったトイレつまりの直し方を詳しく見る

真空式パイプクリーナーを使う

真空式パイプクリーナーはラバーカップよりも吸引力が強い道具で、料金相場は1,000~2,000円ほどです。

 

ラバーカップよりも料金は高いですが、トイレつまりが直る可能性も高く、症状によっては1回の使用で直ります。使い方はラバーカップとほとんど同じです。

 

【真空式パイプクリーナーを使ってトイレつまりを直す方法】

  1. 吸引カップが水に浸かるように、便器の水位を調整する。
  2. ハンドルを押したまま、便器の水溜りにカップを押し付ける。
  3. ハンドルを勢いよく引っ張る。
  4. 1回でトイレつまりが直らなければ、押し引きを数回繰り返す。再びハンドルを押し付ける場合、一度水の外へ出してから押す。

吸引カップを便器に強く押し付け、カップの中を真空状態にするのがコツです。

その他の自分できるトイレつまりの直し方が見たい方はこちらをご覧ください。

⇒【完全版】自分でできるトイレつまりの直し方を見てみる

トイレつまり修理を安い料金で頼みたいなら

トイレつまり修理の料金相場は8,000~20,000円程度ですが、原因やつまりの度合い、選ぶ業者などによって異なります。

 

「料金が高い」と感じたら、割増料金がない業者や割引が可能な業者を選ぶのがおすすめです。見積もりで提示された金額が相場よりも非常に高い場合は、他の業者に相談しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレつまり修理のご相談を承っております。

 

24時間365日対応し、お見積もりも出張料金も無料です。夜間・早朝の割増料金、休日料金も一切かかりません。

 

ご連絡後すぐに駆けつけ、早ければ30分ほどでお伺いいたします。お電話やメール、LINEでご相談いただけるので、トイレつまりにお悩みの方はぜひお気軽にご連絡ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.08.06
2022.01.14

トイレつまりの原因ごとに業者に依頼する必要があるかをご紹介します。また、トイレつまり修理を業者に依頼したときの料金相場も詳しくまとめました。

 

トイレは生活に欠かせない場所です。トイレつまりが起こったら、「早くトイレを使える状態にしたい」と思う方がほとんどでしょう。

ですが、トイレつまりの修理業者の中にはボッタクリのような高額請求する悪徳業者もいるため、注意が必要です。

 

そこでこの記事では、トイレつまり修理を依頼する業者を選ぶコツ、料金相場などをご紹介します。優良な業者を選び、トイレつまりをスムーズに解決しましょう。

業者に依頼せず自分で直せるトイレつまりの原因

トイレつまりの原因によっては業者へ修理を頼まずに、自分で直せる場合もあります。どういったトイレつまりなら自分で直せるのか、以下でお伝えしましょう。

トイレに流せるものがつまった

本来トイレに流せるものが原因でトイレつまりが生じた場合、自分で修理できる可能性があります。

  • トイレットペーパー
  • 排泄物
  • 流せるシート

こういったものはトイレに流せるため、自分で対処しやすいでしょう。バケツで水を流したり、ラバーカップを使ったりすれば、トイレつまりが直るかもしれません。

 

なお、トイレつまりは特別な道具を使わず、食器用洗剤やペットボトルで解消する方法もあります。修理を安く済ませたいなら、業者に相談する前にまずは自分で修理してみるのもよいでしょう。ただし、くれぐれも無理はしないでください。

 

以下の記事では、道具なしでもできるトイレつまりの直し方をまとめています。トイレに流せるものがつまったのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒道具なしで自分でできるトイレつまりの解消法を見てみる

手が届く範囲に異物を落とした

トイレつまりの原因でよく見られるのは、トイレに異物を落としたケースです。

 

手が届く範囲にスマホやおもちゃなどの異物を落としたのであれば、ゴム手袋やビニール袋で拾いましょう。もし異物を取れたら、レバーを回して水を流してみてください。水が流れ、トイレつまりが解消する場合があります。

 

ただし、無理に異物を取ろうとすると、さらに奥へ入り込む可能性もあるため、注意してください。

 

もし異物を取り出しても

  • 水の流れが悪い
  • 異音がする

などのトラブルが起きているのであれば、他にも何かつまっている可能性が高いでしょう。業者に相談することをおすすめします。

 

なお、自分で直せるトイレつまりの原因や直し方は、以下でさらに詳しくまとめています。あわせてご覧ください。

 

⇒【完全版】自分でできるトイレつまりの直し方を見てみる

業者に依頼した方がよいトイレつまりの原因

業者に修理を依頼した方がよいのは、以下のトイレつまりです。なるべく早く業者へ相談しましょう。

自分で解決できない

自力でトイレつまりを直せなかった場合、放置して自然に直る可能性は低いといえます。

 

トイレつまりが発生していると水や空気が通りにくく、余計に異物がつまって悪化しやすい状態です。

 

異物が排水管の奥につまると修理料金が高くなってしまうので、トイレつまりが悪化する前に、早めに業者へ相談しましょう。

 

また、トイレつまりの原因が分からないときも放置はせず、業者へ相談してください。きちんと調査して原因を特定し、トイレつまりの悪化を防げるでしょう。

固形物がつまった

固形物をトイレに落としてつまった場合、無理に取ろうとすると便器や排水管を傷つける可能性があります。

 

以下は、便器に落としやすい固形物です。

  • スマホ
  • おもちゃ
  • ハンカチ
  • ボールペンなどの文房具
  • ライター

手の届かないところに固形物を落としてトイレつまりが発生したら、無理して取るのは避け、業者に修理を依頼しましょう。

 

排水管の奥に固形物がつまった場合、自分でトイレつまりを解決するのは困難です。便器の奥や排水管といった見えないところに固形物が落ちたときは、業者に相談してください。

トイレつまりの症状が重度

トイレつまりが起こり、

  • 水が全然流れない
  • 水が溢れそう
  • 異臭がする

など症状が重度なときは、重大なトラブルが起きている可能性があります。自力での解決は大変難しいため、すぐさま業者へ相談しましょう。

 

そのままトイレつまりを放置すると被害が拡大し、床が水浸しになったり、下の階にも水漏れしたりする恐れがあります。

 

重度なトイレつまりは修理料金が高くなりやすいため、なるべく早く業者に連絡し、修理を依頼しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまり修理を業者に依頼した際の料金相場

トイレつまり修理を業者に頼みたいとき、「料金がいくらかかるのか不安」と感じる方もいるでしょう。

 

トイレつまり修理を業者に頼むと、料金は「出張料金+基本料金+作業料金+部品代」の合計が一般的です。業者によっては早朝・深夜の割増料金、特殊作業費なども発生します。

 

料金相場は、トイレつまりの症状や原因で大きく異なります。

 

症状別の料金相場は以下のとおりです。

  • 出張料金:0~3,000円
  • 基本料金:0~5,000円
  • 軽度のトイレつまり:5,000円~
  • 中度以上のトイレつまり:7,000円~

トイレつまりを業者に依頼した際、修理料金の相場は8,000~20,000円前後です。

 

相場料金に幅があるため、ご参考までに『クリーンライフ』の料金をご紹介します。

軽度なトイレつまり 5,500円
高圧ポンプ使用 5,500円
ドレンクリーナー使用 16,500円
高圧洗浄機使用 27,500円
洋式トイレ脱着工事費 33,000円
ウォシュレットの取替・取付・脱着 16,500円

上記の作業料金はあくまでも目安で、トイレつまりの状況や部品の種類などによって料金は変わります。

 

トイレつまり修理の具体的な料金は、業者が提示する見積もりで確認しましょう。

 

⇒クリーンライフで簡単な見積もり金額を見てみる

トイレつまり修理を業者に安く依頼する方法

トイレつまり修理の料金は、高ければ20,000円以上かかります。修理料金は急な出費のため、「なるべく安くで業者に修理してほしい」という方が大半でしょう。

 

ここではトイレつまり修理を業者に安く依頼する方法をお伝えするので、ぜひ実践してみてください。

悪化する前に相談する

トイレットペーパーや排泄物が原因でトイレつまりが起こった場合、安い料金で済むケースがほとんどです。しかし、状況が悪化していれば高圧洗浄機などを使う必要があり、高額になってしまいます。

 

トイレつまりが悪化すれば作業の手間が増え、修理料金が高額になりやすいので、なるべく早く業者に相談することが大切です。

 

自分で修理してもトイレつまりがなかなか直らないときは、排水管が原因とも考えられるでしょう。悪化する前に業者へ連絡することをおすすめします。

 

水浸しなどのトラブルが発生すると、トイレつまり修理以外の作業も必要になり、余分に高い費用がかかります。

余分な料金を避ける

トイレつまり修理を業者に依頼すると、以下の料金がかかる場合もあります。

  • 出張料金:0~3,000円
  • 早朝・深夜の割増料金:0~8,000円

出張料金はガソリン代や高速代を考慮し、請求する場合があるようです。早朝や深夜の割増料金は、訪問する時間帯によって設定している業者もいます。

 

トイレつまり修理を安く済ませたい方は、出張料金も割増料金も0円に設定にしている業者を選びましょう。

 

また、業者によってはキャンセルするタイミングで、キャンセル料金もかかります。依頼する前に、キャンセル料金が発生しないか確認しましょう。

相見積もりで料金比較

トイレつまりの修理を業者に頼もうと思い、ネットなどで検索すると

  • 激安
  • 地域最安値

と書かれているのを見る機会もあるでしょう。

 

しかし、見積もりを確認するまで、他の業者よりも本当に安いのかは分かりません。また、1社だけの見積もりで安いのか高いのかを判断するのは、難しいはずです。

 

複数の業者の見積もりを取り、料金を比較しましょう。高いときは交渉するのがおすすめです。

 

地域によって異なりますが、トイレの修理業者はエリア内に複数あります。「他の業者にも見積もりを依頼している」と伝えると、安くなる可能性が高いでしょう。

キャンペーンやクーポンを利用する

近年は、公式サイトを設けているトイレつまり修理業者が多くいます。

 

中にはWEB限定のクーポンを用意したり、キャンペーンを開催したりしている業者もあるので、積極的に活用しましょう。

 

クーポンやキャンペーンの割引で数千円安くなることもあり、大変お得です。修理後に気づいて後悔しないためにも、業者に依頼する前に公式サイトをチェックしてみましょう。

トイレつまりの修理業者を選ぶコツ

トイレつまりの修理業者はたくさんあり、初めて選ぶ方は戸惑ってしまうでしょう。

 

修理業者を選ぶコツをご紹介するので、トイレつまりの修理を依頼する前にぜひチェックしてみてください。

時間や都合に合わせて駆けつけてくれるか

トイレつまりは急に発生するケースがほとんどです。すぐにトイレを使える状態にしたいときは、到着時間が早い業者に依頼しましょう。

 

しかし、業者によっては営業時間が短く、翌日の対応になる場合もあります。トイレつまり修理を依頼するときは、24時間対応の業者がおすすめです。

 

24時間対応している業者はスタッフが各地で待機し、早朝でも深夜でも早く到着する可能性が高いでしょう。

 

業者が早く到着してすばやく修理すれば、トイレが何時間も使えないという状況を避けられます。

 

また、対応が遅れるとトイレつまりが悪化し、修理料金が高くなりやすいため、早く到着する業者を呼ぶと安い料金で済むことにもつながります。

見積もり後の追加料金がないか

作業料金に加えて、後から部品代や出張料金を請求する業者がいるため、注意が必要です。

 

また、見積もりでわざと安い値段を提示し、記載していない料金を修理後に請求する業者もいます。見積もり後に追加料金がないか、前もって確認しましょう。

 

ただし、トイレつまりは修理中に別の原因が見つかり、見積もり時と料金が変わるケースがあります。見積もりと料金が変わる場合、作業前に相談してくれる業者を選ぶのもポイントです。

 

後から追加料金を請求する業者は、公式サイトや広告などに小さな文字で注意書きを記載していることがあります。不安な方は連絡した際に「見積もり後に料金は追加されないか?」と確かめておくと安心です。

原因をきちんと説明するか

業者が現場に到着すると、まずはトイレつまりの状況を確かめ、原因を特定するのが一般的です。トイレつまりの原因が分かれば、原因にもとづいた値段で見積もりを出します。

 

見積もりは料金だけではなく、以下も確認しましょう。

  • なぜその作業が必要なのか
  • どういった作業をするのか

原因をはっきりと伝えない業者は、必要のない修理を行って高額請求する可能性があり、要注意です。

 

「作業をしないと原因は分からない」と言い張り、見積もりを出さずに修理しようとする業者はくれぐれも利用しないでください。相場よりも高い修理料金を請求される可能性が高いでしょう。

実績が豊富か

実績が豊富なことも、業者選びの大切なポイントです。

 

実績が豊富なほど、さまざまなトイレつまり修理に対応でき、スムーズに修理が終わります。経験豊富なスタッフがそろっている業者を選びましょう。

 

また、実績が豊富な業者はリピーターが多く、信頼性が高いともいえます。安心してトイレつまり修理を依頼できるという意味でも、おすすめです。

 

実績は業者の公式サイトに書かれている場合もあるため、確認してみましょう。

悪徳業者や詐欺を避けるポイント3つ

業者の中には、ボッタクリのような高額請求をする業者も紛れています。

 

悪徳業者や詐欺を避けるために、以下の3つのポイントに注意しましょう。

水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店の正式名称は「指定給水装置工事事業者」です。

 

以下のような条件を満たすと、水道局から指定されます。

  • 必要書類を提出する
  • 事業所に給水装置工事主任技術者を置く
  • 必要な機器を所有している

詐欺や不誠実な行為をしてしまうと、指定を取り消されるため、悪徳業者の可能性は非常に低いでしょう。

 

ただし、水道局指定工事店の料金が適切で、サービスや接客の質が高いとは限りません。「水道局に指定されているから安心」とは思わず、見積もりをきちんと確認するなど、他の業者と同じ目線で検討しましょう。

相見積もりを取る

相見積もりを取り、複数の業者の見積もりを比べると、料金が安いのか高いのか一目瞭然です。ボッタクリのような高額請求かどうかも、気づきやすいでしょう。

 

極端に料金が高い業者はもちろん、極端に安い業者にも注意してください。後から高額な料金を追加する悪徳業者かもしれません。

 

見積もりは相場と大きく外れていないか確認し、料金が高いときはなぜその修理が必要なのか、しっかりと説明を求めましょう。

修理を急かす業者は要注意

修理を頼んだ際、

  • 今作業しないと下の階まで水漏れする
  • 今すぐ修理しないと便器の交換まで必要になる

などと言い、契約を急かす業者には注意してください。

 

トイレつまりの原因や修理について何も説明せず、ただ焦らせて強引に作業しようとする業者は悪徳業者の可能性が高いでしょう。

 

トイレつまりが急に悪化するのは稀で、止水栓を閉めれば下の階まで水漏れしません。便器の交換など、大がかりな修理は不要なケースがほとんどです。

 

優良な業者なら、なぜ今すぐ修理する必要があるのか、きちんと説明します。急かすだけで説明が伴っていない業者は、修理を断りましょう。他の業者に見積もりを頼み、相談することをおすすめします。

修理業者を呼ぶ前にやっておきたい3つのこと

トイレつまりが起こると、何をどう対応すればよいのか分からず、慌ててしまう方もいるかと思います。

業者を呼ぶ前に、次の3つのことを済ませておきましょう。

止水栓を閉める

トイレつまりが起こったら、業者を呼ぶ前にまずは止水栓を閉めましょう。

 

トイレの止水栓を閉めれば水が止まるため、水漏れや水浸しになるのを防げます。止水栓はトイレタンクや壁の近くにあり、時計回りで閉まります。

 

止水栓が閉まらない場合や止水栓が見当たらない場合は、水道の元栓を閉めましょう。水道の元栓は戸建て住宅なら敷地内の地面、アパートやマンションなどの集合住宅は玄関横のメーターボックスにあるはずです。

 

止水栓または水道の元栓を閉めると、トイレつまりによる水漏れが起こる可能性はほぼなくなり、落ち着いた状態で業者を探せます。

トイレットペーパーなどを取り除く

トイレつまりによってトイレットペーパーや流せるシートが便器に浮遊していれば、あらかじめ取り除いておきましょう。

などを使ってトイレットペーパーやシートを取り除くと、業者のスタッフが作業を進めやすい上、応急処置としても効果的です。

 

しかし、便器内のトイレットペーパーやシートは繊維がバラバラにほぐれているため、つかみにくいでしょう。無理に全部を取ろうとせず、取れる範囲だけで構いません。

水をくみ出す

便器内の水位が高すぎると業者のスタッフが作業しにくいため、修理が終わるまで余分に時間がかかる可能性があります。

 

トイレつまりで水が溢れそうなときは、

などで水をくみ出しましょう。

 

作業中にトイレの床が濡れないように、ビニールシートや新聞紙を敷いてから水をくみ出すと安心です。

トイレつまりを修理業者に依頼するなら

自分でトイレつまりを直せないときは、悪化する前に業者へ相談しましょう。業者に修理を任せると、トイレつまりの原因を見つけて確実にすばやく解決します。

 

しかし、ボッタクリのような高額請求や、修理を急かして不要な作業をするような悪徳業者を選ばないように注意してください。

 

私たちクリーンライフでもトイレつまり修理を24時間365日受け付けております。経験豊富なスタッフが最短30分で駆け、丁寧に対応します。

 

作業前に修理内容と見積もりを提示し、ご了承いただいてから作業を開始いたします。分かりやすい料金体系でご案内するため、初めて修理業者を利用する方もぜひお問い合わせください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.28
2022.01.14

トイレの床から水漏れが!そんな時の原因の特定のしかたと対処方法をご紹介します。

 

トイレの床の水漏れには便器の破損や取付不備、排水管の水漏れ、ウォシュレットの故障等いろいろな原因が挙げられます。

 

トイレの床の水漏れを放置するとカビや異臭、床の腐食の原因となり集合住宅の場合は下の階にも被害が及ぶ可能性があるため、早期対応が必要です。

 

そこで今回は、トイレの床に水漏れが起きたときの原因や応急処置、対処法だけでなく修理する際の料金相場をまとめて解説します

 

水漏れは放置せず、どこが原因で発生しているのか特定し、なるべく早く対処しましょう。

床と便器の接合部分が水漏れする原因4つ


トイレの床と便器の接合部分が水濡れしている場合、原因は主に次の4つです。

複数の原因が考えられるため、どれに当てはまるのか確認しましょう。

便器がヒビ割れしている

便器に物をぶつけたり、熱湯をかけたりすると、衝撃でヒビ割れが生じる場合があります。ヒビ割れたところから水が漏れ、床が水漏れするケースです。

 

ただし、便器は陶器で作られたものが多く、頑丈なため、強い衝撃を与えない限り滅多に割れません。

 

心当たりがある方は、便器に割れたところがないか確認しましょう。

便器設置の際の不備

最近便器を交換していてトイレの水を流したときに床から染み出すのであれば、便器の設置不備が考えられます。

 

トイレを設置した際に便器と排水管の接合部分がずれ、そのまま使用したために床が水漏れしている可能性が高いでしょう。

 

また、トイレの設置時に部品を付け忘れていた可能性もあります。

  • トイレをリフォームしたばかり
  • トイレの修理で最近便器を外した

こういったケースは、便器の設置不備で床が水漏れしている可能性が高いです。施工業者に確認することをおすすめします。

床下の排水管から水漏れしている

トイレの床下には排水管があります。

 

排水管の

  • ヒビ割れ
  • 劣化
  • 接続不備

などが原因で床が水漏れしているケースもあるでしょう。排水管から汚水が漏れると悪臭が漂い、さらに衛生上良くありません。

 

また、排水部分のパッキンが劣化し、サビや汚れが混ざって床が黒っぽい水で濡れる場合もあります。

 

原因が分からない方は便器に墨汁を入れて放置し、床が黒くにじむか確認してみましょう。

 

床から黒い水がにじむなら、排水管か便器が原因と判断できます。

ウォシュレットが故障している

タンクを内蔵しているウォシュレットをお使いの場合、タンクの劣化で床が水漏れする場合もあります。

 

また、ウォシュレットの故障は以下も疑ってみましょう。

  • 設置不備
  • 劣化による不具合

こういった故障によりウォシュレットで水漏れが起こると、トイレの床まで濡れてしまいます。

 

ウォシュレットの耐用年数はおよそ7~10年です。

 

ウォシュレットを毎日使うとだんだん劣化し、耐用年数に近くなるほど水濡れする可能性は高いでしょう。

トイレタンクの下が水漏れする原因3つ


トイレタンクの下や便器の後ろが水漏れしている場合には、以下が原因かもしれません。

トイレタンクから水漏れ

トイレタンクは水漏れしやすい場所です。トイレタンクの故障が原因で水漏れが生じ、床に水が垂れているケースがあります。

 

以下は代表的なトイレタンクの故障です。

  • トイレタンクのヒビ割れ
  • タンク内の部品の異常

タンク内には浮き玉やオーバーフロー管、フロートバルブなど、多くの部品が取り付けられています。

 

トイレタンクがヒビ割れていなければフタを開け、タンク内部に異常がないか確認しましょう。

 

タンクのフタが上がらない場合は中の部品と手洗い管がつながっているため、無理に外さないでください。

タンクから水漏れしていることを専門業者に伝え、修理を相談しましょう。

給水管から水漏れ

給水管から「ポタポタ」と水漏れし、床が濡れる場合もあります。

水漏れしているようならトイレの水を流し、給水管から水が出るのか確認しましょう。

 

給水管はトイレタンクや止水栓とつながっています。給水管の接続部分から水漏れし、床が濡れるケースも考えられます。

 

給水管は以下も確認しましょう。

  • ナットの緩み
  • パッキンの劣化

ナットを締めても水漏れが止まらない場合、パッキンが劣化している可能性が高いでしょう。

止水栓のパッキンが劣化

止水栓など水回りの設備には、水漏れを防ぐためにパッキンが装着されています。

 

止水栓はトイレの床や壁に設置されているケースが大半です。

 

止水栓辺りから水が落ち、タンク周辺の床が水濡れしているのであれば、止水栓のパッキンが劣化している可能性が高いでしょう。

 

パッキンは10年ほどで劣化するため、トイレを使用して10年近く経つと水漏れを招く場合があります。

トイレの床の水漏れと勘違いしやすい原因

トイレの床の水漏れかと思いきや、違う場合もあります。以下は水漏れと勘違いしやすい原因です。

尿ハネ・尿ダレ

トイレの床が黄色く、便器の手前だけ濡れているときは、便器に尿が垂れて床が水漏れしているように見えます。

 

男性やお子様、高齢者が排尿時に失敗し、尿ハネや尿ダレで床が濡れた可能性があります。

 

ぞうきんやお掃除シートなどで尿を拭き取り、換気扇を回しましょう。

尿ハネや尿ダレを防ぐのが難しい場合は、トイレの床にマットを敷くのもおすすめです。

結露

梅雨や冬だけトイレの床が濡れているようなら、結露が原因かもしれません。結露は湿度が高く、温度差が大きいときに発生しやすくなります。

 

冷たい飲み物をコップに入れ、水滴がつく現象が結露です。タンク内や便器内の水温とトイレ内の室温の差が大きい場合、結露が生じることがあります。

 

結露か分かりにくいときは、「残留塩素試験紙」で確認するのがおすすめです。安い試験紙なら1,000円前後で購入できます。

 

水道水は塩素を含んでいますが、結露でできた水は塩素を含んでいません。塩素反応がなければ、結露が原因だと判断できます。

 

結露は温度差の問題で、トイレそのものの問題ではありません。しかし、結露はカビを招く可能性もあり、注意が必要です。

 

温度差をなくすと結露を防げます。トイレの換気扇を回したり、窓を開けたりして、定期的に換気しましょう。

トイレの床に水漏れが起きた時の応急処置


トイレの床に水漏れが起きたら、早めに対処することが大切です。応急処置を3つお伝えするので、床の水漏れを見つけたらすぐさま行動しましょう。

止水栓を閉じる

トイレの床の水漏れを発見したら、まずは止水栓を閉じて水の流れを止めてください。

 

止水栓はトイレの壁や床に設置していることが多いです。

  • 手で回すタイプ
  • ドライバーで回すタイプ

などがありますが、基本的には時計回り(右回り)で閉められます。

 

止水栓が見つからない場合は、水道の元栓を閉めましょう。水道の元栓はメーターボックスの中にあります。

 

メーターボックスは戸建て住宅なら敷地内の地面、マンションやアパートといった集合住宅なら玄関横に設置されているでしょう。水道の元栓も、時計回りで閉まります。

 

止水栓も水道の元栓も、閉じたままだと水が流れません。修理後は開けるのを忘れないようにしましょう。

テープを貼る

以下がヒビ割れて水漏れしていれば、補修テープや防水テープを貼り、トイレの床の水漏れを止めることができます。

  • 便器
  • タンク
  • 給水管

ただし、テープを貼るのはあくまでも応急処置です。補修テープや防水テープを貼るのは一時的に留め、貼った状態で放置するのは避けましょう。

 

水漏れの原因であるヒビ割れを解決したわけではないため、放置すると水漏れが悪化する可能性もあります。早めに修理を行いましょう。

結露防止グッズを使用

結露はトイレの故障ではありませんが、結露を改善しなければカビが発生する恐れがあります。

 

換気しても結露でトイレの床が濡れるようなら、結露防止スプレーや結露吸水シートを応急処置として使うのもおすすめです。

 

結露は陶器製の便器、タンクに発生しやすい傾向があります。

 

最近は結露ができにくい便器やタンクも販売されているので、結露に悩んでいるなら思い切ってトイレの交換を検討するのもよいでしょう。

トイレの床に水漏れが起きた時の修理方法


トイレの床が水漏れしていたら、原因によっては自分で修理できます。作業前は必ず止水栓か水道の元栓を閉めましょう。

 

ただし、自分で修理するのが難しいときは無理をせず、専門業者に相談してください。

ナットを締める

ナットの緩みが原因でトイレの床に水漏れしているなら、モンキーレンチなどでナットを締めればすぐに解決します。

 

トイレのナットは以下の場所にあるので、床が水漏れしていたらまずはナットを締めて様子を見ましょう。

  • 給水管
  • 止水栓
  • タンクや便器の接合部分
  • タンク内の部品

ただし、プラスチック製や樹脂製のナットは締めすぎると割れる恐れがあります。手で回せるので、簡単に外れないように締めれば問題ありません。

部品を交換する

パッキン、タンクやウォシュレットの部品が故障していれば、自分で部品を購入して交換できる場合もあります。

 

以下の部品は、自分で交換できる可能性が高いでしょう。

  • パッキン
  • ナット
  • フロートバルブ
  • ボールタップ
  • ウォシュレットの給水フィルター・水抜栓
  • ウォシュレットノズル

タンク内の部品を交換する際はレバーを回し、タンクの中の水を全部抜いてから作業を始めましょう。

 

なお、ウォシュレットの部品を交換するときは、必ず電源プラグを抜いてください。ウォシュレットは電化製品のため、水が付着すると感電や火災の恐れがあります。

専門業者に相談

トイレの部品交換が難しく、自分で修理できない場合は、専門業者に相談しましょう。

 

また、以下は自力で修理できないため、専門業者に修理を依頼してください。

  • 便器のヒビ割れ
  • 便器の設置不備
  • 排水管の故障
  • ウォシュレット本体の故障

便器のヒビ割れは補修テープやパテで修理できないわけではありませんが、根本的な原因は解決していません。専門業者に修理を依頼しましょう。

 

ウォシュレット本体からの水漏れでトイレの床が濡れている場合も、専門業者に相談してください。

 

ウォシュレットは電化製品で、本体の修理には専門的な知識や技術が必要です。操作パネルなどの電気系統を修理しようとすると、思わぬ事故を招く恐れもあります。

 

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トイレの床の水漏れを放置すると危険

トイレの床の水漏れは、放置して悪化すると床が水浸しになる危険性があります。マンションやアパートにお住まいの場合、下の階まで被害が及ぶ可能性もあるため、放置は避けましょう。

 

放置すれば、

  • カビ
  • 腐食

が起こる可能性もあります。

 

水漏れでトイレの床が痛むと、床の張り替えを行わなければなりません。

 

床の張り替えは高い費用がかかるため、トイレの床で水漏れが発生したら、早めに原因を突き止めて修理しましょう。

トイレの床の水漏れ修理代の相場


トイレの床の水漏れ修理を専門業者に依頼すると、簡単な修理であれば5,000円以下で行えます。

 

便器やタンクを取り替えるなどの大がかりな修理は、数万円ほどが費用の相場です。

 

ご参考までに、クリーンライフにおけるトイレの水漏れ修理の費用をご紹介します。

トイレの水漏れ 3,300円
ボールタップの交換 8,800円
フロートバルブの交換 8,800円
給水管の交換 13,200円
トイレの蛇口交換 13,200円
タンクの交換 16,500円
ウォシュレットの取替え・取付・脱着 16,500円
便器の交換 33,000円

トイレの床の水漏れを放置して悪化した場合、カビや腐食により床の張り替えをする場合もあります。

 

トイレの床の張り替えを業者に依頼すると、修理代の相場は2~4万円です。トイレの床材は主に4種類あり、それぞれの相場は以下を参考にしてみてください。

  • クッションフロア:約2~4万円
  • フローリング:約3~6万円
  • フロアタイル:約3~5万円
  • タイル:約4.5~12万円

ただし、賃貸にお住まいの方は、トイレの床の張り替えをする前に管理会社へ相談しましょう。

トイレの床の水漏れが止まらない時は

トイレの床の水漏れを放置すると、カビや下の階への被害など、さらにトラブルが広がる可能性があります。

トイレの床が水漏れしていると気付いたら、早めに対処してください。

 

自分で水漏れを修理できないときは専門業者に相談し、修理を依頼しましょう。

 

私たちクリーンライフでもトイレの床の水漏れをご相談いただけます。

 

最短30分で駆けつけ、適正価格にてお見積もりを提示いたします。トイレの床の水漏れはさまざまな原因が考えられるため、お困りの方はぜひご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.27
2022.01.21

トイレの水漏れはトイレタンクから水漏れしているケース、便器が割れて水漏れが発生したケースなど、症状や原因はさまざまです。

 

交換用の部品を購入し、自分で修理できるトイレの水漏れもあります。

しかし、トイレの水漏れは頻繁に起こるわけではないため、どのように修理すればいいのか分からない方も多いでしょう。

 

そこで今回は、トイレの水漏れの症状や原因、原因に適した修理方法をご紹介します。水漏れをすぐさま解決できるように、ぜひ参考にしてみてください。

トイレの水漏れを修理する前の注意点5つ


むやみにトイレの水漏れを修理しようとすると、トラブルが広がる可能性があります。

トイレの水漏れ修理を始める前に、以下の注意点を押さえておきましょう。

その1:水漏れの場所を特定する

トイレのどこから水漏れしているのか、まずは場所を特定しましょう。

 

たとえば、トイレの床に水が溜まっていても、便器が原因とは限りません。排水管やタンクが原因の可能性もあります。

 

水漏れの場所を特定せずに修理すると、根本的な原因は直せないでしょう。的外れな修理をしないために、水漏れの場所を特定することが大切です。

 

「どこが水漏れの原因か分からない」という方は、濡れている場所をタオルなどで拭き取って時間を置き、再度濡れるかどうか確認してみましょう。

その2:止水栓を閉める

トイレで水漏れしていると気付いたら、止水栓を閉めて水を止めましょう。水が流れたままだと修理を進めにくい上、水道代が跳ね上がる可能性もあります。

 

止水栓は給水管やタンクとつながり、トイレの壁または床に設置されているものが大半です。

 

手で回せるタイプ、マイナスドライバーで回せるタイプがあり、どちらも時計回りで閉められます。

 

もし止水栓が見つからなければ、水道の元栓を閉めましょう。

元栓は戸建てなら敷地内の外、マンションやアパートなどの集合住宅は玄関横のメーターボックスにあることが多いです。

 

トイレの水漏れ修理が終わったら、止水栓や水道の元栓を開けてください。

その3:水漏れしている箇所の写真を撮る

トイレの水漏れの原因によっては、部品を交換して修理する必要があります。

 

トイレの部品を分解する際、組み立てる方法を忘れないために写真を撮っておきましょう。

 

もし間違って組み立ててしまうと、水漏れは解消できません。

場合によってはトラブルが悪化し、下の階などに被害を与える恐れもあります。

 

分解する前にスマホなどで写真を撮り、元の状態を記録しておきましょう。

その4:部品を買う際は現物を持参

トイレの部品はホームセンターなどで購入できます。

購入する際に部品の現物を持参すると、間違った部品を選ぶ心配がありません。

 

また、トイレの

  • メーカー
  • 型番
  • 写真

をメモしておくと、より正確な情報を店員さんに伝えられます。

 

万が一間違った部品を購入してしまうと、もう一度お店に行かなければなりません。

水漏れをスムーズに修理できるように、現物を持っていくと確実です。

その5:自分で解決できなければ業者に相談

  • 水漏れしている場所が分からない
  • 自分で修理できそうにない

こういった場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。

 

トイレの構造や原因がよく分からないまま修理をすると、状況がさらに悪化する可能性があります。

 

さらに、次のようなトイレの水漏れも、専門業者に相談するのがおすすめです。

  • 水漏れの勢いが強い
  • 便器が破損している
  • トイレの床下で水漏れが発生

強引に自分でトイレの修理をすると、水漏れの量が急に増えたり、下の階に迷惑をかけたりなど、トラブルが拡大する恐れもあります。

 

「自分では修理できない」と思ったら、すぐさま専門業者に相談しましょう。

 

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トイレの水漏れの症状・原因まとめ


トイレの水漏れにはどんな症状や原因があるのか、場所ごとにご紹介します。水漏れの場所を特定する際、ぜひ参考にご覧ください。

トイレタンクの中や下から異音がする

トイレタンクから「ポタポタ」「ピチョンピチョン」などの音がする場合は、タンク内で水漏れが発生している可能性があります。

 

トイレでもっとも水漏れしやすい場所が、タンクです。

 

タンクで次の部分にトラブルが起きていないか、確かめましょう。

  • ボールタップ
  • 浮き玉
  • フロートバルブ
  • オーバーフロー管
  • レバー

ボールタップは浮き玉と一体になっています。浮き玉を持ち上げると、どちらが故障しているのか判断できます。

 

浮き玉を持ち上げて

  • 水漏れが止まる:浮き玉が原因
  • 水漏れが止まらない:ボールタップが原因

フロートバルブはタンクの下にある栓のことで、ゴム製が大半です。「ゴムフロート」「フロート弁」とも呼ばれます。

 

オーバーフロー管は排水する役目を担っているため、故障すると水漏れしてしまいます。

 

また、レバーのパッキンが劣化し、水漏れが発生する場合もあるでしょう。

中にはボールタップやフロートバルブの異常により、レバーから水漏れするケースもあります。

便器に流れる水が止まらない

便器に流れる水が止まらず水漏れが起きているときは、フロートバルブを確認しましょう。

 

タンクを開け、底に付いている栓がフロートバルブです。黒いゴム製のフロートバルブがほとんどですが、最近はプラスチック製のものもあります。

 

フロートバルブを触って手にゴムの色が付けば、劣化している状態です。フロートバルブはメーカーの通販サイト、ホームセンターなどで購入できます。

 

また、鎖と絡まってフロートバルブが上がり、便器から水漏れが生じるケースもあります。

接合部分や給水管から水漏れしている

トイレタンクや便器ではなく、給水管の接合部分が原因で水漏れしている場合もあります。

 

接合部分から水漏れしていれば、ナットが緩んでいないか確認しましょう。もしナットを締めて水漏れが止まったら、ナットの緩みが原因と判断できます。

 

ナットがうまく締まらない場合は、ナットを交換して様子を見るとよいでしょう。

 

もしナットを締めても水漏れが止まらないのであれば、給水管そのものが原因の可能性があります。

止水栓から水漏れしている

トイレの止水栓から水漏れしている際は、以下の原因が考えられます。

  • ナットの緩み
  • ゴムパッキンの劣化

止水栓のナットを締め、すぐに水漏れが直るケースもあります。

 

もしナットを締めても止水栓からの水漏れが直らない場合は、ゴムパッキンが劣化しているかもしれません。

ゴムパッキンは止水栓の水漏れを防ぐために取り付けられているので、劣化すると水漏れにつながります。

 

フロートバルブと同様、ゴムパッキンも触って色が付けば交換するサインです。交換すれば水漏れが直る可能性があるでしょう。

 

ゴムパッキンも、メーカーの通販サイトやホームセンターで購入可能です。

便器本体から水漏れしている

便器本体から水漏れが発生している場合、主な原因は以下の2つです。

  • 便器のヒビ割れ
  • 結露

ほとんどの便器は陶器で作られています。便器に物を落としたり、ぶつけたりすると、ヒビ割れが起きて水漏れする場合があります。

 

結露は温度差が大きいときに生じやすく、梅雨や冬に注意が必要です。結露は厳密には水漏れではありませんが、床に水が染み込むなど水漏れと似たトラブルが起きます。

トイレの床や便器の底から水漏れしている

便器から水漏れしていないにも関わらず、トイレの床や便器の底から水漏れしているケースがあります。

このケースは

  • 便器の接地面
  • 床下の排水管

が原因で水漏れが起こっている可能性があります。

 

便器の接地面が原因かどうかは、便器に墨汁を垂らすと確認可能です。墨汁を垂らして便器の接地面から黒い水が漏れるようなら、接地面の不具合が水漏れの原因と分かります。

 

また、トイレと排水管をつないでいるフランジパテが劣化し、便器の接地面から水漏れが発生している場合もあるでしょう。

 

フランジパテは樹脂製が多く、劣化すると水漏れにつながります。

ウォシュレットから水漏れしている

ウォシュレットからの水漏れは、以下の原因が挙げられます。

  • ナットの緩み
  • 給水フィルターの劣化
  • ノズルの故障
  • 操作パネルなど機器の故障
  • ウォシュレット本体の劣化

ウォシュレットの水漏れで特に注意したいのは、給水フィルターです。

 

ウォシュレットの給水フィルターには、水漏れを防止するパッキンが付いています。給水フィルターのパッキンが劣化すると、水漏れが発生してしまいます。

 

なお、ウォシュレットを使用する前後にノズルから水が少し流れている場合は、ノズルの洗浄をしているため問題ありません。もし長時間水が流れるようであれば、修理が必要です。

トイレタンクの水漏れを修理する方法


トイレタンクにはさまざまな部品があります。オーバーフロー管の交換は非常に難しいため、専門業者に相談してください。

 

トイレタンクのうち以下が故障していれば、自分で修理できるでしょう。

  • フロートバルブ
  • 浮き玉
  • ボールタップ
  • レバー
  • タンクの底

それぞれの修理方法をご紹介します。

トイレタンク内のフロートバルブの修理方法

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • 交換用のフロートバルブ
  • ペンチ

【フロートバルブが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してトイレタンクの水を全部流す。
  2. トイレタンクのフタを外す。
  3. 鎖を外した後、フロートバルブを外す。
  4. 交換用のフロートバルブの鎖を、古い鎖と同じ長さになるようにペンチで切る。
  5. 交換用のフロートバルブと鎖を取り付ける。
  6. 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確認する。

フロートバルブを外すときは、オーバーフロー管に当たって故障しないように注意しましょう。

 

鎖が短いとフロートバルブが浮き、水漏れする恐れがあります。鎖の長さは多少の遊びがあるように、鎖の玉2~3個程度のたるみをもたせましょう。

トイレタンク内の浮き玉の修理方法

浮き玉を持ち上げて水漏れが止まったら、浮き玉が原因です。浮き玉を元の位置に戻して水漏れが止まる場合は、浮き玉の一時的な不具合といえます。

 

浮き玉が割れているなど、浮き玉そのものに不具合が見つかれば、交換して修理を行いましょう。

 

【用意するもの】

  • モンキーレンチ
  • 交換用の浮き玉

【浮き玉が原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. トイレタンクのフタを外す。
  3. 浮き玉とボールタップをつなぐナットをモンキーレンチで緩め、浮き玉を外す。
  4. 交換用の浮き玉を取り付け、ナットを締める。
  5. 浮き玉が動くか確認する。
  6. 止水栓を開けてタンクに水を溜め、浮き玉が浮くか確認する。
  7. 水を流し、水漏れしないか確認する。

水を流してタンク内の水位が高い、または低い場合はボールタップの水位調整リングで調整してください。水位が高ければ左、低ければ右に回すと水位を調整できます。

 

水位調整リングがないときは、浮き玉で水位を調整しましょう。水位が高ければ浮き玉の棒を下、低ければ上に曲げます。

 

どちらのタイプか分からないときは、トイレの説明書を確認しましょう。水位の調整方法が記載されているはずです。

トイレタンク内のボールタップの修理方法

浮き玉を持ち上げても水漏れが止まらなければ、ボールタップが故障している可能性が高いです。

 

ボールタップを新しいものと交換し、修理しましょう。浮き玉とボールタップがセットになっているトイレも、以下の修理方法をご参考ください。

 

【用意するもの】

  • モンキーレンチ
  • 交換用のボールタップ

【ボールタップが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. ボールタップと給水管をつなぐナットをモンキーレンチで外す。
  3. ボールタップを外す。
  4. 交換用のボールタップを取り付ける。
  5. ボールタップと給水管をナットで固定する。
  6. 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確認する。

ボールタップを交換した際も、水位が適切でなければ調整しましょう。

トイレのレバーの修理方法

フロートバルブやボールタップを修理してもレバーから水漏れする場合、パッキンの劣化が考えられます。

 

以下はレバーのパッキンを交換する修理方法です。

【用意するもの】

  • モンキーレンチ
  • 交換用のパッキン

【レバーが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. レバーの先端に付いている鎖を取り外す。
  3. モンキーレンチでレバーのナットを外す。
  4. レバーのパッキンを取り出し、新しいパッキンに交換する。
  5. 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確認する。

レバーのナットがプラスチック製の場合、締めすぎると割れる恐れがあります。手でナットを締めて簡単に戻らないようであれば、問題ありません。

トイレのタンク底の水漏れ修理方法

タンク底のパッキンが劣化して水漏れが起こった場合も、修理は可能です。ただしタンクは非常に重いため、自分で修理できそうにないときは専門業者に相談しましょう。

 

【用意するもの】

  • モンキーレンチ
  • 交換用のパッキン

【タンク底の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. タンクと給水管をつなぐナットを外し、タンクと給水管を分断する。
  3. タンクを固定しているナットを外す。
  4. タンクを持ち上げて外す。
  5. タンク底のパッキンを新しいものと交換する。
  6. 止水栓を開け、水を流して水漏れしないか確認する。

タンクは重いため、くれぐれも割らないように注意してください。タンクが割れてしまうと丸ごと交換する必要があり、高額な修理料金がかかります。

トイレの給水管の水漏れを修理する方法

トイレの給水管が原因で水漏れが発生している場合、ナットを締めても水漏れが止まらなければ、パッキンの劣化の可能性があります。

 

給水管のパッキンを交換する修理方法をお伝えしましょう。

パッキンの交換方法

【用意するもの】

  • バケツ
  • ゴム手袋
  • 交換用のパッキン
  • モンキーレンチ

【給水管の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉めた後、水漏れしている給水管の下にバケツを置く。
  2. 給水管をつなぐナットをモンキーレンチで緩め、取り外す。
  3. パッキンを交換し、ナットを締める。
  4. 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確かめる。

水漏れしないように、ナットはしっかりと締めてください。

便器の水漏れを修理する方法

便器の水漏れ修理は、便器内と便器本体それぞれご紹介します。

便器内の水漏れ修理

便器内の水漏れはタンクが原因のケースが多いため、まずはタンク内を確認しましょう。

タンクによる便器内の水漏れは、主に以下の原因が考えられます。

  • フロートバルブの故障
  • 鎖が絡まっている・外れている
  • オーバーフロー管の故障

フロートバルブが故障していれば、前述した修理方法をお試しください。

 

鎖が絡まったり、外れたりしている場合は、ほどいて正しく取り付けましょう。

 

オーバーフロー管は交換の難易度が高く、自分で修理するのは困難です。オーバーフロー管の故障に気付いたら、早めに専門業者へ相談しましょう。

便器本体の水漏れ修理

便器本体の水漏れはお伝えしたように、ヒビ割れか結露が原因です。

ヒビ割れが起きている場合は便器本体を交換するケースが大半のため、専門業者に依頼しましょう。

 

結露は厳密にいえば、水漏れではありません。

結露が気になる方はこまめに換気し、温度や湿度が上がらないようにするのがポイントです。結露吸収テープ、結露防止スプレーを使って防ぐのもよいでしょう。

 

なお、便器の排水ソケットやパッキンを交換する方法はあるものの、非常に難しい修理です。

 

以下で修理方法をお伝えしますが、手順を間違えてしまうとトイレ本体を使用できなくなる可能性があるため、慎重に行ってください。

 

【用意するもの】

  • コップ
  • ぞうきん
  • バケツ
  • モンキーレンチ
  • ドライバー
  • 交換用の排水ソケット・パッキン

【便器本体が原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. コップやバケツで便器内の水をできる限り捨てる。
  3. タンクと給水管をつないでいるナットを外す。
  4. 便器とタンクをつないでいるボルトを外す。
  5. タンクを持ち上げて外す。
  6. 便器本体を固定しているネジを外す。
  7. 便器本体を持ち上げて外す。
  8. 排水ソケット、パッキンを交換する。
  9. 止水栓を開け、水を流して水漏れしないか確認する。

タンクと便器は陶器でできているため、床に置くときはくれぐれも注意してください。

床と便器の間の水漏れを修理する方法

床と便器の間の水漏れは、非常に厄介です。便器の接続不良、排水管の異常が考えられます。

 

自力での修理は難易度が高く、床下に水漏れして近隣トラブルにつながる可能性も高いといえます。根本的な原因を探すのが難しいケースもあるため、専門業者に相談してください。

 

フランジパテの劣化で便器の接地面から水漏れが発生している場合、自分で修理できないわけではありません。

しかし、フランジパテはあくまでも応急処置として使用し、修理は専門業者に依頼しましょう。

ウォシュレットの水漏れを修理する方法


ウォシュレットの水漏れは、まずナットが緩んでいないか確かめましょう。

 

ナットを締める以外に自分で修理できるウォシュレットの水漏れは、以下が故障した場合です。

  • 給水フィルター
  • 水抜栓
  • ノズル

それぞれの修理方法は次のとおりです。

給水フィルター・水抜栓の修理方法

給水フィルターを交換する修理方法をお伝えします。水抜栓も同じ方法で修理可能です。

 

トイレによっては、給水フィルターと水抜栓がセットになっている場合もあります。

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • タオル
  • マイナスドライバー
  • 交換用の給水フィルター(または水抜栓)

【給水フィルターが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 電源プラグを抜く。
  2. 止水栓を閉める。
  3. 給水フィルター(水抜栓)を外す。
  4. 新しい給水フィルター(水抜栓)に交換する。
  5. 止水栓を開け、水を流して水漏れしないか確認する。

感電や火災を防ぐため、ウォシュレットの水漏れを修理するときは、必ず電源プラグを抜いてください。

 

電源プラグが水に濡れないように、抜いた後はタオルなどで包むとさらに安心です。

ウォシュレットノズルの修理方法

トイレによっては、ウォシュレットのノズルを自分で交換できます。

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • タオル
  • 交換用のノズル

【ウォシュレットノズルが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 電源プラグを抜く。
  2. 止水栓を閉める。
  3. ノズルを外す。
  4. 新しいノズルに交換する。
  5. 止水栓を開け、水を流して水漏れしないか確認する。

ノズルを交換できないウォシュレットは便座ごと交換するため、専門業者に相談しましょう。

ウォシュレット本体の故障は業者に相談

ウォシュレット本体の故障による水漏れは、専門業者に相談しましょう。

 

ウォシュレットは電化製品のため、便器やタンクとは異なり、修理には専門技術が必要です。

 

また、ウォシュレット本体の修理は、漏電や感電の危険性があります。

ウォシュレット内部の電気系統に水がかかれば、ショートして火災する可能性もあり、大変危険です。

 

ウォシュレットの内部や操作パネルから水漏れしている場合、自力では修理をせず、専門業者に相談してください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレの水漏れ修理の料金相場


トイレの水漏れ修理を業者に頼むと、どれぐらいの料金がかかるのか気になる方も多いでしょう。

 

水漏れの原因や症状によりますが、修理の料金相場は25,000円~程度です。

 

また、クリーンライフでもトイレの水漏れ修理を多数ご相談いただいております。トイレの水漏れに関する修理料金をまとめましたので、参考にご覧ください。

トイレの水漏れ 3,300円
ボールタップの交換 8,800円
フロートバルブの交換 8,800円
タンクレバーの交換 8,800円
給水管の交換 13,200円
タンクの交換 16,500円
ウォシュレットの取替え・取り付け・脱着 16,500円
便器の交換 33,000円

※作業料金は目安です。状況や部品などにより料金は変動します。スタッフが現地で状況を確認し、最終お見積もりをご提示いたします。

トイレの水漏れを修理できないときは

トイレの水漏れはタンクや便器、止水栓などさまざまな場所で起こります。どこが原因なのか特定し、適切な修理を行うことが大切です。

 

ただし、無理に自力で修理をするのは避けてください。「修理が難しい」と感じたら、専門業者に相談しましょう。

 

私たちクリーンライフでもトイレの水漏れ修理を24時間365日受け付けております。

 

最短30分で駆けつけ、経験豊富なスタッフが迅速に対応いたします。お見積もりは無料で行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.28
2021.09.03

トイレのつまる原因はさまざまですが、ときには大便でつまってしまう場合があります。

 

「便のつまりなら放置しておけば大丈夫だろう…」と時間をおいてつまりを解消する方法もありますが、ご家族でトイレを利用している場合、長時間トイレを使わないわけにもいきません。

 

そこで今回は、大便でトイレがつまったときの対策や予防方法について解説します。

 

合わせて、「大便でトイレがつまったときのちょっとした疑問」も解消するのでぜひ参考にしてください。

大便(うんこ)でトイレつまりが発生する原因とは?

便(大便)_トイレがつまる原因

基本的にトイレは便を流せる仕様のため「便でトイレがつまるはずはない」と考えてしまいがちですが、100%つまらないとは言い切れません。

 

大便の量や大きさ、固さによっては、つまってしまう場合もあります。

 

どれくらいの便であれば大丈夫かというのは、トイレによって異なりますが、よくあるのは一気に排便したときです。

 

便秘が原因で便が固くなっていたり、量が多くなってしまった場合には、つまる原因になります。

 

頻繁に起きるつまりではありませんが「便でもつまるときはある」と知っておきましょう。

 

⇒その他のトイレつまりの原因を見る

大便(うんこ)でトイレがつまったときの7つの対処法

便(大便)_トイレ_対処法

大便でトイレがつまったときは、7つの対処法があります。

業者に依頼するのも一つの方法ですが、まずは自身で以下の方法試してみてください。

  • 時間をおいて放置する
  • お湯を流す
  • 洗剤を使う
  • 重曹+クエン酸を使う
  • ラバーカップで対処する
  • ワイヤーブラシを使う
  • 真空式パイプクリーナーを使う

それぞれの方法で、大便のつまりを解消できる可能性があります。

以下で具体的な手順を解説するので、トイレがつまった際に試してみましょう。

トイレつまりを放置して時間を置いてみる

まずは、一度なにもせずに放置してみましょう。

 

基本的に大便は水に溶けるので、長時間トイレを使わず放置しておけば、そのうち自然に解消される場合があります。

 

ただし、2~3時間程度放置しなければいけないため、ご家族でトイレを利用している場合は難しいかもしれません。

 

すぐに長時間放置するのが難しかったり、放置してもつまりが解消されない場合は、他の方法を試してみましょう。

トイレつまりをお湯で直す

トイレつまりをお湯を使って直す手順は以下の通りです。

  1. 40~60度のお湯を用意する
  2. 便器のなかの水をくみ出す
  3. 便器の半分位までお湯を注ぐ
  4. 1時間ほど待つ

お湯を流すと、大便が溶けやすくなる可能性があります。

 

流すお湯の温度は、大体40~60度のぬるま湯を使ってください。60℃以上の熱湯を使うと、便器の破損につながる可能性があります。

 

お湯を流す方法は、トイレットペーパーが原因でつまった際にも使えるので、覚えておきましょう。

時間が経過したら、一度水を流して解消されているかどうか確認しましょう。

 

⇒お湯とバケツでトイレつまりを直す方法を見る

トイレつまりを中性洗剤(食器用液体洗剤)で直す

トイレつまりを中性洗剤(食器用液体洗剤)を使って直す手順は以下の通りです。

  1. 便器の水をくみ出す
  2. 食器用洗剤約100mlを便器に入れる
  3. 40~60度のお湯を注ぐ
  4. 30分ほど放置する

お湯と合わせて洗剤を使うと、さらにつまりを解消できる可能性が高まります。洗剤は、一般的な家庭で使う食器用洗剤で問題ありません。

 

また、お湯は「お湯を使用した直し方」と同様に40~60度のぬるま湯を使用してください。

 

放置した後、一度水を流してつまりの様子を確認してみましょう。

 

⇒洗剤でトイレつまりを直す方法を見る

トイレつまりを重曹とクエン酸(お酢)で直す

トイレつまりを重曹とクエン酸を使って直す順は以下の通り。

  1. 二酸化炭素が発生するため、換気をよくしておく
  2. 便器内の水をくみ出す
  3. 重曹150gを便器に入れる
  4. クエン酸100mlを便器に入れる
  5. 40~60度のお湯を便器に注ぐ
  6. 泡立ってきたら1時間ほど放置

洗剤の代わりに、重曹・クエン酸でも便のつまりを解消できる可能性があります。

アルカリ性の重曹に酸性のクエン酸を加えると炭酸ガスが発生し、便を分解してくれるのです。

 

1時間の間は二酸化炭素が発生し続ける可能性があるので、常に換気に気を付けておきましょう。

 

⇒重曹とクエン酸でトイレつまりを直す方法を見る

トイレつまりをすっぽんで直す

は、トイレのつまりを解消する代表的な方法です。

 

すっぽんは正式にはラバーカップやプランジャーと言います。便以外にも、さまざまなつまりに対応できるので、トイレに一つ常備しておくと良いでしょう。

 

トイレつまりをラバーカップを使って直す手順は以下の通りです。

  1. 便器の水をくみ出す
  2. 水溜り部分にラバーカップを密着させる
  3. ラバーカップを押し込んでカップをはこませる
  4. 勢いよくラバーカップを引く

これら一連の動作を、何度か繰り返してみましょう。

 

「ゴボゴボ」と水の流れる音がしたら、解消されているかもしれないので一度水を流してみてください。

 

⇒すっぽんを使ったトイレつまりの直し方をもっと詳しく見る

トイレつまりを真空式パイプクリーナーで直す

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップのレベルアップした道具と考えてください。

 

トイレつまりを解消する原理は、ラバーカップと同じです。

ただし、ラバーカップの5倍以上の力があるので、トイレのつまりを解消できる可能性は高いでしょう。

 

トイレつまりを真空式パイプクリーナーを使って直す手順は以下の通りです。

  1. 便器の水をくみ出す
  2. 真空式パイプクリーナーのハンドルを押したまま便器に押し付ける
  3. 真空式パイプクリーナーのハンドルを引く・押す

数回繰り返してゴボゴボと流れる音がしたら便の詰まりが解消される可能性があります。一度水を流してみましょう。

 

⇒真空式パイプクリーナーを使ったトイレつまりの直し方をもっと詳しく見る

トイレつまりをワイヤーブラシで直す

便がどうしても溶けない場合は、ワイヤーブラシを使いましょう。

 

ワイヤーブラシは、トイレにつまった異物をかきだすために使う道具です。ワイヤーの先端が便を砕いてつまりを解消させます。

 

手順としては、ワイヤーブラシを便器に入れるだけですが、決して簡単ではありません。

プロでも使いこなすのが難しいと言われており、無理にかきまわすと便器を傷つける原因になります。

 

ワイヤーブラシがない方は無理に用意する必要はありません。ここまででトイレつまりが解消されない方は、無理をせず業者に相談しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

大便(うんこ)でトイレがつまらないための予防方法

「いつも便でトイレがつまってしまう」という方は、予防方法を考えておきましょう。

 

以下の方法で便によるつまりを予防できます。

  • トイレットペーパーの量を減らす
  • 腸内環境を整える
  • 便が落ちる箇所にトイレットペーパーを敷いておく
  • ペットの便はNG

なぜそれぞれの方法で予防できるのかを順番に、具体的に解説します。

1度に流すトイレットペーパーの量を減らす

大便をする際に、トイレットペーパーを使いすぎてしまうとトイレが詰まりやすくなります。

 

基本的にトイレットペーパーは水に溶けるようになっていますが、あまりにも多くの量を一気に流すと詰まりの原因となってしまうのです。

 

特に固い便や量が多い便と一緒に流した際は、詰まる可能性を高くしてしまいます。流す量が多くなる前に一度流すようにしましょう。

 

また、海外製の安いトイレットペーパーは、水に溶けにくいものがあるので注意しましょう。

腸内環境を整える

便でつまる原因は、便秘による固さや量です。

 

これらを防ぐには、腸内環境を整え、便秘を解消すると良いでしょう。

 

主な便秘の解消方法として、以下の3つがあります。

  • 水分を多く摂る
  • 食物繊維を摂る
  • 発酵食品を摂る

あまりにも便秘の症状がひどい場合には、一度病院に行ってみるのも良いかもしれません。

便が落ちる場所にトイレットペーパーを敷いておく

便が落ちる場所にトイレットペーパーを敷いておくのも、一つの方法です。

 

トイレットペーパーを敷いておくことで、大きな便でも一緒に滑って流れていきやすくなります。

 

また、この方法だと便器に便がこびりつかないので、お掃除が楽です!

不安な方はトイレットペーパーを敷いてみてください。

ペットの便(フン)はNG

人の便によるつまりの予防ではありませんが、ペットのフンは基本的に便器に流さないようにしましょう。

 

ペットの便は人の大便と比べて、水に溶けにくい性質です。便自体は小さいので、何度か流れますが、奥の配管に詰まってしまう可能性があります。

 

また、猫のトイレ砂もつまりの原因の一つ。

 

「水に溶けやすい」と記載されているものもありますが、基本的には流さない方が良いです。

大便(うんこ)のトイレつまりは恥ずかしくない!

便(大便)_トイレ_予防方法

大便が原因のトイレのつまりは「業者に依頼したくない」と考える人が多いのではないでしょうか。

 

水道修理業者につまりの原因を聞かれたとき「大便がつまってしまった」とは言いにくいですよね。

 

しかし、恥ずかしがる必要はありません。むしろどうしても解消されない場合は、業者へ依頼してください。

 

以下で業者に依頼するメリットや、恥ずかしくない理由を解説します。

水道修理業者は便の詰まり解消に慣れている

結論から言えば、業者は大便によるトイレのつまりに慣れています。

 

大便によるトイレのつまりは、それほど珍しいことではありません。

 

大便が原因だと発覚しても、特に何も思わずにトイレつまりの解消作業をしてくれます。

 

水道修理業者からすれば慣れた作業をするだけなので、恥ずかしがる必要はありません。

トイレつまりの症状を伝えることで適切な処置をしてくれる

「大便でつまったと伝えるのは恥ずかしい」と感じても、正直に伝えた方が良いです。

 

詰まりの原因がわからないと、まず原因を調べることから始めなければいけません。

大便が原因だとわかれば、作業がスピーディーにすすみます。

 

また、自身で対処した場合、誤って熱湯を入れてしまったりワイヤーブラシで無理にかきだそうとして便器に傷をつけてしまったりと、失敗してしまう可能性もあるでしょう。

 

水道修理業者にしっかり症状を伝えて依頼すれば、適切かつ早くトイレつまりを解消してくれます。

どうしても恥ずかしい場合は自分で解決するのも

どうしても水道修理業者に伝えるのが恥ずかしい場合は、自分で解決するという手もあります。

 

しかし、自分で解消しようとすると、便器を破損してしまう可能性があるので、充分気を付けて行いましょう。

 

もっと詳しいトイレつまりの直し方を見たい方はこちらもご覧ください。

 

⇒トイレつまりの直し方(完全版)をもっと見る

トイレつまり修理を業者に依頼した場合の料金例

大便によるトイレのつまりを業者に依頼した場合の料金目安は、4,000円~8,000円程度です。

大便によるつまりは「軽度のつまり」になるので、それほど高い料金にはなりません。

 

しかし、つまり具合やどの部分でつまっているかによっても料金は異なります。

 

浅い部分でつまっていれば、4,000円~5,000円前後、排水管までつまっているようであれば8,000円前後となるでしょう。

 

⇒トイレつまりの料金相場を詳しく見る

大便(うんこ)のトイレつまりが解消されないときは

大便でトイレのつまりが解消されない場合は、恥ずかしがらずに業者へ依頼しましょう。

 

「大便のトイレつまり位なら自分で…」と考える方も多いですが、誤った方法では詰まりをひどくしてしまう場合もあります。

 

「確実につまりを解消したい」「自分で試したが解消できなかった」という場合は、すぐに水道修理業者へ相談しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でも、トイレつまり修理のご相談を承っております。

 

24時間365日対応し、お見積もりも出張料金も無料、追加料金はかかりません。

 

業者へ依頼するべきか迷ったら、お電話やメール、LINEでお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.09.03
2022.02.15
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