作業員待機中
13時25分現在、近くの作業員が最短30分〜でお伺いできます。
デラコン分岐テスト
記事一覧

水漏れはトイレでよく起こるトラブルです。しかし、トイレの水漏れ修理にどれぐらいの料金がかかるのか分からない方も多いでしょう。

 

トイレの水漏れ修理の料金は原因や修理の作業内容、業者などによって異なります。

 

中には悪徳業者もいるため、単に「安いから」という理由だけで水漏れ修理を頼んでしまうと、後で高額請求されるかもしれません。

 

そこで今回は、トイレの水漏れ修理の料金相場をご紹介します。どれぐらいの相場か知っておくと、悪徳業者かどうか判断しやすいので、ぜひ参考にご覧ください。

トイレの水漏れ修理を業者に依頼するケース3つ

まず、業者にトイレの水漏れ修理を頼むのはどんなケースなのか、お伝えします。

以下3つのいずれかに当てはまった場合は、早めに業者へ修理を依頼しましょう。

1.水漏れの原因が分からない

トイレの水漏れに気づいても、何が原因でどこから水漏れしているのか分からないこともあります。

 

水漏れの原因が分からないときは、

  • トイレの床下の排水管
  • 壁の内側の配管

で水漏れが発生しているとも考えられます。自力での確認が難しいため、便器やトイレタンクを見ても原因を見つけられません。

 

トイレの水漏れを放置すると、床の修理も必要になる可能性があります。被害が大きくなる前に、早めに業者へ相談しましょう。

2.自分で修理できない

トイレの水漏れを自分で修理できないときも、早めに業者へ相談してください。

 

マンションやアパートといった集合住宅でトイレの水漏れを放置すると、下の階にも被害が及ぶ恐れもあります。

 

被害を最小限に抑えるためにも、自分で修理できないと判断したらなるべく早く業者に修理を依頼しましょう。

 

なお、自分で修理したとしても、以下の場合はトイレの水漏れを解決できていません。

  • 取り付ける部品を間違った
  • 水漏れ補修テープで修理した

 

こういった修理では、水漏れが悪化したり、再発したりする可能性があります。悪化すると修理料金がかさむため、早めに対処しましょう。

3.ウォシュレットから水漏れしている

ウォシュレットの水漏れは自分では修理できないケースが大半です。

 

ウォシュレットの修理は専門的な技術や知識が必要で、自分で修理することを推奨していないメーカーもあります。水漏れが起こった場所によっては、市販されていない部品が必要になります。

 

また、ウォシュレットの電気系統に水がかかると、感電や火災が発生する可能性もあり、大変危険です。自分で修理しようとすると壊れたり、悪化したりする可能性もあります。

 

安易に修理しようとせず、ウォシュレットの水漏れに気づいたら止水栓を閉め、電源を抜きましょう。止水栓を閉める方法は、後ほどご紹介します。

トイレ水漏れ修理でかかる基本的な料金相場

「トイレのトラブル1,000円」と書かれている広告を見たことがある方もいるでしょう。しかし、1,000円でトイレの修理が終わるのは稀で、安く見せるために一部の料金を書いているケースがほとんどです。

 

正確な料金を知りたいときは業者に見積もりを頼み、合計金額を確認しましょう。

 

トイレの水漏れ修理の料金は基本的に、以下の3つで構成されています。

  • 基本料金
  • 作業料金
  • 部品代

基本料金はほとんどの業者が設定し、どの修理でもかかる料金です。

 

作業料金は作業する内容によって違います。簡単な作業は安く、大がかりで難しい作業は高い傾向が見られます。

 

トイレの水漏れ修理はパッキンなど、部品を交換することもあります。部品ごとに料金が異なり、安いものであれば1つ数千円程度です。

 

また、早朝や深夜、休日に修理を頼むと、割増料金が発生する業者もあります。出張料金がかかることもあるので、注意しましょう。

原因・症状別のトイレ水漏れ修理の料金相場

トイレの水漏れ修理の料金相場は25,000円~ほどです。

 

しかし、水漏れの原因や症状によって料金が異なり、相場よりも安いケースもあります。

 

トイレの水漏れの原因や症状別に料金の相場をご紹介するので、原因が判明している場合はぜひ参考にしてみてください。

トイレつまりによる水漏れの修理の料金相場

トイレの水漏れの多くは、つまりが原因によるものです。

  • 大量にトイレットペーパーや排泄物を流した
  • スマホやおもちゃなどの固形物を落とした

こういった原因でトイレつまりが発生し、水漏れを招くケースは多々あります。
トイレつまりによる水漏れの修理を頼む場合、料金相場は8,000~20,000円程度です。

 

トイレつまりが重度であれば、便器を取り外して修理することもあります。便器を取り外す場合の料金相場は3~5万円、安くても1~2万円前後かかります。

給水管が原因による水漏れの修理の料金相場

トイレの水を流して給水管から水が出るようなら、給水管が原因で水漏れしていると考えられます。

 

築年数が古い、または居住年数が長い住宅やビルのトイレは、給水管が劣化し、水漏れが発生することがあります。

 

給水管から水漏れする場合、原因として多いのがパッキンの劣化です。

 

パッキンの交換だけなら4,000円~、給水管の交換は5,000円~が料金相場となっています。

タンク部品の不具合による水漏れの修理の料金相場

トイレタンクには

  • フロートバルブ
  • 浮き玉
  • ボールタップ
  • レバー

など、さまざまな部品があります。

 

タンクの部品が劣化したり、破損したりし、水漏れすることがあります。タンクを開けて部品に不具合が生じていないか、確認してみましょう、

 

業者に修理を頼むと、タンクを脱着するかしないかで料金が大きく変わります。

  • タンクを脱着せずに修理:6,000~15,000円程度
  • タンクを脱着して修理:11,000~30,000円程度

パッキンの交換だけなら、5,000円ほどで修理が終わるケースもあります。

便器の水漏れ修理の料金相場

便器のヒビ割れや破損で水漏れしている場合、補修ではなく、便器を交換するのが一般的です。

 

また、便器の配管の接続部分が劣化している場合も、便器を交換する可能性があるでしょう。

 

便器の交換にかかる料金は、およそ3~5万円が相場です。便器の種類で料金が変わり、高性能の便器に交換すると料金は高くなります。

 

便器の交換で注意したいのは、便器本体の料金です。便器本体の料金は約10~30万円かかるので、安く済ませたい方は古いモデルを選ぶとよいでしょう。

トイレの床から水漏れする際の修理の料金相場

トイレの床から水漏れしている原因は、以下が考えられます。

  • 便器と床をつなぐパッキンの劣化
  • 排水管の劣化

トイレの床から水漏れする場合、パッキンの交換といった簡単な修理なら5,000円前後が相場です。

 

排水管の劣化などで大がかりな作業が必要になると、5万円以上かかることもあります。

 

水漏れでトイレの床が傷むと床の張り替えも必要で、修理料金がより高くなってしまいます。

 

床の張り替えの料金は、以下が相場です。

  • クッションフロア:2~4万円程度
  • フローリング:3~6万円程度
  • フロアタイル:3~5万円程度
  • タイル:約4.5~12万円程度

トイレの床から水漏れしていると分かったら、床への被害が大きくならないうちに、なるべく早く業者へ連絡しましょう。

 

なお、トイレの床の水漏れについては、以下でより詳しくまとめています。トイレの床の水漏れにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒トイレの床の水漏れの対処法・修理の料金相場を見てみる

ウォシュレットの水漏れ修理の料金相場

ウォシュレットの寿命は7~10年ともいわれ、古くなると水漏れする場合があります。

 

ウォシュレットにはさまざまな部品があり、水漏れしやすいのは次の2ヶ所です。

  • 接続部分
  • ノズル

接続部分はパッキンの劣化、ナルトの緩みで水漏れすることがあります。ノズルの水漏れは故障や劣化が原因のケースが多く見られます。

 

ウォシュレットの水漏れ修理はノズル修理を含めて15,000~25,000円程度が相場、接続部分の修理は6,000~15,000円程度です。

 

ただし、ウォシュレットの多くは10年を過ぎると生産が終了し、メーカーに部品の在庫がない可能性もあります。部品がなく、ウォシュレットの交換が必要な場合は、2~5万円ほどかかります。

 

なお、ウォシュレットは電化製品で、電気系統が原因で水漏れしている場合は感電や火災の恐れがあり危険です。自分で修理するは避けて、業者に連絡してください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレ水漏れの修理料金を相場より安くする方法

トイレの水漏れ修理を業者に依頼すると、約25,000円〜が相場です。料金は安くても数千円、高ければ5万円以上かかるケースもあります。

 

相場よりトイレの水漏れ修理の料金を安くしたい方は、以下の方法を試してみてください。

延長料金や割増料金を避ける

トイレの水漏れ修理に時間がかかると、延長料金を請求する業者もいます。あらかじめ延長料金がない業者を選べば、修理の時間や追加請求を心配する必要がありません。

 

また、夜間や早朝、土日祝日に水漏れ修理を頼むときは、割増料金に注意しましょう。依頼する時間によっては以下のような割増料金がかかり、余分に高くなってしまいます。

  • 早朝・深夜は別途5,000円かかる
  • 祝日は料金が30%アップ

安くするには、出張料金がない業者を選ぶこともポイントです。出張料金は業者によって異なり、0円の業者もあれば、4,000円ほど請求する業者もいます。

割引が可能な業者を選ぶ

キャンペーンやクーポンなどで割引し、料金を安くしてくれる業者もいます。

  • WEB割引
  • 手数料無料
  • 初回限定割引

など、さまざまなキャンペーンがあるので積極的に利用しましょう。

 

中には、連絡時に「ホームページを見た」と伝えるだけで数千円安くなることもあります。後で割引できると知って後悔しないためにも、事前に業者のホームページをチェックし、利用できるキャンペーンがないか確かめましょう。

自分で修理する

トイレの水漏れを自分で修理すると、料金を大幅に抑えられます。

  • ナットを締める
  • 簡単な部品交換

こういった作業なら、自分で道具や部品をそろえ、修理できるかもしれません。

 

ただし、修理に失敗すると水漏れが悪化し、かえって高い修理料金を支払う可能性もあります。くれぐれも無理はせず、修理できないときは業者に相談しましょう。

 

自分でできるトイレ水漏れの修理方法は、以下でまとめています。「まずは自分で修理してみたい」という方はぜひ参考にご覧ください。

 

⇒【原因別】自分でできるトイレ水漏れの修理方法を見てみる

トイレの水漏れ修理で悪徳業者に騙されないコツ3つ

トイレの水漏れの状況によっては「急いで修理したい」という気持ちから、あまり時間をかけずに業者を選ぶ人もいるかもしれません。

 

しかし、修理業者の中にはボッタクリ料金を請求する悪徳業者も紛れ込んでいるため、注意が必要です。

 

悪徳業者に騙されないように、以下の3つのコツを念頭に置いてトイレの修理業者を選びましょう。

見積もりの作業項目を確認する

見積もりの料金は、トイレの水漏れ修理の作業内容によって決まります。

 

見積もりでは料金が安いか高いかだけではなく、作業項目もしっかり確認しましょう。

 

不要な作業を追加したと気づかれないように、請求書に合計金額だけを書く悪徳業者がいます。作業項目を記載していない業者を選ぶのは避けてください。

修理内容をきちんと説明するか

トイレの水漏れは、部品交換だけで修理が終わるケースも多々あります。

 

しかし、悪徳業者は軽度な水漏れでも

  • 便器を交換しないと直らない
  • 今すぐ工事が必要

などと言い、不要な作業を行おうとします。

 

優良な業者は原因の箇所や壊れた部品を実際に見せながら、「この部品が壊れて水漏れしているので、交換が必要」というふうに、きちんと説明します。

 

説明が適当な業者、はっきりと説明しようとしない業者は選ばないようにしましょう。

水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店とは「指定給水装置工事事業者」のことです。

 

給水装置工事を適切にできると水道局から認められた業者で、水道法にしたがって工事をします。

 

違反行為をした場合は指定を取り消されるケースがあるため、悪徳業者の可能性は低いといえるでしょう。

 

ただし、水道局指定工事店なら料金が安いとは限らないので、どの業者を利用するときも見積もりを確認しましょう。

トイレで水漏れが発生したときの応急処置

トイレの水漏れに気づいたら、状況を悪化させないことが大切です。

応急処置をご紹介するので、早めに対処し、水漏れの悪化を防ぎましょう。

止水栓を閉める

トイレで水漏れが発生したら、止水栓を閉めましょう。

 

トイレの水漏れのほとんどは、止水栓を閉めれば止まります。止水栓を閉めている間は給水されないため、落ち着いて業者を探せるでしょう。

 

止水栓はトイレの床や壁にあり、手で回せるタイプやドライバーで回すタイプなどがあります。どのタイプであっても、時計回りで閉まるものが大半です。

 

なお、トイレの止水栓を閉めれば、トイレだけ給水が止まり、洗面所やキッチン、お風呂などは普段どおり使えます。

補修テープを使う

給水管や排水管、便器からわずかに水漏れしている場合は、補修テープで一時的に水漏れを止められます。

 

補修テープはポタポタと水がたれている、軽度な水漏れのみ効果的です。勢いよく水が出ているときは補修テープで対処できません。

 

ただし、補修テープはあくまでも応急処置として使用し、水漏れを放置するのは避けましょう。

トイレ水漏れ修理を業者に相談したいときは

トイレにはタンクや便器、排水管など、いろいろな部品が付いています。トイレの水漏れ修理の料金相場はおよそ25,000円~ですが、水漏れしている部品や原因により、料金はこまかく異なります。

 

トイレの水漏れ修理の料金を相場よりも安くしたいときは、割増料金などの余計な料金を避け、お得な割引を用意している業者を選びましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレの水漏れ修理を受け付けています。

 

出張費やお見積もりの他、夜間・早朝割増、休日料金もすべて無料です。3,000円OFFのWEBキャンペーンも行っておりますので、ぜひご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.08.24

トイレつまりが重症であれば、便器を取り外して修理する可能性があります。

 

便器の取り外しは非常に大きな手間がかかるため、料金は高額になるケースがほとんどです。

 

初めて業者を利用する人は、便器取り外しにどれくらいの料金がかかるのか気になるでしょう。

 

そこで今回は、トイレつまり修理で便器取り外しをする際の料金相場をご紹介します。

 

どんなトイレつまりが起こると便器取り外しをするのかもお伝えするので、便器取り外しがそもそも必要かどうかも含め、確認してみてください。

トイレつまり修理で便器取り外しが必要なケース


業者にトイレつまりの修理を任せた際、必ず便器取り外しを行うわけではありません。

 

便器取り外しを行うケースを以下でお伝えしましょう。

トイレットペーパーや排泄物を大量に流した

トイレットペーパーや排泄物はトイレに流せるため、本来ならスムーズに流れます。

 

しかし、次のような行動でトイレットペーパーや排泄物、流せるシートなどを大量に流してしまうと、便器を取り外して修理する可能性があります。

  • 子供がトイレットペーパーで遊び、大量に流した
  • 溜まっていた便を一気に流した
  • 流せるシートを大量に使って流した

水に溶けるものであっても、便器へ大量に流せば、重度なトイレつまりを招いてしまいます。便器から修理を試みても直らない場合は、便器を取り外して修理します。

 

放置してトイレつまりが解消する場合もありますが、放置している間はトイレを使えません。近くにトイレを借りられるコンビニや公衆トイレがないときは、業者に相談し、修理を依頼しましょう。

 

なお、水位が上がったままで一切水が流れない場合、水に溶けない異物が落ちたとも考えられます。

水に溶けない異物を便器に落とした

不注意や子供のいたずらで水に溶けない異物を便器に落とし、トイレつまりが発生することもあります。

 

便器に落としやすい異物として、以下が挙げられます。

  • スマホ
  • メガネ
  • ハンカチ
  • タオル
  • おもちゃ
  • 生理用品
  • 紙おむつ
  • ボールペンやメモ帳などの文房具

便器から取り出せない位置に異物を落とした場合、便器取り外しを行い、トイレつまりを修理します。

 

水に溶けない異物は確実に取り出さないと異物周辺で他のものが引っかかり、トイレつまりが悪化する可能性があるため、注意が必要です。便器を取り外した後に排水口や排水管などをチェックし、原因となった異物を回収します。

 

また、ペット用のトイレ砂が堆積してトイレつまりが発生し、便器取り外しを行うケースもあるため、流さないことをおすめします。

便器取り外しが必要なトイレつまり修理の料金相場


業者によって料金に差がありますが、便器取り外しだけの料金は3~5万円ほどが相場です。安い業者だと1~2万円のところもあります。

 

便器取り外しでは

  • 便器内の水を抜く
  • 給水管やタンクのナットを外す
  • 床と便器の間のフランジパテをはがす
  • 便器を持ち上げる

などの作業を行います。

 

便器を持ち上げて取り外すのは簡単ではなく、大がかりな作業です。陶器製の便器が大半で、落とすと割れる恐れがあり、慎重に作業しなければなりません。高度な技術が必要なため、便器取り外しの料金はどうしても高額になります。

 

特に難しいのが、便器の取り付け作業です。もし取り付けに失敗して便器と床に隙間ができてしまうと、悪臭や水漏れにつながる恐れがあります。

延長料金や追加作業に要注意

便器取り外しの作業に時間がかかった場合、延長料金を取られることがあります。

 

お使いのトイレによっては便器取り外しに大変な手間がかかってしまうため、延長料金が発生するか事前に確認しておきましょう。

 

中には

  • 高額な延長料金を請求する
  • 勝手に追加作業をする

こういった悪質業者もいるため、注意しなければなりません。

 

「もし追加作業が必要なときは、作業前に伝えてほしい」とあらかじめ業者のスタッフに伝えましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまり修理で便器取り外しの他にかかる費用


トイレつまり修理では便器取り外しの他に、さまざまな費用がかかります。

 

一般的にかかるのは以下の費用です。

  • 基本料金
  • 作業料金
  • 部品代

便器取り外しの料金にこれらの費用を合わせた金額が、最終的な修理料金です。業者によっては、出張料金や割増料金なども別途かかります。

 

便器取り外しを除いた料金の相場は、8,000~20,000円ほどです。

 

便器取り外しが2万円と安くても、基本料金や作業料金が高く、合計すると4万円近くかかるケースもあります。「便器取り外しの料金が安い=修理料金が安い」とは一概に言えないため注意しましょう。

 

具体的な料金を知りたい方のために、『クリーンライフ』の便器取り外しやトイレつまり修理の料金をご紹介します。

軽度なトイレつまり 5,500円
高圧ポンプ使用 5,500円
薬品洗浄 8,800円
ドレンクリーナー使用 16,500円~
高圧洗浄機使用 27,500円~
洋式トイレ脱着工事費 33,000円
ウォシュレットの取替・取り付け・脱着 16,500円

※上記の料金は目安です。トイレつまりの状況や部品などにより、料金は変動します。

スタッフが現場の状況を確認した上で、最終お見積もりをご提示いたします。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまり修理の費用を安くする方法


トイレつまり修理で便器取り外しが必要だと、3〜5万円ほどかかります。基本料金や作業料金といった他の料金もあわせると、高いケースでは7万円ほどかかってしまいます。

 

修理料金は思わぬ出費のため、「できる限り安くしたい」と思うのが正直なところでしょう。

 

そこでここからは、便器取り外しの料金を安くする方法をご紹介します。

軽度なうちに修理を頼む

トイレつまりが軽度なうちに業者へ修理を頼めば、便器取り外しが不要になるケースもあります。

 

軽度のトイレつまりは便器を取り外すことなく、道具や機械を使って修理を行うため、料金は比較的安いです。

 

たとえば、トイレつまりが起きた状態で水を流してしまうと、水が溢れ、余計にトラブルが悪化する恐れがあります。トイレつまりを悪化させないように、強引に水を流すのはやめましょう。

余分な料金を増やさない

トイレつまり修理に時間がかかったり、追加作業が必要になったりすると、延長料金を求められる場合があります。

 

修理料金を抑えたい方は、延長料金や追加料金がない業者を選びましょう。

 

また、出張料金、夜間や早朝の割増料金を設定している業者もいます。出張料金や割増料金も0円の業者を選べば、余分な料金がかかりません。

 

ただし、便器を取り外した後に別の原因が判明し、やむを得ず追加作業が必要になるケースもあります。その場合は作業が必要な理由をたずねましょう。

キャンペーンや割引を利用する

便器取り外しは大がかりな作業でかなりの手間を要するため、料金を高く設定している業者がほとんどです。少なくとも1万円程度はかかるでしょう。

 

キャンペーンや割引を用意している業者を選ぶと、簡単に料金が安くなるので、おすすめです。

  • 「ホームページを見た」と伝えるだけで3,000円割引
  • 初回限定で料金20%OFF

こういった簡単な方法で料金が下がるキャンペーンもあります。初めて業者を呼ぶ方も、積極的に活用しましょう。

トイレつまりの修理業者を選ぶポイント3つ


トイレつまりの修理業者の中には、ボッタクリ料金を請求する悪徳業者も紛れ込んでいます。トイレつまり修理で便器取り外しを行う際、必要以上に料金を請求される可能性は否定できません。

 

悪徳業者を選ばないために、ここではトイレつまりの修理業者を選ぶポイントをお伝えしましょう。

複数の水道修理業者に見積もりを依頼

便器取り外しの料金は業者によって異なります。正確な料金は業者に見積もりを依頼し、確認しましょう。

 

複数の業者に見積もりを依頼すれば、料金を比較でき、どの業者が1番安いのか分かります。

 

他の業者の見積もりや料金相場よりも異常に見積もり金額が高い、または安いのであれば、悪徳業者と疑ってよいでしょう。

 

また、複数の業者の見積もりを取ると、「この業者の見積もりでは○円だった」と具体的な金額を伝えて値引き交渉しやすく、料金が安くなる確率がアップします。

 

見積もりで不明点があるときは、遠慮なく質問しましょう。質問しても回答が曖昧な場合は、他の業者に相談してください。

ホームページに記載された料金を確認

トイレつまり修理は便器取り外しを含め、ほとんどの作業料金が業者ごとに決まっています。ホームページに料金を記載している業者は明朗会計で、信頼性が高いといえるでしょう。

 

場合によっては、実際の料金とホームページに記載された料金に、大きな差が見られることもあります。「業者にトイレつまり修理を頼めば安心」とは思わずに、ホームページに載っている料金表をしっかり確認しましょう。

 

便器取り外しに高額な料金がかかることを悪用し、何十万円もボッタクリする業者もいます。トイレつまり修理に何十万円もかかることは滅多にありません。料金に納得できなければ、別の業者に相談しましょう。

説明不足の業者は避ける

トイレットペーパーを大量に流したり、異物を落としたりしたわけでもないのに、便器取り外しの作業をしようとする業者もいます。

 

優良な業者なら、

  • なぜ便器取り外しを行うのか
  • なぜこの作業が必要なのか

こういったことをきちんと説明します。

 

ろくに説明もせずに「便器を取り外すしかない」と一点張りの業者は悪徳業者の可能性が高いので、注意しましょう。

 

便器取り外しの料金は高額なため、悪徳業者は便器を取り外さずにトイレつまりを修理できるケースでも、便器を取り外そうとするのです。

 

なぜ便器取り外しが必要なのか説明を求め、はっきりとした説明がなければ他の業者に依頼しましょう。

トイレつまり修理の便器取り外し料金が高く感じたら

トイレットペーパーや排泄物を大量に流したり、スマホやハンカチなどの異物を便器に落としたりすると、便器取り外しを行う可能性があります。

 

便器を取り外し、排水口や排水管を確認してトイレつまりを修理します。

 

便器取り外しは料金相場が3~5万円と高く、強引に便器を取り外そうとする悪徳業者に注意が必要です。見積もりを依頼し、説明が曖昧な業者は避けましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレつまり修理を24時間365日受け付けております。

 

お見積もりや出張料金、夜間・早朝割増、休日料金は一切かかりません。明朗会計で修理を承っているので、ぜひ安心してご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.09.03

トイレつまり修理の料金相場と安くする方法をご紹介します。業者に依頼した時の相場と自分でトイレつまりを直す時の相場、直し方をまとめました。

 

トイレのつまりを修理するのにどのぐらい料金がかかるのか分からず、業者に依頼するのもためらう人もいるでしょう。トイレつまりの修理料金は、原因や業者などによって異なります。中には高い料金を請求する悪徳業者もいるため、業者選びは注意が必要です。

 

そこで今回は、トイレつまり修理の料金相場や安くする方法、悪徳業者を呼ばないポイントをお伝えします。

 

また、自分でトイレつまり修理をするときの料金相場もご紹介するので、安く済ませたい方はぜひご覧ください。

業者に修理を依頼した方がよいトイレつまりとは?


トイレつまりの原因や症状はさまざまで、大きく以下に分けられます。

  • 修理業者に修理を任せた方がよいケース
  • 自分で修理できるケース

まずは業者に依頼した方がよいトイレつまりをご紹介します。当てはまる場合は無理に自分で修理しようとせず、業者に相談しましょう。

固形物を便器に落とした

固形物を便器に落としてトイレつまりが起こると、自分で取り出せないことがあります。手の届かないところに固形物を落としてしまったら、業者に取り出してもらいましょう。

 

なお、便器に落としやすい固形物は以下のようなものが挙げられます。

  • おもちゃ
  • ボールペンなどの文房具
  • ハンカチ
  • タオル
  • おむつ
  • 生理用品
  • スマホ

固形物が排水管で引っかかると、便器を取り外さなければなりません。便器が破損したり、排水管に傷をつけたりする恐れがあり、自力での修理は困難です。

 

固形物が排水管や便器の奥につまったままでは、水や排泄物、トイレットペーパーがスムーズに流れません。トイレつまりがさらに悪化する可能性があるので、早めに業者へ相談しましょう。

便器内の水が溢れそう

トイレつまりが発生して便器内の水が流れず、溢れそうなときも業者に修理を依頼しましょう。

 

排水管に何かがつまってトラブルが生じると、水位が元の位置に戻るまで時間がかかります。いつまで待っても水位が戻らなければ、重度なトイレつまりが起こっている可能性が高いでしょう。

 

水が溢れそうなときは業者を探す前に、トイレの床や壁付近にある止水栓を閉じ、水をくみ出すことをおすすめします。水が溢れるのを防げるため、落ち着いて業者を探せます。

 

くれぐれも、水位が高い状態で水を流さないでください。水が溢れ、床が水浸しになるかもしれません。

トイレつまりの原因が不明

トイレつまりがなぜ起こったのか、原因が分からないケースもあります。

 

原因が分からないまま自分で修理しようとしても、効果的とはいえません。中には、思わぬ原因でトイレつまりが起こっているケースもあります。

 

自分では直せない以下の可能性もあるため、業者に相談しましょう。

  • 排水管の劣化
  • 排水管の奥で何かがつまっている

業者に修理を依頼すれば、何が原因でトイレつまりが発生したのか、入念に調べてくれます。問題を根本的に解決できるので、業者に依頼してみましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまり修理を業者に依頼した際の料金相場は?


業者によって料金体系は異なりますが、トイレつまりの修理料金の多くは「基本料金+作業料金+部品代」の合計で構成されています。

 

大がかりな作業がなければ、料金相場はおよそ8,000~20,000円です。

 

トイレットペーパーなどの本来流せるものがトイレつまりの原因なら、料金は比較的安いでしょう。

 

排水管の奥で何かつまっている場合は、便器を取り外して修理する可能性があります。便器の着脱は技術も時間も要するため、料金相場は30,000~50,000円程度と高めです。

 

トイレつまりの作業でも料金は異なるため、参考として『クリーンライフ』の料金をご紹介します。

軽度なトイレつまり 5,500円
高圧ポンプ使用 5,500円
ドレンクリーナー使用 16,500円~
高圧洗浄機使用 27,500円~
薬品洗浄 8,800円
洋式トイレ脱着工事費 33,000円

※上記の料金はあくまでも目安です。具体的な料金は作業スタッフが現地で状況を確認し、お見積もりを提示いたします。

 

⇒クリーンライフにトイレつまりの相談をしてみる

トイレつまりの修理料金を安くするポイント3つ


トイレつまりの修理料金を「高い」と感じ、なるべく安くしたいと思う人もいるでしょう。

 

修理料金は相場よりも安くできる場合があります。少しでも料金を安くしたいときは、以下の3つをポイントにして業者を選びましょう。

トイレつまりの悪化を防ぐ

トイレつまりが重症になると大がかりな修理が必要になるため、料金は相場よりも高くなります。軽度なうちに業者へ修理を依頼しましょう。

 

トイレつまりが悪化すると、

  • 便器の取り外し
  • 排水管の調査

が必要になるかもしれません。どちらの作業も非常に手間がかかるため、料金は高額です。

 

トイレつまりが起きているときに水を流してしまうと、水が溢れ、床や壁の修理代がかかる可能性もあります。くれぐれも流さないでください。

 

トイレつまりを長時間放置すると、悪化して修理料金が高くなりやすい点も注意しましょう。早めに業者へ相談すれば、悪化も防げます。

余分な料金を増やさない

早朝や深夜、休日にトイレつまりの修理業者を呼ぶと、次のように割増料金が加算される場合があります。

  • 例:20~翌6時は5,000円割増
  • 例:土日祝日は料金が30%アップ

割増料金がない業者を選べば、余分な料金がかからないため、修理料金を抑えられます。

 

中には公式サイトや広告に小さい文字で「割増料金がかかります」と記載しているケースもあるので、注意してください。

 

多くの業者が見積もりを無料で行っていますが、料金が発生する業者もいます。見積もりで一切料金がかからないか、事前に確認しましょう。

 

また、出張料金も注意が必要です。料金を安くしたい方は、出張料金がない業者を選びましょう。

 

出張料金がかかる場合、訪問するまでの距離に応じて料金が変動するケースが多いようです。やむを得ず出張料金がある業者を選ぶ際は、なるべくトイレつまりが発生した場所に近い業者を検討しましょう。

 

近くの業者を呼ぶと余分な出張料金をおさえられる上、早く駆けつけてくれます。

キャンペーンや割引を利用する

キャンペーンや割引を行っている業者を利用すると、簡単に修理料金が安くなります。

 

数千円安くなる割引もあるので、利用できるキャンペーンがあれば積極的に活用しましょう。

 

キャンペーンや割引の情報は、業者の公式サイトに書かれているケースが多々あります。修理後に「安くなるなんて知らなかった」と後悔しないように、事前にきちんと確認しましょう。

トイレつまり修理で悪徳業者を選ばない3つのポイント


修理業者の中には、ボッタクリ料金を請求する悪徳業者もいます。トイレつまりが急に発生して「早く修理したい」と思い焦ってしまうと、悪徳業者を選ぶ可能性があり、注意が必要です。

 

悪徳業者を選ばないように、トイレつまり修理を頼む業者を選ぶときは以下に注目しましょう。

見積もりを確認する

修理料金はトイレつまりの原因や度合い、業者などによってこまかく違います。正確な料金は見積もりを依頼し、確認しましょう。

 

見積もりでは

  • なぜその修理や部品が必要なのか
  • なぜその金額なのか

確かめてください。分からないことがあれば質問し、説明を求めましょう。

 

相場よりも料金が大幅に高く、内容や説明に納得できなければ、他の業者に相談してください。複数の業者の見積もりを確認すると、悪徳業者かどうか気づきやすいはずです。

 

なお、修理中に追加の作業が必要と判明し、料金が変更になる場合もあります。その場合は追加の作業が必要な理由を聞き、再度見積もりを出してもらいましょう。

 

不要な作業を追加し、ボッタクリ料金を請求する悪徳業者もいるため、注意してください。

水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店は正式には「指定給水装置工事事業者」といいます。

 

必要な条件を満たし、水道局から水道工事を許可された業者です。水道法に基づき、工事を行います。

 

もし違反行為をすると指定を取り消される場合があるため、悪徳業者の可能性は低いでしょう。

 

ただし、水道局指定工事店の料金が安いとは限りません。業者問わず、見積もりはしっかりと確認してください。

修理実績が多い業者を選ぶ

大半の業者は公式サイトを設け、これまでの修理実績や施工事例を掲載しています。

 

信頼性が高い業者の目安の1つが、修理実績が多いことです。経験が豊富で、多くの利用者がいるために信頼性は高く、安心してトイレつまりの修理を依頼できます。

 

なお、施工事例でかかった料金を記載している場合もあるので、業者選びの参考にチェックしてみましょう。

⇒失敗しないトイレつまり修理業者を選ぶコツを見てみる

自分で修理できるトイレつまりとは?

トイレつまり修理を業者に依頼した場合の料金相場を見て「高い」と感じた方は、自分で修理を試してみるのもおすすめです。トイレつまりが軽度なら、自分で修理できる可能性があります。

 

具体的にどのようなトイレつまりなら自分で修理できるのか、以下でご紹介しましょう。

水に流せるものがつまった

以下は、本来トイレで流せるものです。

  • 排泄物
  • トイレットペーパー
  • 流せるシート

これらは水に溶けやすいですが、量が多すぎると便器や排水管につまることがあります。本来ならトイレで流せるため、自分でトイレつまりを解決できる可能性は高いでしょう。

 

しかし、本来水に流せるとはいえ、つまったものを無理に流したり、押し込んだりすると、余計にトイレつまりが悪化する恐れがあります。自分で修理できないそうにないときは、業者に相談するのが賢明です。

 

なお、大便やトイレットペーパーをレバーの「小」で流すと、トイレつまりを招きやすく、注意が必要です。節水するために毎回小で流している方は今後控えてください。

便器内の水が少しずつ引いている

便器内の水が少しずつ引く場合、トイレつまりはまだ重症化していません。

 

水が引いているため完全につまったわけではなく、自力で修理できるでしょう。

 

ただし、固形物を落とした場合は、水が引いても解決したとはいえません。時間が経つと固形物付近で何かがつまる可能性が高いため、取れないときは業者に相談しましょう。

トイレの水の流れが悪い

水の流れが悪いためにトイレつまりが発生しているときは、タンクの不具合が考えられます。

 

節水対策としてトイレタンクにペットボトルなどを入れているのであれば、一旦外に出して様子を見ましょう。

 

また、トイレタンク内の水位線より水が少ない場合は、水量が足りません。トイレの説明書を確認し、適切な水量に調節しましょう。

 

水位線まで水が入った状態でトイレつまりが起きている場合は、便器や排水管が原因かもしれません。業者に調査や点検を依頼することをおすすめします。

自分でトイレつまりを修理するときの料金相場は?


自分でトイレつまりを修理する場合、どのような方法で修理するかによって料金は変わります。

 

代表的なトイレつまりの直し方と、その料金相場をご紹介します。

 

ただし、いくら料金を安くしたくても、無理な修理はしないでください。便器が壊れるなどトラブルが大きくなれば、かえって高額な料金がかかってしまいます。

ぬるま湯を流して直す

トイレつまり修理の手軽で安上がりな方法は、ぬるま湯を流す方法です。排泄物やトイレットペーパー、流せるシートがつまったときに効果的で、ぬるま湯を流すと溶けやすくなります。

 

お湯を沸かして便器に流すだけなので特別な費用はなく、かかるのは水道代や電気代ぐらいです。

【ぬるま湯でトイレつまりを直す方法】

  1. バケツでぬるま湯を数回流す。
  2. 1時間ほどそのまま放置する。
  3. 放置後はバケツで水を流し、水位が戻るか確かめる。

お湯を沸かして泡が少し立ち、湯気が出始めた40~60℃程度のぬるま湯を流しましょう。便器は陶器でできているものが多く、高温のお湯を流すと割れる恐れがあります。

ラバーカップ(すっぽん)を使う

ラバーカップは「すっぽん」とも呼ばれ、トイレつまり修理の代表的な道具です。最近は100円ショップでも販売されています。料金相場は100~1,000円ほどです。

 

ラバーカップは和式トイレ用や洋式トイレ用といった種類があるため、お使いのトイレに適したものを選びましょう。

【ラバーカップを使ってトイレつまりを直す方法】

  1. カップ部分が水に浸かるように、便器の水位を調整する。
  2. カップ部分を排水口にしっかりと密着させる。
  3. ラバーカップをゆっくりと押し込んだら、勢いよく引く。排水されるまで押し引きを繰り返す。
  4. バケツで水を流し、スムーズに排水されるか確かめる。

ラバーカップを使うポイントは、勢いよく引っ張ることです。圧力を利用し、トイレつまりの原因になっている物を取り除きます。

 

ラバーカップの選び方や使い方を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

 

⇒ラバーカップ(すっぽん)を使ったトイレつまりの直し方を詳しく見る

真空式パイプクリーナーを使う

真空式パイプクリーナーはラバーカップよりも吸引力が強い道具で、料金相場は1,000~2,000円ほどです。

 

ラバーカップよりも料金は高いですが、トイレつまりが直る可能性も高く、症状によっては1回の使用で直ります。使い方はラバーカップとほとんど同じです。

 

【真空式パイプクリーナーを使ってトイレつまりを直す方法】

  1. 吸引カップが水に浸かるように、便器の水位を調整する。
  2. ハンドルを押したまま、便器の水溜りにカップを押し付ける。
  3. ハンドルを勢いよく引っ張る。
  4. 1回でトイレつまりが直らなければ、押し引きを数回繰り返す。再びハンドルを押し付ける場合、一度水の外へ出してから押す。

吸引カップを便器に強く押し付け、カップの中を真空状態にするのがコツです。

その他の自分できるトイレつまりの直し方が見たい方はこちらをご覧ください。

⇒【完全版】自分でできるトイレつまりの直し方を見てみる

トイレつまり修理を安い料金で頼みたいなら

トイレつまり修理の料金相場は8,000~20,000円程度ですが、原因やつまりの度合い、選ぶ業者などによって異なります。

 

「料金が高い」と感じたら、割増料金がない業者や割引が可能な業者を選ぶのがおすすめです。見積もりで提示された金額が相場よりも非常に高い場合は、他の業者に相談しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でもトイレつまり修理のご相談を承っております。

 

24時間365日対応し、お見積もりも出張料金も無料です。夜間・早朝の割増料金、休日料金も一切かかりません。

 

ご連絡後すぐに駆けつけ、早ければ30分ほどでお伺いいたします。お電話やメール、LINEでご相談いただけるので、トイレつまりにお悩みの方はぜひお気軽にご連絡ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.08.06
2022.01.14

トイレつまりの原因ごとに業者に依頼する必要があるかをご紹介します。また、トイレつまり修理を業者に依頼したときの料金相場も詳しくまとめました。

 

トイレは生活に欠かせない場所です。トイレつまりが起こったら、「早くトイレを使える状態にしたい」と思う方がほとんどでしょう。

ですが、トイレつまりの修理業者の中にはボッタクリのような高額請求する悪徳業者もいるため、注意が必要です。

 

そこでこの記事では、トイレつまり修理を依頼する業者を選ぶコツ、料金相場などをご紹介します。優良な業者を選び、トイレつまりをスムーズに解決しましょう。

業者に依頼せず自分で直せるトイレつまりの原因

トイレつまりの原因によっては業者へ修理を頼まずに、自分で直せる場合もあります。どういったトイレつまりなら自分で直せるのか、以下でお伝えしましょう。

トイレに流せるものがつまった

本来トイレに流せるものが原因でトイレつまりが生じた場合、自分で修理できる可能性があります。

  • トイレットペーパー
  • 排泄物
  • 流せるシート

こういったものはトイレに流せるため、自分で対処しやすいでしょう。バケツで水を流したり、ラバーカップを使ったりすれば、トイレつまりが直るかもしれません。

 

なお、トイレつまりは特別な道具を使わず、食器用洗剤やペットボトルで解消する方法もあります。修理を安く済ませたいなら、業者に相談する前にまずは自分で修理してみるのもよいでしょう。ただし、くれぐれも無理はしないでください。

 

以下の記事では、道具なしでもできるトイレつまりの直し方をまとめています。トイレに流せるものがつまったのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒道具なしで自分でできるトイレつまりの解消法を見てみる

手が届く範囲に異物を落とした

トイレつまりの原因でよく見られるのは、トイレに異物を落としたケースです。

 

手が届く範囲にスマホやおもちゃなどの異物を落としたのであれば、ゴム手袋やビニール袋で拾いましょう。もし異物を取れたら、レバーを回して水を流してみてください。水が流れ、トイレつまりが解消する場合があります。

 

ただし、無理に異物を取ろうとすると、さらに奥へ入り込む可能性もあるため、注意してください。

 

もし異物を取り出しても

  • 水の流れが悪い
  • 異音がする

などのトラブルが起きているのであれば、他にも何かつまっている可能性が高いでしょう。業者に相談することをおすすめします。

 

なお、自分で直せるトイレつまりの原因や直し方は、以下でさらに詳しくまとめています。あわせてご覧ください。

 

⇒【完全版】自分でできるトイレつまりの直し方を見てみる

業者に依頼した方がよいトイレつまりの原因

業者に修理を依頼した方がよいのは、以下のトイレつまりです。なるべく早く業者へ相談しましょう。

自分で解決できない

自力でトイレつまりを直せなかった場合、放置して自然に直る可能性は低いといえます。

 

トイレつまりが発生していると水や空気が通りにくく、余計に異物がつまって悪化しやすい状態です。

 

異物が排水管の奥につまると修理料金が高くなってしまうので、トイレつまりが悪化する前に、早めに業者へ相談しましょう。

 

また、トイレつまりの原因が分からないときも放置はせず、業者へ相談してください。きちんと調査して原因を特定し、トイレつまりの悪化を防げるでしょう。

固形物がつまった

固形物をトイレに落としてつまった場合、無理に取ろうとすると便器や排水管を傷つける可能性があります。

 

以下は、便器に落としやすい固形物です。

  • スマホ
  • おもちゃ
  • ハンカチ
  • ボールペンなどの文房具
  • ライター

手の届かないところに固形物を落としてトイレつまりが発生したら、無理して取るのは避け、業者に修理を依頼しましょう。

 

排水管の奥に固形物がつまった場合、自分でトイレつまりを解決するのは困難です。便器の奥や排水管といった見えないところに固形物が落ちたときは、業者に相談してください。

トイレつまりの症状が重度

トイレつまりが起こり、

  • 水が全然流れない
  • 水が溢れそう
  • 異臭がする

など症状が重度なときは、重大なトラブルが起きている可能性があります。自力での解決は大変難しいため、すぐさま業者へ相談しましょう。

 

そのままトイレつまりを放置すると被害が拡大し、床が水浸しになったり、下の階にも水漏れしたりする恐れがあります。

 

重度なトイレつまりは修理料金が高くなりやすいため、なるべく早く業者に連絡し、修理を依頼しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまり修理を業者に依頼した際の料金相場

トイレつまり修理を業者に頼みたいとき、「料金がいくらかかるのか不安」と感じる方もいるでしょう。

 

トイレつまり修理を業者に頼むと、料金は「出張料金+基本料金+作業料金+部品代」の合計が一般的です。業者によっては早朝・深夜の割増料金、特殊作業費なども発生します。

 

料金相場は、トイレつまりの症状や原因で大きく異なります。

 

症状別の料金相場は以下のとおりです。

  • 出張料金:0~3,000円
  • 基本料金:0~5,000円
  • 軽度のトイレつまり:5,000円~
  • 中度以上のトイレつまり:7,000円~

トイレつまりを業者に依頼した際、修理料金の相場は8,000~20,000円前後です。

 

相場料金に幅があるため、ご参考までに『クリーンライフ』の料金をご紹介します。

軽度なトイレつまり 5,500円
高圧ポンプ使用 5,500円
ドレンクリーナー使用 16,500円
高圧洗浄機使用 27,500円
洋式トイレ脱着工事費 33,000円
ウォシュレットの取替・取付・脱着 16,500円

上記の作業料金はあくまでも目安で、トイレつまりの状況や部品の種類などによって料金は変わります。

 

トイレつまり修理の具体的な料金は、業者が提示する見積もりで確認しましょう。

 

⇒クリーンライフで簡単な見積もり金額を見てみる

トイレつまり修理を業者に安く依頼する方法

トイレつまり修理の料金は、高ければ20,000円以上かかります。修理料金は急な出費のため、「なるべく安くで業者に修理してほしい」という方が大半でしょう。

 

ここではトイレつまり修理を業者に安く依頼する方法をお伝えするので、ぜひ実践してみてください。

悪化する前に相談する

トイレットペーパーや排泄物が原因でトイレつまりが起こった場合、安い料金で済むケースがほとんどです。しかし、状況が悪化していれば高圧洗浄機などを使う必要があり、高額になってしまいます。

 

トイレつまりが悪化すれば作業の手間が増え、修理料金が高額になりやすいので、なるべく早く業者に相談することが大切です。

 

自分で修理してもトイレつまりがなかなか直らないときは、排水管が原因とも考えられるでしょう。悪化する前に業者へ連絡することをおすすめします。

 

水浸しなどのトラブルが発生すると、トイレつまり修理以外の作業も必要になり、余分に高い費用がかかります。

余分な料金を避ける

トイレつまり修理を業者に依頼すると、以下の料金がかかる場合もあります。

  • 出張料金:0~3,000円
  • 早朝・深夜の割増料金:0~8,000円

出張料金はガソリン代や高速代を考慮し、請求する場合があるようです。早朝や深夜の割増料金は、訪問する時間帯によって設定している業者もいます。

 

トイレつまり修理を安く済ませたい方は、出張料金も割増料金も0円に設定にしている業者を選びましょう。

 

また、業者によってはキャンセルするタイミングで、キャンセル料金もかかります。依頼する前に、キャンセル料金が発生しないか確認しましょう。

相見積もりで料金比較

トイレつまりの修理を業者に頼もうと思い、ネットなどで検索すると

  • 激安
  • 地域最安値

と書かれているのを見る機会もあるでしょう。

 

しかし、見積もりを確認するまで、他の業者よりも本当に安いのかは分かりません。また、1社だけの見積もりで安いのか高いのかを判断するのは、難しいはずです。

 

複数の業者の見積もりを取り、料金を比較しましょう。高いときは交渉するのがおすすめです。

 

地域によって異なりますが、トイレの修理業者はエリア内に複数あります。「他の業者にも見積もりを依頼している」と伝えると、安くなる可能性が高いでしょう。

キャンペーンやクーポンを利用する

近年は、公式サイトを設けているトイレつまり修理業者が多くいます。

 

中にはWEB限定のクーポンを用意したり、キャンペーンを開催したりしている業者もあるので、積極的に活用しましょう。

 

クーポンやキャンペーンの割引で数千円安くなることもあり、大変お得です。修理後に気づいて後悔しないためにも、業者に依頼する前に公式サイトをチェックしてみましょう。

トイレつまりの修理業者を選ぶコツ

トイレつまりの修理業者はたくさんあり、初めて選ぶ方は戸惑ってしまうでしょう。

 

修理業者を選ぶコツをご紹介するので、トイレつまりの修理を依頼する前にぜひチェックしてみてください。

時間や都合に合わせて駆けつけてくれるか

トイレつまりは急に発生するケースがほとんどです。すぐにトイレを使える状態にしたいときは、到着時間が早い業者に依頼しましょう。

 

しかし、業者によっては営業時間が短く、翌日の対応になる場合もあります。トイレつまり修理を依頼するときは、24時間対応の業者がおすすめです。

 

24時間対応している業者はスタッフが各地で待機し、早朝でも深夜でも早く到着する可能性が高いでしょう。

 

業者が早く到着してすばやく修理すれば、トイレが何時間も使えないという状況を避けられます。

 

また、対応が遅れるとトイレつまりが悪化し、修理料金が高くなりやすいため、早く到着する業者を呼ぶと安い料金で済むことにもつながります。

見積もり後の追加料金がないか

作業料金に加えて、後から部品代や出張料金を請求する業者がいるため、注意が必要です。

 

また、見積もりでわざと安い値段を提示し、記載していない料金を修理後に請求する業者もいます。見積もり後に追加料金がないか、前もって確認しましょう。

 

ただし、トイレつまりは修理中に別の原因が見つかり、見積もり時と料金が変わるケースがあります。見積もりと料金が変わる場合、作業前に相談してくれる業者を選ぶのもポイントです。

 

後から追加料金を請求する業者は、公式サイトや広告などに小さな文字で注意書きを記載していることがあります。不安な方は連絡した際に「見積もり後に料金は追加されないか?」と確かめておくと安心です。

原因をきちんと説明するか

業者が現場に到着すると、まずはトイレつまりの状況を確かめ、原因を特定するのが一般的です。トイレつまりの原因が分かれば、原因にもとづいた値段で見積もりを出します。

 

見積もりは料金だけではなく、以下も確認しましょう。

  • なぜその作業が必要なのか
  • どういった作業をするのか

原因をはっきりと伝えない業者は、必要のない修理を行って高額請求する可能性があり、要注意です。

 

「作業をしないと原因は分からない」と言い張り、見積もりを出さずに修理しようとする業者はくれぐれも利用しないでください。相場よりも高い修理料金を請求される可能性が高いでしょう。

実績が豊富か

実績が豊富なことも、業者選びの大切なポイントです。

 

実績が豊富なほど、さまざまなトイレつまり修理に対応でき、スムーズに修理が終わります。経験豊富なスタッフがそろっている業者を選びましょう。

 

また、実績が豊富な業者はリピーターが多く、信頼性が高いともいえます。安心してトイレつまり修理を依頼できるという意味でも、おすすめです。

 

実績は業者の公式サイトに書かれている場合もあるため、確認してみましょう。

悪徳業者や詐欺を避けるポイント3つ

業者の中には、ボッタクリのような高額請求をする業者も紛れています。

 

悪徳業者や詐欺を避けるために、以下の3つのポイントに注意しましょう。

水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店の正式名称は「指定給水装置工事事業者」です。

 

以下のような条件を満たすと、水道局から指定されます。

  • 必要書類を提出する
  • 事業所に給水装置工事主任技術者を置く
  • 必要な機器を所有している

詐欺や不誠実な行為をしてしまうと、指定を取り消されるため、悪徳業者の可能性は非常に低いでしょう。

 

ただし、水道局指定工事店の料金が適切で、サービスや接客の質が高いとは限りません。「水道局に指定されているから安心」とは思わず、見積もりをきちんと確認するなど、他の業者と同じ目線で検討しましょう。

相見積もりを取る

相見積もりを取り、複数の業者の見積もりを比べると、料金が安いのか高いのか一目瞭然です。ボッタクリのような高額請求かどうかも、気づきやすいでしょう。

 

極端に料金が高い業者はもちろん、極端に安い業者にも注意してください。後から高額な料金を追加する悪徳業者かもしれません。

 

見積もりは相場と大きく外れていないか確認し、料金が高いときはなぜその修理が必要なのか、しっかりと説明を求めましょう。

修理を急かす業者は要注意

修理を頼んだ際、

  • 今作業しないと下の階まで水漏れする
  • 今すぐ修理しないと便器の交換まで必要になる

などと言い、契約を急かす業者には注意してください。

 

トイレつまりの原因や修理について何も説明せず、ただ焦らせて強引に作業しようとする業者は悪徳業者の可能性が高いでしょう。

 

トイレつまりが急に悪化するのは稀で、止水栓を閉めれば下の階まで水漏れしません。便器の交換など、大がかりな修理は不要なケースがほとんどです。

 

優良な業者なら、なぜ今すぐ修理する必要があるのか、きちんと説明します。急かすだけで説明が伴っていない業者は、修理を断りましょう。他の業者に見積もりを頼み、相談することをおすすめします。

修理業者を呼ぶ前にやっておきたい3つのこと

トイレつまりが起こると、何をどう対応すればよいのか分からず、慌ててしまう方もいるかと思います。

業者を呼ぶ前に、次の3つのことを済ませておきましょう。

止水栓を閉める

トイレつまりが起こったら、業者を呼ぶ前にまずは止水栓を閉めましょう。

 

トイレの止水栓を閉めれば水が止まるため、水漏れや水浸しになるのを防げます。止水栓はトイレタンクや壁の近くにあり、時計回りで閉まります。

 

止水栓が閉まらない場合や止水栓が見当たらない場合は、水道の元栓を閉めましょう。水道の元栓は戸建て住宅なら敷地内の地面、アパートやマンションなどの集合住宅は玄関横のメーターボックスにあるはずです。

 

止水栓または水道の元栓を閉めると、トイレつまりによる水漏れが起こる可能性はほぼなくなり、落ち着いた状態で業者を探せます。

トイレットペーパーなどを取り除く

トイレつまりによってトイレットペーパーや流せるシートが便器に浮遊していれば、あらかじめ取り除いておきましょう。

などを使ってトイレットペーパーやシートを取り除くと、業者のスタッフが作業を進めやすい上、応急処置としても効果的です。

 

しかし、便器内のトイレットペーパーやシートは繊維がバラバラにほぐれているため、つかみにくいでしょう。無理に全部を取ろうとせず、取れる範囲だけで構いません。

水をくみ出す

便器内の水位が高すぎると業者のスタッフが作業しにくいため、修理が終わるまで余分に時間がかかる可能性があります。

 

トイレつまりで水が溢れそうなときは、

などで水をくみ出しましょう。

 

作業中にトイレの床が濡れないように、ビニールシートや新聞紙を敷いてから水をくみ出すと安心です。

トイレつまりを修理業者に依頼するなら

自分でトイレつまりを直せないときは、悪化する前に業者へ相談しましょう。業者に修理を任せると、トイレつまりの原因を見つけて確実にすばやく解決します。

 

しかし、ボッタクリのような高額請求や、修理を急かして不要な作業をするような悪徳業者を選ばないように注意してください。

 

私たちクリーンライフでもトイレつまり修理を24時間365日受け付けております。経験豊富なスタッフが最短30分で駆け、丁寧に対応します。

 

作業前に修理内容と見積もりを提示し、ご了承いただいてから作業を開始いたします。分かりやすい料金体系でご案内するため、初めて修理業者を利用する方もぜひお問い合わせください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.28
2022.01.14

トイレの床から水漏れが!そんな時の原因の特定のしかたと対処方法をご紹介します。

 

トイレの床の水漏れには便器の破損や取付不備、排水管の水漏れ、ウォシュレットの故障等いろいろな原因が挙げられます。

 

トイレの床の水漏れを放置するとカビや異臭、床の腐食の原因となり集合住宅の場合は下の階にも被害が及ぶ可能性があるため、早期対応が必要です。

 

そこで今回は、トイレの床に水漏れが起きたときの原因や応急処置、対処法だけでなく修理する際の料金相場をまとめて解説します

 

水漏れは放置せず、どこが原因で発生しているのか特定し、なるべく早く対処しましょう。

床と便器の接合部分が水漏れする原因4つ


トイレの床と便器の接合部分が水濡れしている場合、原因は主に次の4つです。

複数の原因が考えられるため、どれに当てはまるのか確認しましょう。

便器がヒビ割れしている

便器に物をぶつけたり、熱湯をかけたりすると、衝撃でヒビ割れが生じる場合があります。ヒビ割れたところから水が漏れ、床が水漏れするケースです。

 

ただし、便器は陶器で作られたものが多く、頑丈なため、強い衝撃を与えない限り滅多に割れません。

 

心当たりがある方は、便器に割れたところがないか確認しましょう。

便器設置の際の不備

最近便器を交換していてトイレの水を流したときに床から染み出すのであれば、便器の設置不備が考えられます。

 

トイレを設置した際に便器と排水管の接合部分がずれ、そのまま使用したために床が水漏れしている可能性が高いでしょう。

 

また、トイレの設置時に部品を付け忘れていた可能性もあります。

  • トイレをリフォームしたばかり
  • トイレの修理で最近便器を外した

こういったケースは、便器の設置不備で床が水漏れしている可能性が高いです。施工業者に確認することをおすすめします。

床下の排水管から水漏れしている

トイレの床下には排水管があります。

 

排水管の

  • ヒビ割れ
  • 劣化
  • 接続不備

などが原因で床が水漏れしているケースもあるでしょう。排水管から汚水が漏れると悪臭が漂い、さらに衛生上良くありません。

 

また、排水部分のパッキンが劣化し、サビや汚れが混ざって床が黒っぽい水で濡れる場合もあります。

 

原因が分からない方は便器に墨汁を入れて放置し、床が黒くにじむか確認してみましょう。

 

床から黒い水がにじむなら、排水管か便器が原因と判断できます。

ウォシュレットが故障している

タンクを内蔵しているウォシュレットをお使いの場合、タンクの劣化で床が水漏れする場合もあります。

 

また、ウォシュレットの故障は以下も疑ってみましょう。

  • 設置不備
  • 劣化による不具合

こういった故障によりウォシュレットで水漏れが起こると、トイレの床まで濡れてしまいます。

 

ウォシュレットの耐用年数はおよそ7~10年です。

 

ウォシュレットを毎日使うとだんだん劣化し、耐用年数に近くなるほど水濡れする可能性は高いでしょう。

トイレタンクの下が水漏れする原因3つ


トイレタンクの下や便器の後ろが水漏れしている場合には、以下が原因かもしれません。

トイレタンクから水漏れ

トイレタンクは水漏れしやすい場所です。トイレタンクの故障が原因で水漏れが生じ、床に水が垂れているケースがあります。

 

以下は代表的なトイレタンクの故障です。

  • トイレタンクのヒビ割れ
  • タンク内の部品の異常

タンク内には浮き玉やオーバーフロー管、フロートバルブなど、多くの部品が取り付けられています。

 

トイレタンクがヒビ割れていなければフタを開け、タンク内部に異常がないか確認しましょう。

 

タンクのフタが上がらない場合は中の部品と手洗い管がつながっているため、無理に外さないでください。

タンクから水漏れしていることを専門業者に伝え、修理を相談しましょう。

給水管から水漏れ

給水管から「ポタポタ」と水漏れし、床が濡れる場合もあります。

水漏れしているようならトイレの水を流し、給水管から水が出るのか確認しましょう。

 

給水管はトイレタンクや止水栓とつながっています。給水管の接続部分から水漏れし、床が濡れるケースも考えられます。

 

給水管は以下も確認しましょう。

  • ナットの緩み
  • パッキンの劣化

ナットを締めても水漏れが止まらない場合、パッキンが劣化している可能性が高いでしょう。

止水栓のパッキンが劣化

止水栓など水回りの設備には、水漏れを防ぐためにパッキンが装着されています。

 

止水栓はトイレの床や壁に設置されているケースが大半です。

 

止水栓辺りから水が落ち、タンク周辺の床が水濡れしているのであれば、止水栓のパッキンが劣化している可能性が高いでしょう。

 

パッキンは10年ほどで劣化するため、トイレを使用して10年近く経つと水漏れを招く場合があります。

トイレの床の水漏れと勘違いしやすい原因

トイレの床の水漏れかと思いきや、違う場合もあります。以下は水漏れと勘違いしやすい原因です。

尿ハネ・尿ダレ

トイレの床が黄色く、便器の手前だけ濡れているときは、便器に尿が垂れて床が水漏れしているように見えます。

 

男性やお子様、高齢者が排尿時に失敗し、尿ハネや尿ダレで床が濡れた可能性があります。

 

ぞうきんやお掃除シートなどで尿を拭き取り、換気扇を回しましょう。

尿ハネや尿ダレを防ぐのが難しい場合は、トイレの床にマットを敷くのもおすすめです。

結露

梅雨や冬だけトイレの床が濡れているようなら、結露が原因かもしれません。結露は湿度が高く、温度差が大きいときに発生しやすくなります。

 

冷たい飲み物をコップに入れ、水滴がつく現象が結露です。タンク内や便器内の水温とトイレ内の室温の差が大きい場合、結露が生じることがあります。

 

結露か分かりにくいときは、「残留塩素試験紙」で確認するのがおすすめです。安い試験紙なら1,000円前後で購入できます。

 

水道水は塩素を含んでいますが、結露でできた水は塩素を含んでいません。塩素反応がなければ、結露が原因だと判断できます。

 

結露は温度差の問題で、トイレそのものの問題ではありません。しかし、結露はカビを招く可能性もあり、注意が必要です。

 

温度差をなくすと結露を防げます。トイレの換気扇を回したり、窓を開けたりして、定期的に換気しましょう。

トイレの床に水漏れが起きた時の応急処置


トイレの床に水漏れが起きたら、早めに対処することが大切です。応急処置を3つお伝えするので、床の水漏れを見つけたらすぐさま行動しましょう。

止水栓を閉じる

トイレの床の水漏れを発見したら、まずは止水栓を閉じて水の流れを止めてください。

 

止水栓はトイレの壁や床に設置していることが多いです。

  • 手で回すタイプ
  • ドライバーで回すタイプ

などがありますが、基本的には時計回り(右回り)で閉められます。

 

止水栓が見つからない場合は、水道の元栓を閉めましょう。水道の元栓はメーターボックスの中にあります。

 

メーターボックスは戸建て住宅なら敷地内の地面、マンションやアパートといった集合住宅なら玄関横に設置されているでしょう。水道の元栓も、時計回りで閉まります。

 

止水栓も水道の元栓も、閉じたままだと水が流れません。修理後は開けるのを忘れないようにしましょう。

テープを貼る

以下がヒビ割れて水漏れしていれば、補修テープや防水テープを貼り、トイレの床の水漏れを止めることができます。

  • 便器
  • タンク
  • 給水管

ただし、テープを貼るのはあくまでも応急処置です。補修テープや防水テープを貼るのは一時的に留め、貼った状態で放置するのは避けましょう。

 

水漏れの原因であるヒビ割れを解決したわけではないため、放置すると水漏れが悪化する可能性もあります。早めに修理を行いましょう。

結露防止グッズを使用

結露はトイレの故障ではありませんが、結露を改善しなければカビが発生する恐れがあります。

 

換気しても結露でトイレの床が濡れるようなら、結露防止スプレーや結露吸水シートを応急処置として使うのもおすすめです。

 

結露は陶器製の便器、タンクに発生しやすい傾向があります。

 

最近は結露ができにくい便器やタンクも販売されているので、結露に悩んでいるなら思い切ってトイレの交換を検討するのもよいでしょう。

トイレの床に水漏れが起きた時の修理方法


トイレの床が水漏れしていたら、原因によっては自分で修理できます。作業前は必ず止水栓か水道の元栓を閉めましょう。

 

ただし、自分で修理するのが難しいときは無理をせず、専門業者に相談してください。

ナットを締める

ナットの緩みが原因でトイレの床に水漏れしているなら、モンキーレンチなどでナットを締めればすぐに解決します。

 

トイレのナットは以下の場所にあるので、床が水漏れしていたらまずはナットを締めて様子を見ましょう。

  • 給水管
  • 止水栓
  • タンクや便器の接合部分
  • タンク内の部品

ただし、プラスチック製や樹脂製のナットは締めすぎると割れる恐れがあります。手で回せるので、簡単に外れないように締めれば問題ありません。

部品を交換する

パッキン、タンクやウォシュレットの部品が故障していれば、自分で部品を購入して交換できる場合もあります。

 

以下の部品は、自分で交換できる可能性が高いでしょう。

  • パッキン
  • ナット
  • フロートバルブ
  • ボールタップ
  • ウォシュレットの給水フィルター・水抜栓
  • ウォシュレットノズル

タンク内の部品を交換する際はレバーを回し、タンクの中の水を全部抜いてから作業を始めましょう。

 

なお、ウォシュレットの部品を交換するときは、必ず電源プラグを抜いてください。ウォシュレットは電化製品のため、水が付着すると感電や火災の恐れがあります。

専門業者に相談

トイレの部品交換が難しく、自分で修理できない場合は、専門業者に相談しましょう。

 

また、以下は自力で修理できないため、専門業者に修理を依頼してください。

  • 便器のヒビ割れ
  • 便器の設置不備
  • 排水管の故障
  • ウォシュレット本体の故障

便器のヒビ割れは補修テープやパテで修理できないわけではありませんが、根本的な原因は解決していません。専門業者に修理を依頼しましょう。

 

ウォシュレット本体からの水漏れでトイレの床が濡れている場合も、専門業者に相談してください。

 

ウォシュレットは電化製品で、本体の修理には専門的な知識や技術が必要です。操作パネルなどの電気系統を修理しようとすると、思わぬ事故を招く恐れもあります。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレの床の水漏れを放置すると危険

トイレの床の水漏れは、放置して悪化すると床が水浸しになる危険性があります。マンションやアパートにお住まいの場合、下の階まで被害が及ぶ可能性もあるため、放置は避けましょう。

 

放置すれば、

  • カビ
  • 腐食

が起こる可能性もあります。

 

水漏れでトイレの床が痛むと、床の張り替えを行わなければなりません。

 

床の張り替えは高い費用がかかるため、トイレの床で水漏れが発生したら、早めに原因を突き止めて修理しましょう。

トイレの床の水漏れ修理代の相場


トイレの床の水漏れ修理を専門業者に依頼すると、簡単な修理であれば5,000円以下で行えます。

 

便器やタンクを取り替えるなどの大がかりな修理は、数万円ほどが費用の相場です。

 

ご参考までに、クリーンライフにおけるトイレの水漏れ修理の費用をご紹介します。

トイレの水漏れ 3,300円
ボールタップの交換 8,800円
フロートバルブの交換 8,800円
給水管の交換 13,200円
トイレの蛇口交換 13,200円
タンクの交換 16,500円
ウォシュレットの取替え・取付・脱着 16,500円
便器の交換 33,000円

トイレの床の水漏れを放置して悪化した場合、カビや腐食により床の張り替えをする場合もあります。

 

トイレの床の張り替えを業者に依頼すると、修理代の相場は2~4万円です。トイレの床材は主に4種類あり、それぞれの相場は以下を参考にしてみてください。

  • クッションフロア:約2~4万円
  • フローリング:約3~6万円
  • フロアタイル:約3~5万円
  • タイル:約4.5~12万円

ただし、賃貸にお住まいの方は、トイレの床の張り替えをする前に管理会社へ相談しましょう。

トイレの床の水漏れが止まらない時は

トイレの床の水漏れを放置すると、カビや下の階への被害など、さらにトラブルが広がる可能性があります。

トイレの床が水漏れしていると気付いたら、早めに対処してください。

 

自分で水漏れを修理できないときは専門業者に相談し、修理を依頼しましょう。

 

私たちクリーンライフでもトイレの床の水漏れをご相談いただけます。

 

最短30分で駆けつけ、適正価格にてお見積もりを提示いたします。トイレの床の水漏れはさまざまな原因が考えられるため、お困りの方はぜひご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.27
2022.01.21

トイレの水漏れはトイレタンクから水漏れしているケース、便器が割れて水漏れが発生したケースなど、症状や原因はさまざまです。

 

交換用の部品を購入し、自分で修理できるトイレの水漏れもあります。

しかし、トイレの水漏れは頻繁に起こるわけではないため、どのように修理すればいいのか分からない方も多いでしょう。

 

そこで今回は、トイレの水漏れの症状や原因、原因に適した修理方法をご紹介します。水漏れをすぐさま解決できるように、ぜひ参考にしてみてください。

トイレの水漏れを修理する前の注意点5つ


むやみにトイレの水漏れを修理しようとすると、トラブルが広がる可能性があります。

トイレの水漏れ修理を始める前に、以下の注意点を押さえておきましょう。

その1:水漏れの場所を特定する

トイレのどこから水漏れしているのか、まずは場所を特定しましょう。

 

たとえば、トイレの床に水が溜まっていても、便器が原因とは限りません。排水管やタンクが原因の可能性もあります。

 

水漏れの場所を特定せずに修理すると、根本的な原因は直せないでしょう。的外れな修理をしないために、水漏れの場所を特定することが大切です。

 

「どこが水漏れの原因か分からない」という方は、濡れている場所をタオルなどで拭き取って時間を置き、再度濡れるかどうか確認してみましょう。

その2:止水栓を閉める

トイレで水漏れしていると気付いたら、止水栓を閉めて水を止めましょう。水が流れたままだと修理を進めにくい上、水道代が跳ね上がる可能性もあります。

 

止水栓は給水管やタンクとつながり、トイレの壁または床に設置されているものが大半です。

 

手で回せるタイプ、マイナスドライバーで回せるタイプがあり、どちらも時計回りで閉められます。

 

もし止水栓が見つからなければ、水道の元栓を閉めましょう。

元栓は戸建てなら敷地内の外、マンションやアパートなどの集合住宅は玄関横のメーターボックスにあることが多いです。

 

トイレの水漏れ修理が終わったら、止水栓や水道の元栓を開けてください。

その3:水漏れしている箇所の写真を撮る

トイレの水漏れの原因によっては、部品を交換して修理する必要があります。

 

トイレの部品を分解する際、組み立てる方法を忘れないために写真を撮っておきましょう。

 

もし間違って組み立ててしまうと、水漏れは解消できません。

場合によってはトラブルが悪化し、下の階などに被害を与える恐れもあります。

 

分解する前にスマホなどで写真を撮り、元の状態を記録しておきましょう。

その4:部品を買う際は現物を持参

トイレの部品はホームセンターなどで購入できます。

購入する際に部品の現物を持参すると、間違った部品を選ぶ心配がありません。

 

また、トイレの

  • メーカー
  • 型番
  • 写真

をメモしておくと、より正確な情報を店員さんに伝えられます。

 

万が一間違った部品を購入してしまうと、もう一度お店に行かなければなりません。

水漏れをスムーズに修理できるように、現物を持っていくと確実です。

その5:自分で解決できなければ業者に相談

  • 水漏れしている場所が分からない
  • 自分で修理できそうにない

こういった場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。

 

トイレの構造や原因がよく分からないまま修理をすると、状況がさらに悪化する可能性があります。

 

さらに、次のようなトイレの水漏れも、専門業者に相談するのがおすすめです。

  • 水漏れの勢いが強い
  • 便器が破損している
  • トイレの床下で水漏れが発生

強引に自分でトイレの修理をすると、水漏れの量が急に増えたり、下の階に迷惑をかけたりなど、トラブルが拡大する恐れもあります。

 

「自分では修理できない」と思ったら、すぐさま専門業者に相談しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレの水漏れの症状・原因まとめ


トイレの水漏れにはどんな症状や原因があるのか、場所ごとにご紹介します。水漏れの場所を特定する際、ぜひ参考にご覧ください。

トイレタンクの中や下から異音がする

トイレタンクから「ポタポタ」「ピチョンピチョン」などの音がする場合は、タンク内で水漏れが発生している可能性があります。

 

トイレでもっとも水漏れしやすい場所が、タンクです。

 

タンクで次の部分にトラブルが起きていないか、確かめましょう。

  • ボールタップ
  • 浮き玉
  • フロートバルブ
  • オーバーフロー管
  • レバー

ボールタップは浮き玉と一体になっています。浮き玉を持ち上げると、どちらが故障しているのか判断できます。

 

浮き玉を持ち上げて

  • 水漏れが止まる:浮き玉が原因
  • 水漏れが止まらない:ボールタップが原因

フロートバルブはタンクの下にある栓のことで、ゴム製が大半です。「ゴムフロート」「フロート弁」とも呼ばれます。

 

オーバーフロー管は排水する役目を担っているため、故障すると水漏れしてしまいます。

 

また、レバーのパッキンが劣化し、水漏れが発生する場合もあるでしょう。

中にはボールタップやフロートバルブの異常により、レバーから水漏れするケースもあります。

便器に流れる水が止まらない

便器に流れる水が止まらず水漏れが起きているときは、フロートバルブを確認しましょう。

 

タンクを開け、底に付いている栓がフロートバルブです。黒いゴム製のフロートバルブがほとんどですが、最近はプラスチック製のものもあります。

 

フロートバルブを触って手にゴムの色が付けば、劣化している状態です。フロートバルブはメーカーの通販サイト、ホームセンターなどで購入できます。

 

また、鎖と絡まってフロートバルブが上がり、便器から水漏れが生じるケースもあります。

接合部分や給水管から水漏れしている

トイレタンクや便器ではなく、給水管の接合部分が原因で水漏れしている場合もあります。

 

接合部分から水漏れしていれば、ナットが緩んでいないか確認しましょう。もしナットを締めて水漏れが止まったら、ナットの緩みが原因と判断できます。

 

ナットがうまく締まらない場合は、ナットを交換して様子を見るとよいでしょう。

 

もしナットを締めても水漏れが止まらないのであれば、給水管そのものが原因の可能性があります。

止水栓から水漏れしている

トイレの止水栓から水漏れしている際は、以下の原因が考えられます。

  • ナットの緩み
  • ゴムパッキンの劣化

止水栓のナットを締め、すぐに水漏れが直るケースもあります。

 

もしナットを締めても止水栓からの水漏れが直らない場合は、ゴムパッキンが劣化しているかもしれません。

ゴムパッキンは止水栓の水漏れを防ぐために取り付けられているので、劣化すると水漏れにつながります。

 

フロートバルブと同様、ゴムパッキンも触って色が付けば交換するサインです。交換すれば水漏れが直る可能性があるでしょう。

 

ゴムパッキンも、メーカーの通販サイトやホームセンターで購入可能です。

便器本体から水漏れしている

便器本体から水漏れが発生している場合、主な原因は以下の2つです。

  • 便器のヒビ割れ
  • 結露

ほとんどの便器は陶器で作られています。便器に物を落としたり、ぶつけたりすると、ヒビ割れが起きて水漏れする場合があります。

 

結露は温度差が大きいときに生じやすく、梅雨や冬に注意が必要です。結露は厳密には水漏れではありませんが、床に水が染み込むなど水漏れと似たトラブルが起きます。

トイレの床や便器の底から水漏れしている

便器から水漏れしていないにも関わらず、トイレの床や便器の底から水漏れしているケースがあります。

このケースは

  • 便器の接地面
  • 床下の排水管

が原因で水漏れが起こっている可能性があります。

 

便器の接地面が原因かどうかは、便器に墨汁を垂らすと確認可能です。墨汁を垂らして便器の接地面から黒い水が漏れるようなら、接地面の不具合が水漏れの原因と分かります。

 

また、トイレと排水管をつないでいるフランジパテが劣化し、便器の接地面から水漏れが発生している場合もあるでしょう。

 

フランジパテは樹脂製が多く、劣化すると水漏れにつながります。

ウォシュレットから水漏れしている

ウォシュレットからの水漏れは、以下の原因が挙げられます。

  • ナットの緩み
  • 給水フィルターの劣化
  • ノズルの故障
  • 操作パネルなど機器の故障
  • ウォシュレット本体の劣化

ウォシュレットの水漏れで特に注意したいのは、給水フィルターです。

 

ウォシュレットの給水フィルターには、水漏れを防止するパッキンが付いています。給水フィルターのパッキンが劣化すると、水漏れが発生してしまいます。

 

なお、ウォシュレットを使用する前後にノズルから水が少し流れている場合は、ノズルの洗浄をしているため問題ありません。もし長時間水が流れるようであれば、修理が必要です。

トイレタンクの水漏れを修理する方法


トイレタンクにはさまざまな部品があります。オーバーフロー管の交換は非常に難しいため、専門業者に相談してください。

 

トイレタンクのうち以下が故障していれば、自分で修理できるでしょう。

  • フロートバルブ
  • 浮き玉
  • ボールタップ
  • レバー
  • タンクの底

それぞれの修理方法をご紹介します。

トイレタンク内のフロートバルブの修理方法

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • 交換用のフロートバルブ
  • ペンチ

【フロートバルブが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してトイレタンクの水を全部流す。
  2. トイレタンクのフタを外す。
  3. 鎖を外した後、フロートバルブを外す。
  4. 交換用のフロートバルブの鎖を、古い鎖と同じ長さになるようにペンチで切る。
  5. 交換用のフロートバルブと鎖を取り付ける。
  6. 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確認する。

フロートバルブを外すときは、オーバーフロー管に当たって故障しないように注意しましょう。

 

鎖が短いとフロートバルブが浮き、水漏れする恐れがあります。鎖の長さは多少の遊びがあるように、鎖の玉2~3個程度のたるみをもたせましょう。

トイレタンク内の浮き玉の修理方法

浮き玉を持ち上げて水漏れが止まったら、浮き玉が原因です。浮き玉を元の位置に戻して水漏れが止まる場合は、浮き玉の一時的な不具合といえます。

 

浮き玉が割れているなど、浮き玉そのものに不具合が見つかれば、交換して修理を行いましょう。

 

【用意するもの】

  • モンキーレンチ
  • 交換用の浮き玉

【浮き玉が原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. トイレタンクのフタを外す。
  3. 浮き玉とボールタップをつなぐナットをモンキーレンチで緩め、浮き玉を外す。
  4. 交換用の浮き玉を取り付け、ナットを締める。
  5. 浮き玉が動くか確認する。
  6. 止水栓を開けてタンクに水を溜め、浮き玉が浮くか確認する。
  7. 水を流し、水漏れしないか確認する。

水を流してタンク内の水位が高い、または低い場合はボールタップの水位調整リングで調整してください。水位が高ければ左、低ければ右に回すと水位を調整できます。

 

水位調整リングがないときは、浮き玉で水位を調整しましょう。水位が高ければ浮き玉の棒を下、低ければ上に曲げます。

 

どちらのタイプか分からないときは、トイレの説明書を確認しましょう。水位の調整方法が記載されているはずです。

トイレタンク内のボールタップの修理方法

浮き玉を持ち上げても水漏れが止まらなければ、ボールタップが故障している可能性が高いです。

 

ボールタップを新しいものと交換し、修理しましょう。浮き玉とボールタップがセットになっているトイレも、以下の修理方法をご参考ください。

 

【用意するもの】

  • モンキーレンチ
  • 交換用のボールタップ

【ボールタップが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. ボールタップと給水管をつなぐナットをモンキーレンチで外す。
  3. ボールタップを外す。
  4. 交換用のボールタップを取り付ける。
  5. ボールタップと給水管をナットで固定する。
  6. 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確認する。

ボールタップを交換した際も、水位が適切でなければ調整しましょう。

トイレのレバーの修理方法

フロートバルブやボールタップを修理してもレバーから水漏れする場合、パッキンの劣化が考えられます。

 

以下はレバーのパッキンを交換する修理方法です。

【用意するもの】

  • モンキーレンチ
  • 交換用のパッキン

【レバーが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. レバーの先端に付いている鎖を取り外す。
  3. モンキーレンチでレバーのナットを外す。
  4. レバーのパッキンを取り出し、新しいパッキンに交換する。
  5. 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確認する。

レバーのナットがプラスチック製の場合、締めすぎると割れる恐れがあります。手でナットを締めて簡単に戻らないようであれば、問題ありません。

トイレのタンク底の水漏れ修理方法

タンク底のパッキンが劣化して水漏れが起こった場合も、修理は可能です。ただしタンクは非常に重いため、自分で修理できそうにないときは専門業者に相談しましょう。

 

【用意するもの】

  • モンキーレンチ
  • 交換用のパッキン

【タンク底の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. タンクと給水管をつなぐナットを外し、タンクと給水管を分断する。
  3. タンクを固定しているナットを外す。
  4. タンクを持ち上げて外す。
  5. タンク底のパッキンを新しいものと交換する。
  6. 止水栓を開け、水を流して水漏れしないか確認する。

タンクは重いため、くれぐれも割らないように注意してください。タンクが割れてしまうと丸ごと交換する必要があり、高額な修理料金がかかります。

トイレの給水管の水漏れを修理する方法

トイレの給水管が原因で水漏れが発生している場合、ナットを締めても水漏れが止まらなければ、パッキンの劣化の可能性があります。

 

給水管のパッキンを交換する修理方法をお伝えしましょう。

パッキンの交換方法

【用意するもの】

  • バケツ
  • ゴム手袋
  • 交換用のパッキン
  • モンキーレンチ

【給水管の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉めた後、水漏れしている給水管の下にバケツを置く。
  2. 給水管をつなぐナットをモンキーレンチで緩め、取り外す。
  3. パッキンを交換し、ナットを締める。
  4. 止水栓を開けて水を流し、水漏れしないか確かめる。

水漏れしないように、ナットはしっかりと締めてください。

便器の水漏れを修理する方法

便器の水漏れ修理は、便器内と便器本体それぞれご紹介します。

便器内の水漏れ修理

便器内の水漏れはタンクが原因のケースが多いため、まずはタンク内を確認しましょう。

タンクによる便器内の水漏れは、主に以下の原因が考えられます。

  • フロートバルブの故障
  • 鎖が絡まっている・外れている
  • オーバーフロー管の故障

フロートバルブが故障していれば、前述した修理方法をお試しください。

 

鎖が絡まったり、外れたりしている場合は、ほどいて正しく取り付けましょう。

 

オーバーフロー管は交換の難易度が高く、自分で修理するのは困難です。オーバーフロー管の故障に気付いたら、早めに専門業者へ相談しましょう。

便器本体の水漏れ修理

便器本体の水漏れはお伝えしたように、ヒビ割れか結露が原因です。

ヒビ割れが起きている場合は便器本体を交換するケースが大半のため、専門業者に依頼しましょう。

 

結露は厳密にいえば、水漏れではありません。

結露が気になる方はこまめに換気し、温度や湿度が上がらないようにするのがポイントです。結露吸収テープ、結露防止スプレーを使って防ぐのもよいでしょう。

 

なお、便器の排水ソケットやパッキンを交換する方法はあるものの、非常に難しい修理です。

 

以下で修理方法をお伝えしますが、手順を間違えてしまうとトイレ本体を使用できなくなる可能性があるため、慎重に行ってください。

 

【用意するもの】

  • コップ
  • ぞうきん
  • バケツ
  • モンキーレンチ
  • ドライバー
  • 交換用の排水ソケット・パッキン

【便器本体が原因の水漏れを修理する手順】

  1. 止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水を全部抜く。
  2. コップやバケツで便器内の水をできる限り捨てる。
  3. タンクと給水管をつないでいるナットを外す。
  4. 便器とタンクをつないでいるボルトを外す。
  5. タンクを持ち上げて外す。
  6. 便器本体を固定しているネジを外す。
  7. 便器本体を持ち上げて外す。
  8. 排水ソケット、パッキンを交換する。
  9. 止水栓を開け、水を流して水漏れしないか確認する。

タンクと便器は陶器でできているため、床に置くときはくれぐれも注意してください。

床と便器の間の水漏れを修理する方法

床と便器の間の水漏れは、非常に厄介です。便器の接続不良、排水管の異常が考えられます。

 

自力での修理は難易度が高く、床下に水漏れして近隣トラブルにつながる可能性も高いといえます。根本的な原因を探すのが難しいケースもあるため、専門業者に相談してください。

 

フランジパテの劣化で便器の接地面から水漏れが発生している場合、自分で修理できないわけではありません。

しかし、フランジパテはあくまでも応急処置として使用し、修理は専門業者に依頼しましょう。

ウォシュレットの水漏れを修理する方法


ウォシュレットの水漏れは、まずナットが緩んでいないか確かめましょう。

 

ナットを締める以外に自分で修理できるウォシュレットの水漏れは、以下が故障した場合です。

  • 給水フィルター
  • 水抜栓
  • ノズル

それぞれの修理方法は次のとおりです。

給水フィルター・水抜栓の修理方法

給水フィルターを交換する修理方法をお伝えします。水抜栓も同じ方法で修理可能です。

 

トイレによっては、給水フィルターと水抜栓がセットになっている場合もあります。

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • タオル
  • マイナスドライバー
  • 交換用の給水フィルター(または水抜栓)

【給水フィルターが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 電源プラグを抜く。
  2. 止水栓を閉める。
  3. 給水フィルター(水抜栓)を外す。
  4. 新しい給水フィルター(水抜栓)に交換する。
  5. 止水栓を開け、水を流して水漏れしないか確認する。

感電や火災を防ぐため、ウォシュレットの水漏れを修理するときは、必ず電源プラグを抜いてください。

 

電源プラグが水に濡れないように、抜いた後はタオルなどで包むとさらに安心です。

ウォシュレットノズルの修理方法

トイレによっては、ウォシュレットのノズルを自分で交換できます。

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • タオル
  • 交換用のノズル

【ウォシュレットノズルが原因の水漏れを修理する手順】

  1. 電源プラグを抜く。
  2. 止水栓を閉める。
  3. ノズルを外す。
  4. 新しいノズルに交換する。
  5. 止水栓を開け、水を流して水漏れしないか確認する。

ノズルを交換できないウォシュレットは便座ごと交換するため、専門業者に相談しましょう。

ウォシュレット本体の故障は業者に相談

ウォシュレット本体の故障による水漏れは、専門業者に相談しましょう。

 

ウォシュレットは電化製品のため、便器やタンクとは異なり、修理には専門技術が必要です。

 

また、ウォシュレット本体の修理は、漏電や感電の危険性があります。

ウォシュレット内部の電気系統に水がかかれば、ショートして火災する可能性もあり、大変危険です。

 

ウォシュレットの内部や操作パネルから水漏れしている場合、自力では修理をせず、専門業者に相談してください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレの水漏れ修理の料金相場


トイレの水漏れ修理を業者に頼むと、どれぐらいの料金がかかるのか気になる方も多いでしょう。

 

水漏れの原因や症状によりますが、修理の料金相場は25,000円~程度です。

 

また、クリーンライフでもトイレの水漏れ修理を多数ご相談いただいております。トイレの水漏れに関する修理料金をまとめましたので、参考にご覧ください。

トイレの水漏れ 3,300円
ボールタップの交換 8,800円
フロートバルブの交換 8,800円
タンクレバーの交換 8,800円
給水管の交換 13,200円
タンクの交換 16,500円
ウォシュレットの取替え・取り付け・脱着 16,500円
便器の交換 33,000円

※作業料金は目安です。状況や部品などにより料金は変動します。スタッフが現地で状況を確認し、最終お見積もりをご提示いたします。

トイレの水漏れを修理できないときは

トイレの水漏れはタンクや便器、止水栓などさまざまな場所で起こります。どこが原因なのか特定し、適切な修理を行うことが大切です。

 

ただし、無理に自力で修理をするのは避けてください。「修理が難しい」と感じたら、専門業者に相談しましょう。

 

私たちクリーンライフでもトイレの水漏れ修理を24時間365日受け付けております。

 

最短30分で駆けつけ、経験豊富なスタッフが迅速に対応いたします。お見積もりは無料で行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.28
2021.09.03

トイレのつまる原因はさまざまですが、ときには大便でつまってしまう場合があります。

 

「便のつまりなら放置しておけば大丈夫だろう…」と時間をおいてつまりを解消する方法もありますが、ご家族でトイレを利用している場合、長時間トイレを使わないわけにもいきません。

 

そこで今回は、大便でトイレがつまったときの対策や予防方法について解説します。

 

合わせて、「大便でトイレがつまったときのちょっとした疑問」も解消するのでぜひ参考にしてください。

大便(うんこ)でトイレつまりが発生する原因とは?

便(大便)_トイレがつまる原因

基本的にトイレは便を流せる仕様のため「便でトイレがつまるはずはない」と考えてしまいがちですが、100%つまらないとは言い切れません。

 

大便の量や大きさ、固さによっては、つまってしまう場合もあります。

 

どれくらいの便であれば大丈夫かというのは、トイレによって異なりますが、よくあるのは一気に排便したときです。

 

便秘が原因で便が固くなっていたり、量が多くなってしまった場合には、つまる原因になります。

 

頻繁に起きるつまりではありませんが「便でもつまるときはある」と知っておきましょう。

 

⇒その他のトイレつまりの原因を見る

大便(うんこ)でトイレがつまったときの7つの対処法

便(大便)_トイレ_対処法

大便でトイレがつまったときは、7つの対処法があります。

業者に依頼するのも一つの方法ですが、まずは自身で以下の方法試してみてください。

  • 時間をおいて放置する
  • お湯を流す
  • 洗剤を使う
  • 重曹+クエン酸を使う
  • ラバーカップで対処する
  • ワイヤーブラシを使う
  • 真空式パイプクリーナーを使う

それぞれの方法で、大便のつまりを解消できる可能性があります。

以下で具体的な手順を解説するので、トイレがつまった際に試してみましょう。

トイレつまりを放置して時間を置いてみる

まずは、一度なにもせずに放置してみましょう。

 

基本的に大便は水に溶けるので、長時間トイレを使わず放置しておけば、そのうち自然に解消される場合があります。

 

ただし、2~3時間程度放置しなければいけないため、ご家族でトイレを利用している場合は難しいかもしれません。

 

すぐに長時間放置するのが難しかったり、放置してもつまりが解消されない場合は、他の方法を試してみましょう。

トイレつまりをお湯で直す

トイレつまりをお湯を使って直す手順は以下の通りです。

  1. 40~60度のお湯を用意する
  2. 便器のなかの水をくみ出す
  3. 便器の半分位までお湯を注ぐ
  4. 1時間ほど待つ

お湯を流すと、大便が溶けやすくなる可能性があります。

 

流すお湯の温度は、大体40~60度のぬるま湯を使ってください。60℃以上の熱湯を使うと、便器の破損につながる可能性があります。

 

お湯を流す方法は、トイレットペーパーが原因でつまった際にも使えるので、覚えておきましょう。

時間が経過したら、一度水を流して解消されているかどうか確認しましょう。

 

⇒お湯とバケツでトイレつまりを直す方法を見る

トイレつまりを中性洗剤(食器用液体洗剤)で直す

トイレつまりを中性洗剤(食器用液体洗剤)を使って直す手順は以下の通りです。

  1. 便器の水をくみ出す
  2. 食器用洗剤約100mlを便器に入れる
  3. 40~60度のお湯を注ぐ
  4. 30分ほど放置する

お湯と合わせて洗剤を使うと、さらにつまりを解消できる可能性が高まります。洗剤は、一般的な家庭で使う食器用洗剤で問題ありません。

 

また、お湯は「お湯を使用した直し方」と同様に40~60度のぬるま湯を使用してください。

 

放置した後、一度水を流してつまりの様子を確認してみましょう。

 

⇒洗剤でトイレつまりを直す方法を見る

トイレつまりを重曹とクエン酸(お酢)で直す

トイレつまりを重曹とクエン酸を使って直す順は以下の通り。

  1. 二酸化炭素が発生するため、換気をよくしておく
  2. 便器内の水をくみ出す
  3. 重曹150gを便器に入れる
  4. クエン酸100mlを便器に入れる
  5. 40~60度のお湯を便器に注ぐ
  6. 泡立ってきたら1時間ほど放置

洗剤の代わりに、重曹・クエン酸でも便のつまりを解消できる可能性があります。

アルカリ性の重曹に酸性のクエン酸を加えると炭酸ガスが発生し、便を分解してくれるのです。

 

1時間の間は二酸化炭素が発生し続ける可能性があるので、常に換気に気を付けておきましょう。

 

⇒重曹とクエン酸でトイレつまりを直す方法を見る

トイレつまりをすっぽんで直す

は、トイレのつまりを解消する代表的な方法です。

 

すっぽんは正式にはラバーカップやプランジャーと言います。便以外にも、さまざまなつまりに対応できるので、トイレに一つ常備しておくと良いでしょう。

 

トイレつまりをラバーカップを使って直す手順は以下の通りです。

  1. 便器の水をくみ出す
  2. 水溜り部分にラバーカップを密着させる
  3. ラバーカップを押し込んでカップをはこませる
  4. 勢いよくラバーカップを引く

これら一連の動作を、何度か繰り返してみましょう。

 

「ゴボゴボ」と水の流れる音がしたら、解消されているかもしれないので一度水を流してみてください。

 

⇒すっぽんを使ったトイレつまりの直し方をもっと詳しく見る

トイレつまりを真空式パイプクリーナーで直す

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップのレベルアップした道具と考えてください。

 

トイレつまりを解消する原理は、ラバーカップと同じです。

ただし、ラバーカップの5倍以上の力があるので、トイレのつまりを解消できる可能性は高いでしょう。

 

トイレつまりを真空式パイプクリーナーを使って直す手順は以下の通りです。

  1. 便器の水をくみ出す
  2. 真空式パイプクリーナーのハンドルを押したまま便器に押し付ける
  3. 真空式パイプクリーナーのハンドルを引く・押す

数回繰り返してゴボゴボと流れる音がしたら便の詰まりが解消される可能性があります。一度水を流してみましょう。

 

⇒真空式パイプクリーナーを使ったトイレつまりの直し方をもっと詳しく見る

トイレつまりをワイヤーブラシで直す

便がどうしても溶けない場合は、ワイヤーブラシを使いましょう。

 

ワイヤーブラシは、トイレにつまった異物をかきだすために使う道具です。ワイヤーの先端が便を砕いてつまりを解消させます。

 

手順としては、ワイヤーブラシを便器に入れるだけですが、決して簡単ではありません。

プロでも使いこなすのが難しいと言われており、無理にかきまわすと便器を傷つける原因になります。

 

ワイヤーブラシがない方は無理に用意する必要はありません。ここまででトイレつまりが解消されない方は、無理をせず業者に相談しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

大便(うんこ)でトイレがつまらないための予防方法

「いつも便でトイレがつまってしまう」という方は、予防方法を考えておきましょう。

 

以下の方法で便によるつまりを予防できます。

  • トイレットペーパーの量を減らす
  • 腸内環境を整える
  • 便が落ちる箇所にトイレットペーパーを敷いておく
  • ペットの便はNG

なぜそれぞれの方法で予防できるのかを順番に、具体的に解説します。

1度に流すトイレットペーパーの量を減らす

大便をする際に、トイレットペーパーを使いすぎてしまうとトイレが詰まりやすくなります。

 

基本的にトイレットペーパーは水に溶けるようになっていますが、あまりにも多くの量を一気に流すと詰まりの原因となってしまうのです。

 

特に固い便や量が多い便と一緒に流した際は、詰まる可能性を高くしてしまいます。流す量が多くなる前に一度流すようにしましょう。

 

また、海外製の安いトイレットペーパーは、水に溶けにくいものがあるので注意しましょう。

腸内環境を整える

便でつまる原因は、便秘による固さや量です。

 

これらを防ぐには、腸内環境を整え、便秘を解消すると良いでしょう。

 

主な便秘の解消方法として、以下の3つがあります。

  • 水分を多く摂る
  • 食物繊維を摂る
  • 発酵食品を摂る

あまりにも便秘の症状がひどい場合には、一度病院に行ってみるのも良いかもしれません。

便が落ちる場所にトイレットペーパーを敷いておく

便が落ちる場所にトイレットペーパーを敷いておくのも、一つの方法です。

 

トイレットペーパーを敷いておくことで、大きな便でも一緒に滑って流れていきやすくなります。

 

また、この方法だと便器に便がこびりつかないので、お掃除が楽です!

不安な方はトイレットペーパーを敷いてみてください。

ペットの便(フン)はNG

人の便によるつまりの予防ではありませんが、ペットのフンは基本的に便器に流さないようにしましょう。

 

ペットの便は人の大便と比べて、水に溶けにくい性質です。便自体は小さいので、何度か流れますが、奥の配管に詰まってしまう可能性があります。

 

また、猫のトイレ砂もつまりの原因の一つ。

 

「水に溶けやすい」と記載されているものもありますが、基本的には流さない方が良いです。

大便(うんこ)のトイレつまりは恥ずかしくない!

便(大便)_トイレ_予防方法

大便が原因のトイレのつまりは「業者に依頼したくない」と考える人が多いのではないでしょうか。

 

水道修理業者につまりの原因を聞かれたとき「大便がつまってしまった」とは言いにくいですよね。

 

しかし、恥ずかしがる必要はありません。むしろどうしても解消されない場合は、業者へ依頼してください。

 

以下で業者に依頼するメリットや、恥ずかしくない理由を解説します。

水道修理業者は便の詰まり解消に慣れている

結論から言えば、業者は大便によるトイレのつまりに慣れています。

 

大便によるトイレのつまりは、それほど珍しいことではありません。

 

大便が原因だと発覚しても、特に何も思わずにトイレつまりの解消作業をしてくれます。

 

水道修理業者からすれば慣れた作業をするだけなので、恥ずかしがる必要はありません。

トイレつまりの症状を伝えることで適切な処置をしてくれる

「大便でつまったと伝えるのは恥ずかしい」と感じても、正直に伝えた方が良いです。

 

詰まりの原因がわからないと、まず原因を調べることから始めなければいけません。

大便が原因だとわかれば、作業がスピーディーにすすみます。

 

また、自身で対処した場合、誤って熱湯を入れてしまったりワイヤーブラシで無理にかきだそうとして便器に傷をつけてしまったりと、失敗してしまう可能性もあるでしょう。

 

水道修理業者にしっかり症状を伝えて依頼すれば、適切かつ早くトイレつまりを解消してくれます。

どうしても恥ずかしい場合は自分で解決するのも

どうしても水道修理業者に伝えるのが恥ずかしい場合は、自分で解決するという手もあります。

 

しかし、自分で解消しようとすると、便器を破損してしまう可能性があるので、充分気を付けて行いましょう。

 

もっと詳しいトイレつまりの直し方を見たい方はこちらもご覧ください。

 

⇒トイレつまりの直し方(完全版)をもっと見る

トイレつまり修理を業者に依頼した場合の料金例

大便によるトイレのつまりを業者に依頼した場合の料金目安は、4,000円~8,000円程度です。

大便によるつまりは「軽度のつまり」になるので、それほど高い料金にはなりません。

 

しかし、つまり具合やどの部分でつまっているかによっても料金は異なります。

 

浅い部分でつまっていれば、4,000円~5,000円前後、排水管までつまっているようであれば8,000円前後となるでしょう。

 

⇒トイレつまりの料金相場を詳しく見る

大便(うんこ)のトイレつまりが解消されないときは

大便でトイレのつまりが解消されない場合は、恥ずかしがらずに業者へ依頼しましょう。

 

「大便のトイレつまり位なら自分で…」と考える方も多いですが、誤った方法では詰まりをひどくしてしまう場合もあります。

 

「確実につまりを解消したい」「自分で試したが解消できなかった」という場合は、すぐに水道修理業者へ相談しましょう。

 

私たち『クリーンライフ』でも、トイレつまり修理のご相談を承っております。

 

24時間365日対応し、お見積もりも出張料金も無料、追加料金はかかりません。

 

業者へ依頼するべきか迷ったら、お電話やメール、LINEでお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.09.03
2022.02.15

トイレは日常生活に不可欠です。トイレつまりが起こったら、すぐに直したい方が大半でしょう。

 

トイレつまりは道具を使い、自分で直すこともできます。また、専門の道具を使わず、身近にあるものを利用してトイレつまりを直す方法もあります。

 

そこで今回は、トイレつまりを直す道具がある場合とない場合、それぞれの直し方をご紹介しましょう。

 

自宅にあるものを使ってトイレつまりが直る可能性もあるので、「お店が遠くて道具を買いに行けない」という方もぜひ参考にしてみてください。

目次

自分で直せるトイレつまりの原因とは?


自分で直せるトイレつまりは、

  • 大便
  • トイレットペーパー
  • 流せるシート

などの水に流せるものをトイレに流したケースです。いずれも本来は水に溶ける・もしくは流せるため、道具を使ってトイレつまりを直せる可能性があります。

 

トイレつまりの症状が軽度なら、2〜3時間ほど放置して解消する場合もあるでしょう。

専門業者に相談した方が良いトイレつまり

道具を使っても、自分では直せないトイレつまりもあります。

 

専門業者に相談した方が良いトイレつまりは、以下に当てはまるケースです。

  • トイレットペーパーや流せるシート以外の異物を落とした
  • 排水管や水道管にトラブルが発生している
  • お風呂やキッチンなど、他の排水口もつまっている
  • トイレつまりの原因が分からない

異物を落としてトイレつまりが発生した場合、自分で取り出そうとして異物がさらに奥へ移動する恐れもあります。

無理をせずにはじめから専門業者に任せる方が賢明です。

 

道具を使って無理にトイレつまりを直そうとすると、被害が広範囲に及ぶ可能性もあります。無理はせず、なるべく早く専門業者に相談しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまりを直す前の3ステップ

道具がある場合もない場合も、トイレつまりを直す前に以下の準備を済ませましょう。

準備するもの

用意するものイラスト

  • ゴム手袋
  • ビニール袋や新聞紙
  • ぞうきん

止水栓の種類によっては、マイナスドライバーも必要です。

トイレの水位が上がっている場合、バケツや灯油ポンプも用意しましょう。

1.電源プラグを抜く

ウォシュレットが設置されているトイレは、電源プラグが付いています。作業中に誤作動を起こさないように、電源プラグを抜きましょう。

 

ただし、濡れた手で電源プラグに触れると感電の恐れがあります。必ずゴム手袋を付けて作業してください。

 

トイレつまりを直す間も、電源プラグに水がかからないように注意しましょう。

2.止水栓を閉める

トイレつまりが発生しているときに水を流すと、水が溢れてしまいます。水が流れるのを防ぐために、止水栓を閉めましょう。

 

止水栓はトイレの床または壁に付いています。手で閉められるタイプ、マイナスドライバーで回すタイプがあり、どちらも時計回りで閉まります。

 

もし止水栓が分からなければ、水道の元栓を閉めてください。元栓は水道メーターの横にあり、戸建て住宅は外、集合住宅は玄関横のメーターボックスにある場合がほとんどです。

3.床にビニール袋や新聞紙を敷く

トイレつまりを直す際、汚水や排水物が飛び散る可能性があります。汚れを防ぐため、あらかじめ床にビニール袋や新聞紙を敷いておきましょう。

 

なお、トイレつまりで水位が上がっているときは、バケツや灯油ポンプを使って水をくみ出してください。

水をくみ出して水位を元の位置に戻しておくと作業を進めやすくなります。

トイレつまりを直す道具がある場合の直し方3選

道具がある場合とない場合に分けてトイレつまりの直し方をご紹介します。

まずは、道具がある場合の直し方3つです。道具がない方は道具がない場合の直し方をご覧ください。

道具を使ったトイレつまりの直し方その1:ラバーカップを使う

ラバーカップは「吸引カップ」「すっぽん」「トイレプランジャー」とも呼ばれ、トイレつまりを直す代表的な道具です。1,000円前後で購入でき、100均でも取り扱っています。

 

ラバーカップは主に以下の3種類があります。トイレに適したラバーカップを選びましょう。

  • 和式トイレ用:カップが半円形で、底が平ら
  • 洋式トイレ用:カップの底が出っ張っている
  • 節水型トイレ用:帽子のようなツバが付いている

ビニール袋に穴を開けて、ラバーカップの柄を穴に通して使うと、便器の水や汚れが飛び散るのを防げます。その際、ビニール袋で便器を覆いましょう。

 

【トイレつまりを直す手順】

  1. カップ全体が水に浸かるように、水位を調整する。
  2. カップを排水口に密着させる。
  3. ラバーカップをゆっくりと押し込んだ後、勢いよく引く。排水されるまで押し引きを繰り返す。
  4. バケツなどで水を流し、排水されるか確かめる。

ラバーカップは、しっかりと引っ張るのがコツです。押し込む際はゆっくりと行いましょう。

 

真空状態を作るため、カップ全体が水に浸かることも大切です。真空状態でなければ、トイレつまりを直す効果は小さくなってしまいます。

道具を使ったトイレつまりの直し方その2:真空式パイプクリーナーを使う

真空式パイプクリーナーはラバーカップよりも吸引力や圧力が強い道具です。1回使用し、トイレつまりが直るケースもあります。

 

【トイレつまりを直す手順】

  1. ラバーカップと同様、カップ全体が浸かるように水位を調整する。
  2. ハンドルを押したまま、便器の水溜りにカップを押し付ける。
  3. ハンドルを勢いよく引く。
  4. 1回でトイレつまりが直らないときは、押し引きを数回繰り返す。再度カップを押し付ける場合、一度水の外へ出してから押す。

カップの中が真空状態になるように、しっかりと押し付けて密着させましょう。

道具を使ったトイレつまりの直し方その3:ワイヤーブラシを使う

ワイヤーブラシは「ワイヤー式トイレクリーナー」「パイプクリーナー」とも呼ばれています。2,000~4,000円ほどで購入できる道具です。

 

ただし、他の道具よりも取り扱いが難しいため、使用する際は注意しましょう。

 

【トイレつまりを直す手順】

  1. 排水口にワイヤーブラシの先端部を差し込み、ハンドルを回して下げる。
  2. ワイヤーが入りにくい場合は無理に押し込まず、ハンドルを回して先端部を回転させる。
  3. 先端部に異物が当たったら、引っかけて取り出す。異物は押し流す。

強引にワイヤーブラシを押し込もうとすると、排水管や便器が傷つく恐れがあります。使用するのが難しくトイレつまりを解消できないときは、専門業者へ相談しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまりを直す道具がない場合の直し方7選


トイレつまりを直す道具がない場合は、身近にあるものを代用しましょう。コンビニなどですぐ手に入るものを使った直し方もご紹介するので、ぜひお試しください。

道具がないときのトイレつまりの直し方その1:水を流す

もっとも手軽に試せる直し方で、トイレつまりを直す特別な道具は必要ありません。バケツがない方は、やかんや鍋、洗面器などを代用しましょう。

 

【トイレつまりを直す手順】

  1. バケツに水を入れ、高い位置から排水口に向かって水を流す。
  2. スムーズに排水し、水位が元の位置に戻るまで水を数回流す。

水は一気に流さず、約1~2cmの細い幅で勢いよく流すのがコツです。水の流れや水圧を利用してトイレつまりを直します。

道具がないときの直し方その2:お湯を流す

トイレつまりを解消するため、お湯を流してトイレットペーパーやシート類などを溶けやすくします。

 

【トイレつまりを直す手順】

  1. バケツでお湯を数回流す。
  2. 約1時間そのまま放置する。
  3. 放置後はバケツなどで水を流し、排水されて水位が戻るか確かめる。

便器は陶器で作られているものが多く、熱湯を流すと割れる危険性があります。

お湯は40~60℃程度の温度のぬるま湯を目安にし、目安よりも高温のお湯は流さないでください。

 

お湯を沸かして泡が少し立ち、湯気が出始めたくらいがおよそ40~60℃です。

道具がないときのトイレつまりの直し方その3:重曹と酢を使う

掃除用に重曹を常備している方もいるでしょう。重曹と酢を混ぜて泡を発生させ、トイレつまりの原因になっている汚れを落とす方法です。

 

ただし、炭酸ガスが発生するため必ず換気をしてから作業を行ってください。

炭酸ガスが充満すると体調が悪くなる恐れがあります。トイレの換気扇を回し、部屋のドアや窓を開けましょう。

 

【用意するもの】

  • 重曹:計量カップ1/4(50ml)
  • お酢(またはクエン酸):計量カップ1/2(100ml)
  • 50~60℃のぬるま湯:便器の半分程度

【トイレつまりを直す手順】

  1. 便器内の水溜りに重曹をかける。
  2. 重曹と同じく、水溜りに酢(クエン酸)を入れる。
  3. ぬるま湯を入れる。
  4. 泡立ったら、そのまま約1時間放置する。
  5. 放置後はバケツなどで水を流し、排水して水位が戻るか確認する。

道具がないときのトイレつまりの直し方その4:ビニール袋を使う

ビニール袋を使い、ラバーカップと同じような効果でトイレつまりを直します。

 

手が小さい方、大きい方は拳が排水口に密着しにくいため、効果はあまり期待できません。他の方法を試しましょう。

 

【用意するもの】

【トイレつまりを直す手順】

  1. ゴム手袋をはめた手の上に、ビニール袋を2枚重ねてはめる。
  2. 拳を作って排水口に押し当て、密着させる。
  3. ラバーカップと同じ要領で、拳を押し引きする。
  4. 押し引きを繰り返し、排水されたらバケツなどで水を流し、水位が戻るか確認する。

ビニール袋を便器に落とさないように、拳を押し引きするときはもう片方の手でビニール袋をつかみましょう。

道具がないときのトイレつまりの直し方その5:ペットボトルを使う

ペットボトルを使う方法も、ラバーカップと似た働きでトイレつまりを解消します。

 

【用意するもの】

  • ゴム手袋
  • 500mlペットボトル
  • ハサミやカッター

ペットボトルの底を、ハサミやカッターで2~3cmほど切り取ります。切り取る際はケガをしないように注意してください。

使うのはペットボトル本体で、切り取った底とフタは使いません。

 

【トイレつまりを直す手順】

  1. ゴム手袋をはめてペットボトルの口に親指を入れ、下部を排水口に差し込む。
  2. ラバーカップと同様、ペットボトルを押し引きする。
  3. バケツなどで水を流し、排水されるか確認する。

ペットボトルもラバーカップと同じように、勢いよく引くのがポイントです。作業中は水や排泄物などが飛び散る可能性があるので、注意しましょう。

 

また、便器を傷つける可能性があるため、切り口は綺麗に整えてから使用しましょう。

道具がないときのトイレつまりの直し方その6:食器用洗剤(中性洗剤)を使う

普段洗い物をするときに使用する食器用洗剤(中性洗剤)もトイレつまり解消に役立ちます。

 

【用意するもの】

  • 食器用洗剤(中性):計量カップ1/2(100ml)
  • 45℃前後のぬるま湯:便器の半分程度

【トイレつまりを直す手順】

  1. 食器用洗剤(中性洗剤)を便器に入れる。
  2. ぬるま湯を入れ、20分ほど放置する。
  3. 水位が下がったら再度ぬるま湯を入れ、排水されるか確認する。

使用する食器用洗剤は1種類だけにしてください。複数の洗剤が混ざってしまうと、有毒ガスが発生する恐れがあります。

 

特に、酸性やアルカリ性の洗剤は混ぜないようにし、必ず換気しながら行うようにしてください。

道具がないときのトイレつまりの直し方その7:針金ハンガーを使う

針金ハンガーはワイヤーブラシの代用品として使えます。

 

固すぎる針金ハンガーは排水管の奥に入りにくいため、簡単に曲がる柔らかい針金ハンガーを使用しましょう。

 

【用意するもの】

【トイレつまりを直す手順】

  1. 針金ハンガーの取っ手付近をペンチで切る。
  2. 排水口に入れる側の先端を曲げ、輪を作る。
  3. 先端を排水口に入れ、奥に押し込む。
  4. 針金ハンガーを少しずつ動かし、トイレつまりの原因を少しずつ削る。
  5. トイレつまりが解消されたらハンガーを取り出し、バケツなどで水を流して排水されるか確認する。

針金ハンガーが奥に入らなければ作業を中止してください。無理にハンガーを押し込むと排水管や便器が傷つく可能性があります。

 

また、これらを試してみてもトイレのつまりが解消されない場合には、無理をして悪化させる前に業者に相談しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレつまりを未然に防ぐ予防法4つ


トイレつまりは日頃から予防することが大切です。簡単にできる予防法を4つお伝えするので、ぜひ意識してみてください。

大量のトイレットペーパーを流さない

一度に大量のトイレットペーパーを流すと、トイレつまりが発生しやすくなります。トイレットペーパーを大量に使うのは控えましょう。

 

一度に流せるトイレットペーパーの目安を、水量別にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

  • レバーの「大」:シングルは10mまで、ダブルは5mまで
  • レバーの「小」:シングルは3mまで、ダブルは1.5mまで

排泄後に拭き取りないときは、一旦トイレットペーパーを流してから再度拭きましょう。

 

ダブルのトイレットペーパーを使用してトイレつまりが再発する場合は、シングルに変えて様子を見るのもおすすめです。

トイレットペーパー以外のものを流さない

公共のトイレで「トイレットペーパー以外は流さないでください」と記載された注意書きを見たことがある方は多いでしょう。

 

基本的にトイレは、排泄物とトイレットペーパーだけを流してください。他のものを流すとトイレつまりが発生しやすくなります。

 

「トイレに流せる」と書かれたシート類も流さないようにしましょう。シート類はトイレットペーパーよりも分厚く、トイレつまりの原因につながります。

 

また、流せるお掃除シートは掃除後にホコリや髪の毛が付着しているため、そのままトイレに流すとつまる可能性があります。

トイレには流さず、ゴミとして処分しましょう。

トイレで子どもが遊ばないように対策

子どもがトイレで遊ぶと、便器におもちゃや文房具などの異物を落とす恐れがあります。

 

また、トイレは雑菌が多く、子どもが遊ぶのは不衛生です。便器の水で遊んだり、床を触ったりして雑菌が付き、炎症を招く恐れもあるでしょう。

 

トイレで子どもが遊ぶのを防ぐために、次のような対策を行いましょう。

  • トイレに鍵をかける
  • 「子どもがトイレに入った」とすぐ分かるようにドアベルを設置
  • トイレには極力ものを置かない

定期的にトイレ掃除をする

トイレつまりを防ぐために、便器や排水管を定期的に掃除しましょう。

 

トイレにはさまざまな汚れが付着しています。汚れの原因に適した洗剤を選ばなければなかなか汚れは落ちません。以下をご参考ください。

  • 酸素系のトイレ用洗剤:水垢、黄ばみ、尿石
  • 塩素系のトイレ用洗剤:カビ、黒ずみ

ただし、酸素系と塩素系の洗剤を混ぜてしまうと、有毒ガスが発生します。異なる種類の洗剤を同時に使うのは絶対に避けてください。

異なる洗剤を使いたいときは、別の日に掃除を行いましょう。

 

トイレの汚れで特に注意したいのは、尿石です。

尿石が蓄積するとトイレつまりが起こりやすいため、もし自分で尿石を除去できなければ専門業者に相談しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

直し方を試してもトイレつまりが直らないときは

水に溶けるものを流してトイレつまりが起きたのであれば、道具を使って自分で直せる可能性があります。

 

ラバーカップやワイヤーブラシなどの専用の道具がない場合、ペットボトルやビニール袋といった自宅にあるものを代用することも可能です。

 

もし道具を使ってもトイレつまりを解消できないときは、専門業者に相談しましょう。

 

私たちクリーンライフでもトイレつまりのご相談や修理を受け付けております。

 

24時間365日対応し、早朝や深夜の急なトイレつまりもご相談可能です。

ご相談やお見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.10
2021.11.11

トイレを使おうとして、「いつもより水位が下がっている」と感じたことはありませんか。

 

水位が下がっても特に大きな問題がなく、そのまま使えるからと放置している方もいるでしょう。

 

しかし、トイレの水位が下がるのはトイレつまりの前兆かもしれません。放置すると悪化し、大きなトラブルを招く可能性もあります。

 

そこで今回は、トイレの水位が下がる原因や対処法、防ぐ方法をご紹介します。完全にトイレがつまる前に、水位が下がったら早めに対処しましょう。

トイレの水位が上がる・下がる原因とは?


便器に溜まっている水は「封水」と呼ばれています。

 

封水の水量は基本的に調整できません。封水の水位が上がっていたり下がっていると、トイレつまりなど何かしらのトラブルが発生している可能性が高いです。

 

トイレの水位が下がる原因は以下が挙げられます。

長期間トイレを使っていない

帰省や留学などで長期間家を空けてトイレを使っていなければ、封水が蒸発して水位が下がることがあります。

 

蒸発で水位が下がる場合、水を流すと正常の水位に戻るケースが大半です。

 

洋式トイレを長期間使わないときは、フタを閉めておくと水位が下がるのをある程度防げます。

節水をしていてトイレに流れる水量が少ない

節水対策としてトイレのタンクにペットボトルなどを入れていると便器に流れる水量が少なくなり、水位が下がるケースもあります。

 

また、タンク内の浮き玉に節水用品が当たることで、水量の調節がうまくいかず水位が下がる可能性もあるでしょう。タンクの部品が破損していたために、水量が少ない場合もあります。

 

水量が少なくなると水位が下がる他、トイレつまりが起こるリスクも高まるため注意が必要です。

トイレットペーパーや流せるシート類が詰まっている

大量のトイレットペーパーや流せるシート類を流し、水位が下がることもあります。

 

水位が下がる状態はトイレつまりが起こる前兆、または軽度なトイレつまりの症状です。完全にトイレつまりが起きているわけではないため、早めに対処しましょう。

 

また、トイレットペーパーや流せるシート類が封水を吸い取ってしまい、排水している可能性もあります。これは「毛細管現象」と呼ばれ、水位が下がる原因の1つです。

 

毛細管現象が起きていると何もしていないにも関わらず水位が下がります。以下は毛細管現象が起きやすいため、該当する方は注意しましょう。

  • トイレのタンクで節水対策を行っている
  • 節水型トイレを利用している

異物を便器内に落とした

異物を落としてトイレつまりが起こり、水位が下がるケースもあります。

 

トイレに流せるのは基本的に、排泄物とトイレットペーパーのみです。水に溶けない異物を流すとトイレつまりが発生しやすいため、気を付けましょう。

 

以下はトイレに落としやすい異物です。

  • ティッシュペーパー
  • ハンカチ
  • おむつ
  • 尿漏れパッド・尿漏れシート
  • 生理用品
  • スマホ
  • おもちゃ

尿漏れパッドや尿漏れシート、おむつ、生理用品は吸水性があるため、便器に落とすと膨張してトイレつまりを招き、水位が下がることがあります。

 

手で取れない範囲に異物を落とした場合は無理して取ろうとせず、専門業者に相談しましょう。

便器内部が故障している

稀ではありますが、便器の故障が原因の水漏れによって水位が下がることもあります。集合住宅での水漏れは下の階にまで被害を及ぼす可能性があり、要注意です。

 

また、排水管や水道管に何らかのトラブルが生じ、水位が下がるケースもあります。

 

水位が下がるだけではなく、水漏れなどの異変に気付いたら早めに専門業者や管理会社へ連絡しましょう。

封水も流れてしまっている(誘引現象)

誘引現象とは排水管に勢いよく水が流れ、便器に溜まるはずの封水も流れてしまう現象です。

 

集合住宅で排水管が他の部屋とつながり、

  • 複数の部屋で同時に排水した
  • 近くで水道工事が行われている

こういった場合に起こりやすい現象です。

 

誘引現象で水位が下がるときは、基本的に水を流すと解決できます。もし水を流しても直らない場合は、専門業者に相談してみましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレの水位が下がる時の対処法4選


トイレの水位が下がる場合、自分で直せることもあります。

自分でできる簡単な対処法を4つご紹介するので、ぜひお試しください。

トイレの水位が下がる時の対処法1:2〜3時間ほど放置する

 

大便やトイレットペーパー、流せるシートが原因で水位が下がるのであれば、放置して直る場合があります。

 

2~3時間ほど放置した後にバケツなどで水を流し、水位が元の位置に戻るのか確認しましょう。

 

流せるシートは分厚いため、半日または一晩ほど放置すると流れる可能性があります。

トイレの水位が下がる時の対処法2:トイレタンクを確認する

トイレタンクチェックポイント

トイレタンクのフタを外し、水位を確認しましょう。トイレタンク内の水位が下がっている場合はタンクに水を入れた後、流してみてください。

 

もしタンクに水が溜まらなければ、以下を確認してみましょう。

  • フロートバルブが外れていないか
  • 鎖が切れていないか
  • 鎖が引っかかっていないか
  • 浮き玉が破損していないか

フロートバルブとは、タンクの底にあるゴム製の栓のことです。最近はプラスチック製のものもあります。

 

タンク内の部品を自分で交換する際は、説明書に従って行いましょう。自分で交換できそうにないときは無理をせず、専門業者に相談してください。

トイレの水位が下がる時の対処法3:バケツで便器に水を流す

排泄物やトイレットペーパーが原因で水位が下がるのであれば、水を流すと解決する可能性があります。

 

ただし、水を大量に入れると溢れる恐れがあるため、まずは1L程度の水を流して様子を見ましょう。

 

【バケツで便器に水を流す手順】

  1. バケツ(もしくは大きな容器)に水を入れ、高い位置から排水口に向かって勢いよく水を流す。
  2. 少しずつ水位が下がる場合、数回水を流す。

水は一気に流さず、1~2cmほどの細い線を作るように流すのがコツです。

トイレの水位が下がる時の対処法4:お湯を便器に流す

水を流してもトイレの水位が戻らないときは、お湯を流すと良いでしょう。

 

【便器にお湯を流す手順】

  1. バケツなどでお湯を数回流す。
  2. 1時間ほど放置し、様子を見る。
  3. 放置後は再度水を流し、水位が戻るか確かめる。

お湯の温度は40~60℃のぬるま湯を使用して、70℃を超える高温のお湯は使わないでください。ぬるま湯の目安はお湯を沸かして泡が少し立ち、湯気が出始めた頃の温度で40~60℃です。

 

多くの便器は陶器製で熱湯を流してしまうと便器が割れる恐れがあります。絶対に熱湯は流さないでください。

トイレの水位が下がるのを放置すると危険な理由とは?


トイレの水位が下がるだけなら普段通りに使用できるため、それほど不便に感じず放置する方もいるでしょう。

 

しかし、水位が下がる状態を放置すると、以下のトラブルを引き起こす可能性があります。

トイレから悪臭が発生する原因になる

封水は臭いの主成分「アンモニア」を吸収し、悪臭を抑える役割も担っています。封水が減ってトイレの水位が下がると悪臭の原因につながります。

 

また、封水は排水管から悪臭や虫が入り込むのを防いでいるため、水位が下がると下水臭く感じる場合もあるでしょう。

 

虫が湧く可能性もあるので、トイレの水位が下がると気付いたら早めに対処してください。

トイレが故障して使えなくなる

トイレの水位が下がるときは、トラブルが起きる前兆かもしれません。

 

今は大きな被害がなくても、水位が下がる状態でトイレを使い続けると、状況が悪化してトイレが故障する恐れがあります。

 

水位が下がるのは、トイレに何かしらの異常があるサインです。もし原因に心当たりがなければ早めに専門業者へ相談しましょう。

近隣住民に迷惑がかかる可能性がある

トイレつまりが発生していると水位が下がることがあります。

 

特にマンションやアパートといった集合住宅でトイレつまりを放置すると、下の階に水漏れする恐れもあり注意が必要です。

 

水漏れは高額な修理費を請求されるケースもあるため、水位が下がると判明したら放置せずにすぐさま対処しましょう。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

トイレで水位が下がるのを未然に防ぐ方法


封水が減ってトイレの水位が下がると、悪臭や水漏れなどのトラブルが拡大する恐れもあります。

 

トイレで水位が下がるのを防ぐためにも日頃からの予防も大切です。

トイレットペーパーを使いすぎない

トイレットペーパーを使いすぎるとトイレつまりが発生し、水位が下がる可能性が高まります。

 

一度に流せるトイレットペーパーの量は、以下が目安です。

  • レバーの「大」:シングルは10mまで、ダブルは5mまで
  • レバーの「小」:シングルは3mまで、ダブルは1.5mまで

もし排泄後に拭き足りないと感じたら、一度水を流してから拭きましょう。

 

大量のトイレットペーパーを使って毛細管現象が起こり、水位が下がることもあります。

 

ダブルのトイレットペーパーをたくさん使う方は、シングルに変えて水位が下がるのを防ぐのもおすすめです。

トイレットペーパー以外を流さない

トイレは排泄物とトイレットペーパーを流すように設計されています。

 

水位が下がるのを防ぐために、トイレットペーパー以外の異物は流さないようにしましょう。

 

「水に流せる」と書かれたシートも流さないことをおすすめします。シートは分厚いものが多く、トイレに流すとトイレつまりを引き起こすかもしれません。

 

子どもがトイレに異物を落とさないように、きちんと対策することも大切です。次に挙げる対策を参考にしてみてください。

  • トイレには極力ものを置かない
  • トイレに鍵をかける
  • 「子どもがトイレに入った」と気付くため、ドアベルを設置

定期的にトイレタンクを確認する

「トイレタンクが原因で水位が下がっている」と早く気付けるように、定期的にタンクを確認しましょう。

  • タンク内の水量は変わっていないか
  • 鎖は外れていないか
  • 部品が壊れていないか

こういったことを定期的にチェックすれば、トイレタンクが原因となるトラブルをすぐさま解決できます。

 

また、ペットボトルなどをタンクに入れて節水するのは避けましょう。トイレつまりが起こりやすい他、タンク内の部品が破損する恐れもあります。

トイレ掃除をする

水位が下がるのを防ぐために、トイレ掃除をすることも大切です。

 

尿に含まれる成分が固まって尿石ができると流れが悪くなることがあり、水位が下がるだけでなくトイレつまりの原因になる可能性があります。尿石は悪臭の原因にもつながるため、こまめにトイレ掃除を行いましょう。

 

なお、トイレ掃除で使う洗剤は汚れによって使い分けると効果的です。

  • 酸素系のトイレ用洗剤:水垢、黄ばみ、尿石
  • 塩素系のトイレ用洗剤:カビ、黒ずみ

ただし、酸素系と塩素系の洗剤が混ざると有毒ガスが発生し、非常に危険です。酸素系洗剤を使ったら、塩素系洗剤で掃除するのは別の日にしましょう。

トイレの水位が下がる状態が直らない時は

トイレの水位が下がるのは何かトラブルが起きている、または起こる前兆です。

 

水位が下がる状態を放置すると近隣に迷惑をかけてしまう恐れもあるため、長期間放置するのは避けてください。なかなかトイレの水位が戻らないときは、専門業者に相談しましょう。

 

私たちクリーンライフでもトイレに関するご相談を24時間年中無休で受け付けております。

 

出張による現地調査やお見積もりは無料で行っているため、いつでもお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.08
2022.01.07

トイレつまりが起こると、ほとんどの方が焦ってしまうでしょう。

 

「早く何とかしたい」と焦ってしまい、専門業者に相談すべきトイレつまりを自分で直そうとすると、近隣に迷惑をかけるかもしれません。

 

トイレつまりの原因によって直す方法は異なります。適切な方法で直すことが大切です。

 

そこで今回は、自分で直せるトイレつまりの原因と原因に適した直し方をご紹介します。トラブルが拡大しないためにもぜひご覧ください。

目次

トイレつまりの前兆・症状


トイレつまりは急に発生するケースと、少しずつ状況が悪化してつまるケースがあります。

トイレつまりの前兆・予兆をまとめたので、原因を突き止めて早めに対処しましょう。

トイレの水の流れが悪い

トイレの水の流れが悪い場合は、タンクが原因の可能性があります。レバーを引いても「水の勢いが弱い」と感じたら、タンクの部品が故障しているかもしれません。

 

節水のためにタンクにペットボトルなどを入れていると水の流れが悪くなります。トイレつまりの原因になる可能性が高いため、タンクに節水用品は入れないでください。

 

タンクに異常がなければ、排水口や排水管に問題があると考えられます。

 

トイレつまりとしては軽度ですが放置すると新たに他の異物がつまり、悪化の原因に繋がることがあります。

トイレの水位が下がらない

トイレが正常なら、水を流した後に水位は元の位置まで戻ります。

 

排水口や排水管などにトラブルが起きてしまうと、水位が上昇しなかなか下がらない場合があります。水位が戻るまで時間がかかるほど、トイレつまりは重症です。

 

水位が下がらないときに、くれぐれも水は流さないでください。便器から水が溢れる可能性があります。

便器に水が少ない

便器の水位が下がって水が少ない場合も、排水口や排水管がつまっている可能性があります。

 

トイレ内で異臭がするなら、排水口や排水管に詰まった異物が原因となり、腐敗しているのかもしれません。

 

また、排水口や排水管に異物が引っかかり、通気不良によって便器に水が少ない可能性もあります。水や空気の流れが悪く、トイレつまりが起きている、または起こりやすい状態です。

トイレの水を流すと「コポコポ」と音がする

トイレの水を流して「コポコポ」と音がする場合はトイレつまりの症状または前兆です。音がする場所により、原因が違う可能性があります。

  • タンク
  • 便器
  • 便器の下

タンクから音がすれば、便器までの経路のどこかでトラブルが発生しているでしょう。

 

便器から音がすれば水流を妨げ、音が出ている可能性があります。便器の下から音が聞こえる場合は、排水管が原因として考えられます。

トイレつまりの主な原因4つ


トイレつまりには何らかの原因があります。主な原因4つをまとめたので、心当たりがある方は今後注意しましょう。

トイレつまりの主な原因1:便器内に異物を落とした

トイレつまりが起こりやすいのは、次の2ヶ所です。

  1. せき
  2. 排水路の手前

「せき」とは、排水路の狭くカーブしている部分です。異物がカーブを上れずにトイレつまりの原因になる場合があります。

 

排水路の手前にはくぼみがあり、こちらも異物がつまりやすい場所です。

 

トイレは基本的にトイレットペーパーのみを使用します。トイレに流せない異物を流すと、高確率でトイレつまりが起こります。

 

以下は便器に落としやすい異物です。

  • ティッシュペーパー
  • ハンカチ
  • おむつ
  • 生理用品
  • 尿漏れパッド・尿漏れシート
  • スマホ
  • おもちゃ

落とすとせきや排水路の手前で引っかかり、トイレつまりの原因になりやすいため注意しましょう。

トイレつまりの主な原因2:大量のトイレットペーパーやシート類を流した

トイレは基本的に排泄物とトイレットペーパーだけを流します。

 

しかし、大量にトイレットペーパーを流すとせき排水路などで詰まる可能性が高まります。

 

「流せる〇〇」「トイレに流せる」とうたっているシート類も大量に流すとトイレつまりの原因になりやすく、注意が必要です。

 

トイレットペーパーやシート類が原因のトイレつまりは非常に多いため、大量に流す習慣がある方は改善しましょう。

トイレつまりの原因3:トイレを流すときの水流が弱い

水流が弱いと大便やトイレットペーパーなどがうまく流れず、トイレつまりの原因につながります。

 

以下を行っていると水流が弱くなりやすいため、控えましょう。

  • 常に「小」で流す
  • タンクにペットボトルなどを入れ、節水対策をしている

タンクにペットボトルなどの節水用品を入れているとタンクに引っかかり、別のトラブルを招く恐れもあります。

トイレつまりの原因4:便器の奥に尿石が溜まっている

トイレつまりが起こり悪臭がしている場合は、尿石が溜まっている可能性があります。

 

尿石とは、尿に含まれる尿素やタンパク質などが変質し、固形化したものです。トイレの床、便器や排水管などに付着します。

 

尿石を放置すると蓄積し、トイレつまりの原因になる場合もあります。トイレ掃除を怠ると尿石が溜まりやすいため、気を付けましょう。

自分で直せるトイレつまりの原因


トイレつまりの原因は、自分で直せるものと専門業者に修理を任せた方が良いものがあります。

自分で直せるトイレつまりの原因は次のとおりです。

トイレに流せるものが詰まっている

トイレは、排泄物とトイレットペーパーを流すことを想定しています。

 

本来流れるものが流れないことが原因でトイレつまりが発生している場合、自分で直せる可能性が高いでしょう。

 

放置すると解消される場合もあります。以下は放置時間の目安です。

  • 大便やトイレットペーパー:2~3時間ほど
  • 流せるシート類:半日~一晩ほど

放置して直らないときは、後でご紹介する方法をお試しください。

トイレの水流が弱い・悪い

水流が弱い・悪いためにトイレつまりが起きている場合は、タンク内を確認しましょう。

 

水位が下がっているときはタンク内の水量を調節し、水流を増やしてください。

 

水を足してもなかなか水流が増えなければ、

  • フロートバルブ
  • ボールタップ

を確認しましょう。

 

フロートバルブは、レバーと鎖でつながっているゴム製の栓のことです。フロートバルブの破損や劣化により、水流が増えないケースがあります。

 

ボールタップはタンク内にある、球体の浮き玉が付いている部品です。浮き玉が破損すると適切な水位まで水が溜まらず、水流が弱くなります。

 

もし水位が正常で水流が弱い場合は、便器の奥でトイレつまりが生じている可能性があります。トイレットペーパーやシート類が原因なら、後ほど紹介する直し方を実践してみてください。

トイレの水が少しずつ引く

便器の水が少しずつ引く場合、何かが詰まっているものの水は通っている状態です。

 

トイレつまりの症状としては軽度で、自分で直せる可能性があります。

便器の奥に尿石が蓄積

尿石が蓄積すると、排水管にも少しずつ溜まり重度のトイレつまりが発生する恐れもあります。特に小便器タイプのトイレは尿石でつまりやすく、注意が必要です。

 

尿石が原因のトイレつまりも、自分で直せる可能性があります。

 

尿石の除去は、酸素系の洗剤が効果的です。具体的な直し方は後ほどお伝えします。

自分では直せないトイレつまりの原因

  • 排泄物
  • トイレットペーパー
  • 流せるシート類

これら以外の異物が原因でトイレつまりが発生した場合、専門業者にすぐ相談しましょう。

 

ラバーカップを使ったり、むやみに水を流したりすると、状況が悪化してトラブルが拡大するかもしれません。

 

自分で取れる範囲に異物が落ちた際、ゴム手袋やワイヤーブラシなどで取り出せる場合もありますがくれぐれも無理はしないでください。さらに奥へ異物が入り込む恐れもあります。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

自分で直せるトイレつまりの原因の直し方8選

自分で直せるトイレつまりの原因に該当する場合は、以下の方法で直してみましょう。

トイレつまりを直す前の準備

トイレつまりを直す前に、以下の準備を済ませましょう。

【用意するもの】

用意するものイラスト

  • ゴム手袋
  • ビニール袋や新聞紙
  • バケツや灯油ポンプ
  • ぞうきん

止水栓のタイプによっては、マイナスドライバーの用意も必要です。

【準備すること】

  1. 電源プラグを抜く
  2. 止水栓を閉める
  3. 床にビニール袋や新聞紙を敷く
  4. 便器の水位が高ければ、水をくみ出す

電源プラグを濡れた手で抜くと、感電する恐れがあります。非常に危険なためゴム手袋を装着して作業し、水が触れないように注意してください。

 

止水栓はトイレの床または壁にあり、時計回りで閉まります。手で回すタイプと、マイナスドライバーで回すタイプが主流です。

 

トイレつまりを直す際、水や排泄物がはねて汚れるかもしれません。床にビニール袋や新聞紙などを敷き、防ぎましょう。

 

便器の水位が高い場合は、バケツや灯油ポンプなどで水をくみ出してください。

トイレつまりの直し方1:トイレにバケツで水で流す

直し方1〜5は、大便やトイレットペーパー、シート類が原因でトイレつまりが発生したときの直し方です。

 

水を流す方法は、とても手軽に試せます。水の流れや水圧を利用して、トイレつまりを直す方法です。

【トイレつまりをバケツに入れた水で直す手順】

  1. バケツに水を入れ、高い位置から排水口に向かって流す。
  2. スムーズに水が流れ、水位が戻るまで数回水を流す。

バケツで一気に水を流さずに、約1~2cmの細い幅の水を流すのがコツです。

トイレつまりの直し方2:お湯をトイレに流す

トイレットペーパーやシート類など、本来流れるものが流れないのが原因でトイレつまりが起きたときにおすすめの直し方です。

【トイレつまりをお湯を使って直す手順】

  1. バケツでお湯を数回流す。
  2. 1時間ほど放置する。
  3. 放置後はバケツで水を流し、水位が戻るか確認する。

お湯はぬるま湯程度にしましょう。ぬるま湯の目安は40~60℃です。お湯を沸かして泡が立ち始め、湯気が少し出たくらいのお湯を使いましょう。

 

便器は陶器でできているものが大半で、熱湯を流すと破損する恐れがあります。70℃を超えるような熱湯は絶対に流さないでください。

トイレつまりの直し方3:重曹とクエン酸(お酢)で直す

重曹とクエン酸を混ぜると泡が出て、汚れが浮きます。この効果を利用し、トイレつまりを解消します。

 

炭酸ガスが発生するため必ず換気を行って作業してください。トイレの換気扇を回し、部屋のドアや窓を開けましょう。換気を怠ると体調を崩す可能性があります。

【用意するもの】

  • 重曹:計量カップ1/4(50ml)
  • クエン酸(または酢):計量カップ1/2(100ml)
  • 50~60℃のぬるま湯:便器の半分程度

【トイレつまりを重曹とクエン酸で直す手順】

  1. 便器の水溜りに重曹をかける。
  2. 重曹と同じく、クエン酸(お酢)も水溜りにかける。
  3. ぬるま湯を入れる。
  4. 泡立ったら、そのまま1時間ほど放置する。
  5. 放置後はバケツで水を流し、排水するか確認する。

クエン酸はお酢でも代用ができます。クエン酸がない方は料理用のお酢を代用してみましょう。

トイレつまりの直し方4:ラバーカップ(すっぽん)で直す

ラバーカップを使うのは、トイレつまりを直す一般的な方法です。ラバーカップは「吸引カップ」「すっぽん」などとも呼ばれます。

 

ラバーカップは以下の3種類があります。トイレに適したラバーカップを選びましょう。

  • 和式トイレ用:カップ部分が半円状で、底が平ら
  • 洋式トイレ用:底に出っ張りがある
  • 節水型トイレ用:帽子のようなツバが付いている

ビニール袋に穴を開け、ラバーカップの柄を穴に通して使うと、汚れを防げます。その際に使うビニール袋で便器を覆いましょう。

【トイレつまりをラバーカップ(すっぽん)で直す手順】

  1. カップ全体が水に浸かるように、便器内の水位を調整する。
  2. カップの底を排水口に密着させる。
  3. ラバーカップをゆっくりと押し込んだ後、勢いよく引く。排水されるまで繰り返す。
  4. バケツで水を流し、排水するか確かめる。

ラバーカップで直すときのポイントは、押すのではなく一気に勢いよく引くことです。強引に押し込まないように注意しましょう。

 

⇒ラバーカップ(すっぽん)を使った直し方を詳しく見る

トイレつまりの直し方5:ビニール袋で直す

ビニール袋を使い、ラバーカップと同じ原理で直す方法です。

 

手が小さい方や大きい方は拳が排水口に密着しにくいため、他の対処法を試しましょう。

【用意するもの】

【トイレつまりをビニール袋で直す手順】

  1. ゴム手袋を手にはめて、さらにビニール袋を2枚重ねる。
  2. 拳を排水口に押し込み、密着させる。
  3. ラバーカップと同じように拳を押し引きする。排水されるまで繰り返す。
  4. バケツで水を流し、スムーズに排水されるか確認する。

ビニール袋がトイレつまりの原因にならないように、片方の手でビニール袋をつかんで作業しましょう。

トイレつまりの直し方6:ワイヤーブラシを使う

ワイヤーブラシは生理用品やおむつなど、水に流れないものが原因でつまったときに役立ちます。「ワイヤー式トイレクリーナー」「パイプクリーナー」とも呼ばれます。

 

ただし、ワイヤーブラシは扱いが難しいため、うまく使えない場合は作業を中止しましょう。

【トイレつまりをワイヤーブラシで直す手順】

  1. 排水口にワイヤーブラシの先端を入れ、ハンドルを回して押し下げる。
  2. 先端が異物に当たり、それ以上奥に進まなくなったら、ハンドルを回す。先端に異物を引っかけて、取り出す。
  3. バケツで水を流し、排水されるか確認する。

トイレつまりの直し方7:針金ハンガーで直す

針金ハンガーもワイヤーブラシの代用として使うことができ、生理用品やおむつなどが原因のトイレつまりに効果的です。

 

固いハンガーは排水口に入りにくいので、曲げやすい柔らかいハンガーを使用しましょう。

【トイレつまりを針金ハンガーで直す手順】

  1. ハンガーの取っ手付近をペンチで切る。
  2. 排水口に入れる側の先端を曲げ、釣り針状にする。
  3. 先端を排水口に入れ、異物を引っかけて取り出す。
  4. バケツなどで水を流し、排水されるか確認する。

ハンガーに異物が引っかからないときは作業を中止してください。強引にハンガーを押し込むと破損し、トイレつまりが悪化する恐れがあります。

トイレつまりの直し方8:洗剤で直す

尿石が原因でトイレつまりが発生したときは洗剤で直せる可能性があります。

 

尿石はアルカリ性のため、酸性の洗剤を選びましょう。「デオライトL」は尿石を除去できる酸性洗剤で、一般の方でも購入できます。

 

ここでは、尿石が溜まりやすい男性用小便器をデオライトLで直す方法をご紹介します。

【トイレつまりをデオライトLで直す手順】

  1. 小便器内の水をくみ出す。
  2. 小便器の目皿を取り外し、デオライトLで浸す。
  3. 5分間浸した後、目皿をブラシで磨き、尿石を除去する。
  4. 小便器にデオライトLを250ml入れ、15分放置する。
  5. 15分経ったらバケツなどで水を流し、排水されるか確認する。
  6. 尿石が大量に蓄積している場合は、1~5を繰り返す。

小便器の目皿は割れやすいためくれぐれも取り扱いには注意してください。

 

デオライトLは強力な洗剤のため、使用後はアルカリ性洗剤の「ピーピースカット」で中和することをおすすめします。直し方5の後、デオライトLと同量のピーピースカットを入れてください。

 

ただし、酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜると有毒ガスが発生します。説明書に従い、用法を守って使用しましょう。

トイレつまりを放置すると起きるトラブル


トイレつまりの原因が判明したら、早めに対処しましょう。

もしトイレつまりを放置すると、次のトラブルが起きる可能性があります。

トイレが故障する

トイレつまりを放置してしまうと、以下のようにトイレが故障する恐れがあります。

  • 便器から水が溢れる
  • 便器の電気系統に水が触れ、故障する
  • 排水口や排水管に傷が付く
  • 便器が破損する

「大したことはないトイレつまりだから、そのうち直るだろう」と甘く見ていると、トイレが故障するかもしれません。

 

自分で直せない場合は専門業者へ相談しましょう。

トイレの排水管から下水が逆流する

トイレつまりの放置で排水管から汚水や排泄物が逆流する恐れもあります。

 

トイレの床や壁に汚水が染み込んでしまうと不衛生な上、掃除も原状回復も非常に大変です。最悪の場合には、漏電の可能性もあるでしょう。

 

排水した水が排水管1本に合流する部屋は、排水管のつまりがトイレつまりの原因になっているケースもあります。その際はトイレ以外から水を流しても下水が逆流し、洗面所やキッチンなどが利用できなくなるかもしれません。

近隣に悪影響を与える

マンションやアパートのトイレつまりを放置すると水が溢れて床に水が染み込み、下の階にトラブルが拡大する可能性があります。

 

集合住宅はトイレの配管を共有しているので、1部屋のトイレつまりが発端で他の部屋もトイレつまりが起こる恐れもあり、注意が必要です。

 

もしトイレつまりで近隣に悪影響を与えると、高額請求される場合もあります。トイレつまりが軽度なうちに直しましょう。

トイレつまりを未然に予防する方法

トイレつまりが発生しないように、日頃から原因につながる行為を控えることが大切です。

 

以下を意識し、トイレつまりを予防しましょう。

トイレットペーパーを大量に使用しない

トイレットペーパーを一気にたくさん流すと、トイレつまりが起こる可能性は高まります。トイレットペーパーを大量に使う習慣がある方は、控えましょう。

 

一度に流せるトイレットペーパーの量は、以下を目安にしてみてください。

  • レバーの「大」:シングルは10mまで、ダブルは5mまで
  • レバーの「小」:シングルは3mまで、ダブルは1.5mまで

排泄後に拭き足りないときは、一気にトイレットペーパーを使わず一度水を流してから拭きましょう。

 

もしダブルのトイレットペーパーを使ってトイレつまりが頻発する場合は、シングルに変えてみるのもおすすめです。

トイレットペーパー以外は流さない

シート類も、大量に流すとトイレつまりが発生しやすくなります。

 

注意したいのは、流せるタイプのお掃除シートです。お掃除シートはトイレットペーパーよりも分厚いものが多く、流すとトイレつまりの原因になることがあります。

 

また、ホコリや髪の毛などがたくさん付着しているお掃除シートを流すとトイレつまりを招くかもしれません。トイレには流さず、ゴミとして処分しましょう。

 

トイレつまりを予防するなら、トイレットペーパー以外は流さないでください。

トイレで子どもが遊ばないように対策する

トイレで子どもが遊んでいると、おもちゃや文房具などを便器に落としてトイレつまりの原因になる可能性があります。

 

また、トイレは雑菌が多く、便器を手で触ったり、汚水で遊んだりするのは不衛生です。

 

しかし、注意しても理解できず、トイレで遊んでしまうお子様もいるかもしれません。

 

以下のような対策を行い、トイレつまりにつながる行動を減らしましょう。

  • トイレに鍵をかける
  • トイレに「子どもが入った」と気づくように、ドアベルを設置
  • トイレ内に極力ものを置かない

定期的にトイレ掃除をする

尿石をはじめ、トイレの汚れが原因でつまるケースもあります。定期的にトイレ掃除を行い、トイレつまりを予防しましょう。

 

トイレに汚れによって使う洗剤の種類は異なります。

  • 酸素系のトイレ用洗剤:水垢、黄ばみ、尿石
  • 塩素系のトイレ用洗剤:カビ、黒ずみ

ただし、酸素系と塩素系の洗剤を混ぜると、有毒ガスが発生します。異なる種類の洗剤を同時に使うのは絶対にやめてください。異なる種類の洗剤を使いたいときは、日を改めましょう。

 

なお、尿石を自分で取り除けないときは、専門業者に除去を依頼してください。トイレつまりの原因になります。

トイレつまりの原因が分からないときは

トイレつまりの原因が分かったら、早めに対処することが重要です。排泄物やトイレットペーパー、シート類、尿石が原因であれば自分で直せる可能性があります。

 

自分で直せないトイレつまりは、なるべく早く専門業者に修理を依頼しましょう。トイレつまりの原因が分からないときも、専門業者に相談してください。

 

私たちクリーンライフでもトイレつまりのご相談を24時間365日受け付けております。

 

最短30分で駆けつけ、出張費やお見積もりは無料です。原因に心当たりがないトイレつまりも、ぜひお気軽にご相談ください。

 

⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる

2021.07.15
2021.11.11
水道トラブル
ならなんでも
クリーンライフご相談ください
水道のトラブルはなんでもご相談ください。水漏れやつまり、部品交換修理などクリーンライフでは水道に関わるあらゆるトラブルを解決いたします。漏水場所が判明しない場合でも水漏れ箇所の特定からご対応することが可能です。お困りごとがありましたら是非クリーンライフにご相談ください。
お電話1本
駆けつけます!
13:25 現在、お電話いただけましたら即日修理対応可能です!
24時間・365日対応
お見積無料
0120-423-152

\ 24時間・365日対応・出張お見積無料 /

0120-423-152

\最短30秒でご返信/

\専門スタッフが即対応!/