タカラスタンダードのトイレの故障について悩んでいませんか?
トイレの簡単なつまりなどは自身で対処もできますが、メーカーが判明しているなら、メーカーに直接依頼するのも一つの方法です。
そこで今回は、タカラスタンダードトイレの修理方法について解説します。
- タカラスタンダードに連絡するべきなのか
- タカラスタンダードに依頼する方法
- 自身で修理は可能なのか
- 一般のトイレ修理業者に依頼しても大丈夫なのか
それぞれについて解説していくので、タカラスタンダードのトイレをお使いの方は、ぜひ参考にしてください。
タカラスタンダードトイレの特徴
修理を行う前に、タカラスタンダードトイレの特徴を知っておきましょう。
タカラスタンダードの特徴は、修理・清掃のしやすさにもつながっているのです。
主な特徴は、以下の5つ。
- フロントスリム…便器の手前が薄く、使用後の垂れ汚れがない
- 全周フチなし…トイレのフチがないため、フチ裏掃除いらず
- ホーロークリーントイレパネル…トイレから壁面までホーロー。汚れやニオイに強い素材なので、掃除が簡単
- Gコート…便器表面がコーティングされており、汚れがこびりつきにくい
- スクリュー洗浄…少量の水で効率よく便器内の汚れを落とす
タカラスタンダードのトイレは、とてもお手入れを楽に行えます。
日々の掃除であれば、ストレスを感じることは少ないでしょう。
以下では、タカラスタンダードトイレのいくつかのモデルを紹介します。
タカラスタンダードの各モデル
タカラスタンダードトイレの主なモデルは、ティモニシリーズです。
全4モデルを、それぞれ見ていきましょう。
モデル | 特徴 |
ティモニUシリーズ | ロータンク型・タンク式トイレ業界最小クラス |
ティモニFシリーズ | 機能性が高い・節水性が高い |
ティモニCシリーズ | 収納一体型・節水性が高い |
ティモニBシリーズ | 低価格 |
価格は5~22万円と、モデルによって大きく異なります。
ただし、どのモデルを選んだからといって、故障しにくいということはありません。
タカラスタンダードトイレの修理依頼方法
タカラスタンダードのトイレを、直接メーカーに依頼する方法を解説します。
タカラスタンダードでは、公式サイトから修理の依頼を行えるので、それぞれの方法を参考にしてください。
また、メールや電話、部品のみの交換依頼など、状況に合わせた依頼が可能。
修理依頼先に困ったら、まずはメーカー公式サイトを確認すると良いでしょう。
WEB修理依頼
WEBでの修理依頼は、依頼後に担当者から電話で連絡が入ります。
しかし、WEBから修理依頼を行うためには会員登録が必要です。
いざというときのために、事前に会員登録しておきましょう。
会員登録の手順は、以下の通りです。
- 公式サイトから新規登録
- メールアドレスを入力
- メールアドレス宛に届いたURLから手順に沿って本登録
ログイン後は以下の手順で修理のお申込みを行います。
- 公式サイトからログイン
- マイページから「修理お申込み」
- お申込み内容の確認・受付・手配
手順は以上です。
後は、手配した日時にメーカーの修理業者がお家まで来てくれます。
電話での修理依頼
電話で修理依頼を行う際は、事前に伝える情報をまとめておきましょう。
事前に用意しておくと、電話の担当がスムーズになります。
伝えるべき内容は、以下の4つです。
- 製品品番
- 症状
- ご購入年月日
- お名前・ご住所・電話番号
それぞれを用意したら、以下の電話番号へ連絡してください。
電話番号 | 0120-557-910 |
受付時間 | 9:00~17:00 |
休業日 | 土日祝・夏季・年末年始 |
部品の依頼
消耗品や交換部品なども、メーカーのサイトから購入できます。
トイレ部品では、トイレ本体の便座クッションや脱臭フィルター、マグネット収納などが販売されています。
オンラインショップで購入できない部品については、電話で依頼しましょう。
電話で伝える内容 | ・製品品番 ・ご購入年月日 ・お名前・ご住所・電話番号 |
電話番号 | 0120-557-910 |
受付時間 | 9:00~17:00 |
休業日 | 土日祝・夏季・年末年始 |
製品品番の調べ方
製品品番は、トイレ本体にシールで貼ってあるので、事前に確認してください。
トイレ修理や部品交換する際には、製品品番が必要になるからです。
代表的なシールの位置は、以下の通り。
- トイレタンク
- 便座
- 便器
- トイレ蓋の裏側
基本的には、いずれかの部分に製品品番のシールが貼ってあります。
ただし、品番シールが貼ってない商品や、品番表示のない商品もあるので、その場合は電話で問い合わせしてください。
タカラスタンダードがすすめるメンテナンススケジュール
タカラスタンダードでは、長くトイレを使用してもらうため、参考となるメンテナンススケジュールを記載しています。
以下の表を参考に、定期的なメンテナンスを行いましょう。
~5年 | ~10年 | ~15年 | |
便器・タンク | ・止水栓の調整※ ・ストレーナーの点検※ ・タンク排水弁の交換 ・レバーハンドルの交換 |
・止水栓の調整※ ・ストレーナーの点検※ ・タンク排水弁の交換 ・レバーハンドルの交換 |
トイレ本体の取り替え |
温水洗浄便座タンク | ・リモコンの電池交換※ ・リモコン本体の交換※ ・脱臭フィルターの点検※ ・脱臭フィルターの交換 ・洗浄ノズルの交換 |
・取り替え ・リモコンの電池交換※ ・リモコン本体の交換※ ・脱臭フィルターの点検※ ・脱臭フィルターの交換 ・洗浄ノズルの交換 |
トイレ本体の取り替え |
引用元:タカラスタンダード公式
※印は自身で交換・点検
タカラスタンダードトイレのトラブル別修理方法
タカラスタンダードで修理を依頼する際の、修理方法や参考料金を解説します。
自身で行える方法もあるので、料金と照らし合わせながら、依頼するべきかどうか検討してみましょう。
トイレのトラブル | 修理方法 | 参考料金 |
手洗い水が止まらない | 1.止水栓を閉める 2.トイレタンク内に異物や部品の破損がないかチェック 3.水位をチェック 水位が高い場合は浮き球を持ちあげて調整・ボールタップの交換 水位が低い場合は、鎖とフロートバブル・レバーハンドルの交換 |
8,000~10,000円 |
水が流れない | 1.トイレタンクのフタをあけて水位を確認 水位が高い場合は、便器のつまりを取り除く 水位が低い場合は、水位を調整 |
8,000~11,000円 |
便器に水が溜まらない | 1.止水栓を閉める 2.止水栓のフィルターを取り外して掃除 3.フィルターを戻して止水栓を調整 |
8,000~13,000円 |
給水管からの水漏れ | 1.止水栓を閉める 2.結合部分のゆるみを直す・給水管のパッキン交換 |
10,000~12,000円 |
止水管からの水漏れ | 1.止水栓を閉める 2.結合部分のゆるみを直す・止水栓のパッキン交換 |
10,000~12,000円 |
便器とタンクの間からの水漏れ | 1.止水栓を閉める 2.トイレタンクのフタを開けて樹脂カバーの上の水を確認 3.樹脂カバーに水が溜まっている場合は整流スポンジの交換 |
10,000~12,000円 |
洗浄ノズルからの水漏れ | – | 13,000~25,000円 |
便器のひび割れ | – | 30,000~50,000円 |
トイレのつまり | – | 5,000~20,000円 |
※修理方法が記載されていないものに関しては、度合いによって修理方法が異なります。
どのようなトラブルも度合いによって異なりますが、軽度の故障で5,000円、重度の故障の場合は50,000円ほどかかると覚えておきましょう。
タカラスタンダードのトイレ修理を業者に依頼する場合
タカラスタンダードのトイレ修理は、メーカーに依頼せず、一般のトイレ修理業者でも可能です。
一概にどちらに依頼するべきという明確な定義はありませんが、それぞれの特徴を比較すると、以下のようになります。
項目 | タカラスタンダードに修理依頼する場合 | トイレ修理業者 |
修理受付時間 | 9:00~17:00(電話の場合) | 24時間(業者によって異なる) |
休業日 | 土日祝・夏季・年末年始 | 365日対応(業者によって異なる) |
修理までの速度 | 訪問までに数日かかる(時期によって異なる) | 即日対応(時期・業者によって異なる) |
修理料金 | 比較的高い | 比較的安い |
部品交換 | 生産終了していなければすぐに対応可能 | 取り寄せ必要になる場合がある |
部品交換に関しては、メーカーに修理を依頼する方がメリットです。
しかし、対応の速さに関しては一般の修理業者の方がおすすめと言えます。
トイレ修理業者であれば、業者によって異なるものの、基本的には24時間365日、即日対応可能。
深夜や年末年始など、急にトイレが故障した際にも頼れます。
業者のトイレ修理料金の目安
業者にトイレの修理料金を依頼した際の、目安料金を紹介します。
ただし、修理料金に関しては業者によって異なるため、今回は「クリーンライフ」の料金を参考にしてください。
作業内容 | 料金目安 |
軽度のトイレつまり | 5,500円~ |
重度のトイレつまり | 16,500円~ |
トイレの水漏れ | 3,300円~ |
部品交換 | 8,800円~ |
薬品洗浄 | 8,800円~ |
洋式トイレ脱着工事費 | 33,000円 |
ウォシュレットの取替え・取り付け・脱着 | 16,500円 |
便器の交換 | 33,000円 |
※上記は目安の修理料金です。状況や部品の種類などにより料金は異なります。
具体的な見積もりに関しては、スタッフが直接現場へ伺ってから見積もりを提示します(見積もり無料)。
ラインやメールでの相談も行っているので、まずは一度相談してみましょう。
⇒クリーンライフにトイレ水漏れ・つまりトラブルの相談をしてみる
タカラスタンダードのトイレ修理を自身で行う方法
タカラスタンダードのトイレは、軽度の水漏れ、トイレのつまりであれば、自身での修理も可能です。
以下では、3つのトイレのトラブル解消方法を解説します。
- 水漏れ
- トイレのつまり
- 水が流れない
その他のトラブルや、自身で行っても改善されない場合は、業者に依頼してください。
まずは、トラブルに合わせて自身で対処してみましょう。
水漏れ
タカラスタンダードのトイレで水漏れが起こった場合は、まず止水栓を閉めましょう。
止水栓は、壁や床から出ている、給水管との接続部分付近に設置されています。
止水栓を閉めたら、トイレタンクの中を確認してください。
給水管・止水管からの水漏れの場合は、結合部分のゆるみを直しましょう。
他の部分であったり、改善しなかったりする場合は、部品の交換が必要なので、業者に依頼してください。
トイレのつまり
トイレのつまりは、ラバーカップを使用して対処しましょう。
ラバーカップは、100円均一で購入できます。
ラバーカップを使う手順は、以下の通りです。
- カップ部分を排水溝に密着させる
- ラバーカップをゆっくり押し込み、カップをへこませる
- ラバーカップを勢いよく引く
- 1~3を繰り返す
何度繰り返しても改善されない場合は、自身では改善できないつまりである可能性があります。
水が流れない
トイレの水が流れない場合は、まず、タンク内を確認してください。
タンク内に異物があったり、ゴムフロートがずれていたりする場合があります。
節水のためにタンク内にペットボトルなどを入れる方もいますが、基本的にタンク内に異物を入れるのはおすすめしません。
ゴムフロートの位置を戻しても改善されない場合は、部品交換の可能性があるので、業者に依頼しましょう。
自身で修理できない場合は業者に依頼
タカラスタンダードのトイレは、自身で対処できない場合があります。
とくに部品交換する場合は、自身ではどうしようもできないので、すぐ業者へ依頼しましょう。
また、タカラスタンダードの「ティモニUシリーズ(一体型タンク式)」と「ティモニCシリーズ(収納一体型)」に関しては、タンクを開ける作業が難しいです。
そのため、自身で無理に行おうとせず、業者に依頼した方が良いでしょう。
タカラスタンダードのトイレ修理は業者に依頼
タカラスタンダードのトイレは、基本的に業者に依頼することをおすすめします。
特殊な形状のトイレもあるため、自身では対処できない可能性があるからです。
ただし、タカラスタンダードに修理を依頼した場合、受付時間でなかったり訪問までに数日かかったりする場合があります。
そのため、すぐに修理したい場合は、メーカー外の業者への依頼も検討しましょう。
私たち「クリーンライフ」でも、タカラスタンダードのトイレ修理を承っています。
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タカラスタンダードのトイレトラブルでお悩みの際は、ぜひご相談ください。